Culture / Post
サカナクション 山口一郎が仕掛ける「NF」が提示する、未来の価値とは?
2015年11月6日、恵比寿のリキッドルームにて、山口一郎が主催するイベント「NF #02」が開催された。今回のテーマは「SEN」。クリエイティブの核として掲げられたこの言葉は、サカナクションの11枚目のシングルとしてリリースされた『新宝島』の歌詞にちなんで付けられたという。
そもそも「NF」とは、今年7月の「Night Fishing」を#0として、定期的に催されている音楽×ファッション×テクノロジーを融合した革新的なイベント。DJ、インスタレーション、トークショー、ワークショップなど、同じ会場の各エリアで同時多発的にセッションが行われる。その各エリアを観客が自由に行き来できる、まさに未来型フェスのようなもの。
そもそも「NF」とは、今年7月の「Night Fishing」を#0として、定期的に催されている音楽×ファッション×テクノロジーを融合した革新的なイベント。DJ、インスタレーション、トークショー、ワークショップなど、同じ会場の各エリアで同時多発的にセッションが行われる。その各エリアを観客が自由に行き来できる、まさに未来型フェスのようなもの。
舞台裏をオーディエンスに見せる「NF」の意義とは?
今回インスタレーションを披露したのは、スタイリストの三田真一、映像ディレクターの田中裕介、ライゾマティクスリサーチのプログラマー柳澤知明。『新宝島』のミュージックビデオ制作に関わり、これまでもサカナクションと数々のライブやクリエイションをともにして来たメンバー。「NF」全体を山口と一緒にディレクションしているのも彼ら。同じくライブで共演している和太鼓バンド、GOCOOが奏でる音を背景に「SEN」をイメージした新しいファッションの見せ方を提案した。
1時間に及んだインスタレーションの直後、その制作に関わった3名のスペシャリストにヌメロ・トウキョウのエディトリアル・ディレクター軍地彩弓が直撃。クリエイターが普段見せることのない“打ち合わせ”を観客の面前で行ったかのようなトークセッションが実現した。そこで語られた“裏話”をレポート。 山口一郎とともに実験を繰り返す、彼らが予測する音楽とファッションとテクノロジーの未来に迫る。