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1. 市民に愛され続けて約90年。歴史を刻む「札幌市資料館」* 2. YCAM InterLab + 五十嵐 淳『コロガル公園 in ネイチャー supported by 札幌丸井三越』 子どもたちのハイテンションぶりが止まらない……! 3.4. 参加型プロジェクト「アート×ライフ」より、『とくいの銀行 札幌市開開拓資料館』の展示や『サッポロ・エホン・カイギ』ワークショップの様子。 (*写真提供:創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会) 歴史建造物で子どもが! 芸術家が! 愉快なアートで大騒ぎ!? 1926年に札幌控訴院(のちの札幌高等裁判所)として建てられた札幌市資料館。 特産の札幌軟石で築かれた貴重な建築にして、長らく札幌の人々から愛されてきたこの建物を舞台に、複数のプロジェクトが進行中だ。ここでは、そのいくつかをご紹介! まず、芸術祭ゲストディレクター 坂本龍一の発案で、この建造物を次世代の創造性を育む場所として活用すべく、アイデアを公募。『札幌市資料館 リノベーションアイデアコンペティション』の応募作品が展示されている。 そして、参加型プロジェクト「アート×ライフ」の一環として開催される、『とくいの銀行 札幌市開開拓資料館』。誰でも得意なことを “銀行” に預けて引き出せる『とくいの銀行』が、もし1869年の札幌に開業していたら……という想定のもと、『嫁入り玉葱ベーグル』(!)や『大友堀流しうどん』(!?)など、さまざまな “展示資料” を日々更新していく。 お子さま連れにオススメなのは、資料館の裏庭に設置された、『コロガル公園 in ネイチャー supported by 札幌丸井三越』。 マイクやLED照明などの仕掛けによって子どもたちの新しい遊び方を触発するインスタレーションとして、YCAM(山口情報芸術センター)で発表された “コロガル公園” の初の屋外バージョンだ。 遊び疲れたら、資料館1階の芸術祭公式『SIAFカフェ』でサンドイッチやソフトクリーム、コーヒーで休憩するのも◎。遊んでよし、アートでよし、コーヒー豆を煎って香りよし……!
Text:Keita Fukasawa
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