札幌へ! 最新アートを巡る夏──『札幌国際芸術祭2014』 | Numero TOKYO - Part 2
Art / Post

札幌へ! 最新アートを巡る夏
──『札幌国際芸術祭2014』

青空に抱かれた “アートの森” ! 札幌芸術の森美術館へ やってきました、『札幌国際芸術祭2014』! まず訪れるべき、いちばんの見どころは? と聞かれたなら、ずばり、芸術祭のテーマ「都市と自然」を体現した企画展示『都市と自然』がオススメ。 この展示は、札幌市中心部の「北海道立近代美術館」と、郊外の丘陵地に位置する「札幌芸術の森美術館」の2会場で開催。そのうち、あえて遠いほうからスタートしたい。 その理由は? 『Numero TOKYO』9月号(7/28発売)に掲載した、同芸術祭のゲストディレクター 坂本龍一の言葉(※1)を引用すれば、 「札幌は、約200万もの人口を擁する大都市であるにもかかわらず、豊かな自然に囲まれた、世界にも類を見ない街です。(中略)こうした点に立ち返りながら、札幌でしかなし得ない芸術祭のあり方を呈示できると考えています」 ずばり、豊かな自然に包まれながら、人の営み=アートと向き合うことのできる最高の舞台が、そこに用意されているから、なのでした。 ※1 坂本龍一は、芸術祭の開幕直前の7月10日に自身の病名を公表、治療に専念する旨を発表しました。坂本自身による期間中のイベント出演は中止となりましたが、この芸術祭がこれまで精魂を傾けてきた彼のディレクションの賜物であることに変わりはありません。

Text:Keita Fukasawa

Profile

深沢慶太(Keita Fukasawa) フリー編集者/ライター/『Numéro TOKYO』コントリビューティング・エディター。『STUDIO VOICE』編集部を経てフリーに。『Numéro TOKYO』創刊より編集に参加。雑誌や書籍、Webマガジンなどの編集・執筆、企業企画のコピーライティングやブランディングにも携わる。編集を手がけた書籍に、田名網敬一、篠原有司男ほかアーティストの作品集や、編集者9人のインタビュー集『記憶に残るブック&マガジン』(BNN)など。

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