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Lifestyle Trip

ラグジュアリーにNYを満喫!
part2.最旬モード&アートな街歩き

ニューヨークは、仕事で訪れるばかりで、なかなかプライベートで旅行する機会がなかったというあなたに、ビジネスクラスで行く、ちょっと贅沢な大人のニューヨーク観光を提案。ブロードウェイミュージカルからディナークルーズ、ブルックリン散策に、もちろんグルメ、ファッションの最新スポットまで、王道だけど外せない、定番だけど意外に体験したことのなかったNYの歩き方。

感性を刺激してくれる、美術館の名企画展

メトロポリタン美術館「Heavenly Bodies」展へ

アートファンならずとも行っておきたいのが旅先での美術館。なかでも、NYには、建物の美しさ、規模感、コレクションの素晴らしさ、ユニークな企画展など、ありとあらゆる美術館が勢揃いしている。一回は訪れたことがある、といってもその時々に展示される企画展が面白いのだ。

なかでも、ファッション業界ではあまりにも有名なMET GALAでオープニングを飾る、5月から開催されている、メトロポリタン美術館のモードの企画展「Heavenly Bodies: Fashion and Catholic Imagination(天国の身体:ファッションとカトリックのイマジネーション)」は、この時期にNYに訪れたら必見。

ファッションデザイナーたちのクリエイションに度々、そして繰り返し登場するゴシックなモチーフ。カトリックにインスパイアされた豪華絢爛なドレスの数々が、宗教画や彫刻、煌びやかな宝飾品と調和しながら同一空間に展示されています。しかも、今回の目玉として、バチカン市国システィーナ礼拝堂が所蔵する、門外不出な、18世紀から20世紀の宝飾品や祭服もお目見えしているというからすごい。

Heavenly Bodies: Fashion and Catholic Imagination

会期/開催中〜2018年10月8日(月)
会場/Metropolitan Museum of Art(メトロポリタン美術館)
住所/1000 Fifth Ave. New York, NY 10028
TEL/212-535-7710
開館時間/10:00〜17:30(金・土曜〜21:00)
料金/一般$25
URL/www.metmuseum.org/exhibitions/listings/2018/heavenly-bodies




また、メトロポリタン美術館の別館「クロイスターズ美術館」でも展示は続いています。このクロイスターズ美術館は、マンハッタンの北端・ハドソン川を見下ろす小高い丘の上に位置し、NYにありながらまるでヨーロッパを思わせる趣のある佇まい。

実際に中世ヨーロッパの修道院を移設し、その時代に造られていた回廊、庭園を再現したという美しい建物はそこにいるだけで気分が上がる。時間と歴史の重みを感じさせる空間や美術品と、脈々と続く宗教の歴史にインスパイアされたファッションの調和は素晴らしく、ここを訪れずして、「Heavenly Bodies」展を見たとは言えません。ぜひ足を伸ばして欲しい名美術館です。

The Cloisters Museum and Gardens

住所/99 Margaret Corbin Dr, New York, NY10040
TEL/212-923-3700

元銀行の建物を生かした空間で見せる
ポップアップショップ「Totokaelo」

2015年にNYに進出した、シアトル発人気セレクトショップ「Totokaelo(トトカイヨ)」が、期間限定で2017年末に移転オープンした先が、壁を覆うグラフィティで有名な元銀行だったという歴史的建物。銀行のロビーだった1階には、Calvin Klein、Dries Van Notenなどのコレクションブランドから、コスメ、インテリアオブジェなどがゆったりとディスプレーされている。


そこから、地下1階に降りて見ると、ちょっと複雑に入り組んだ小部屋で構成され、天井にはむき出しになった配管、そして、二重、三重にもなった頑丈な金庫室の扉。扉の奥には、シューズコーナーが広がる。Maison Margiela、Vetements、Balenciagaから若手デザイナー、ストリート系のブランドを取り揃える。建物の構造に合わせたディスプレーを見るのも、ちょっとした探検気分で面白い。

Totokaelo

住所/190 Bowery,New York, NY10012
TEL/844-868-6523
営業時間/11:00〜19:00(日曜〜18:00)
URL/https://totokaelo.com/

人気インテリアデザイナーのセンスが詰まった新名所
「Roman and Williams GUILD」

「エースホテル」、「スタンダードホテル」のバーなど、NYでも話題のスポットのインテリアを多数手がけ、様々な時代やテイストのヴィンテージをミックスした物語のある空間演出に定評のあるローマン&ウィリアムス(Roman&Williams)。そんなデザイナーのロビン&スティーブン夫妻のオリジナルデザインの家具に加え、彼らがセレクトしたヴィンテージ、テーブルウェア、オブジェ、アートに、書籍までもが揃うマルチ・コンセプト・ストア「ローマン・アンド・ウィリアムス・ギルド(Roman and Williams GUILD)」が、2017年12月にソーホーにオープンした。


どれをとってもセンスのいいモノばかりで、帰りの荷物が重くなること覚悟で、自分へのお土産に買っていきたくなる。

店内には、エミリー・トンプソン(Emily Thompson)のフラワーショップや、人気シェフ、マリー・オード・ローズ(Marie-Aude Rose)によるフレンチスタイルのカフェ「ラ・メルスリー(La Mercerie)」も併設。焼きたてのクロワッサン、ガレット、煮込み料理、卵料理などを楽しめる。



Photos:Courtesy of Roman and Williams

Roman and Williams GUILD

住所/53 Howard St. New York, NYC 10013 
TEL/212-852-9099 
営業時間/10:00〜19:00
URL/https://rwguild.com

La Mercerie

TEL/212-852-9099
営業時間/9:00~22:00(~12:00は朝食メニュー)
URL/www.lamerceriecafe.com/
Courtesy of Roman and Williams

Gucciのクリエイティブなカルチャー発信地
「Gucci Wooster」

そして、NYに行ったら訪れようと思っていたのが、ソーホーのウースターストリートに、今年2018年5月にオープンした「グッチ(Gucci)」の新名所「グッチ ウースター(Gucci Wooster)」。グッチならではの、クリエイティブでボヘミアン的なスピリットを新たな方法で体験することができる最新のスペースだそうで、かつて70〜80年代にカルチャー発信地だったソーホー地区のアーティスティックな歴史と繋がる、クリエイティビティとイノベーションのハブ的な存在。

注目すべきは、インタラクティブなLEDウォールと、3D映像を視聴できるスクリーンを採用した映写コーナー。

まさに当時と現在を繋ぐ架け橋的なプロジェクトとして、80〜90年代のNYハーレムで人気を誇った伝説のデザイナー、ダッパー・ダン(Dapper Dan)とのコラボコレクションも私が訪問した5月末に先行販売していました。

Gucci Wooster

住所/63 Wooster St.New York,NY10012
TEL/+1 212 71 08 980
URL/www.gucci.com

ちょっと足を伸ばして、ブルックリンを散策へ

NY滞在中、1日はブルックリンは、ウィリアムズバーグへ。朝から張り切って出発して、まず最初の目的地は、朝食が人気の「egg」。その後は、ブラブラと街の雰囲気を楽しみながら、ウィンドーショッピング。巨大な古着屋から、インテリアショップ、レコードショップ、お土産にぴったりのおしゃれグルメチョコレート、ヘルシーアイスクリーム…今を感じさせるショップが目白押し。

特にお目当のショップやレストランがなくても十分楽しめる! 「食」「建築」などテーマに沿ったユニークなツアーをリクエストに合わせて、カスタムしてくれる「Like a Local Tours 」を便利に活用するのも手です。

卵料理が評判!連日満員の朝食スポット
「egg」

1日中食べられる朝食メニューとオーナーが生まれ育ったアメリカ南部料理が中心の「エッグ」には、地元っ子はもちろん世界中から観光客が訪れる。

「品質にこだわった食材を責任をもって美味しく調理して提供する」をモットーに、卵はもちろん、野菜まで、「Farm-to-Table」のパイオニアとして、ほとんどの食材を地元の農園から仕入れている。アットホームな空間と良質な素材で作られる料理の家庭的で素朴な美味しさが、愛される秘訣。ちなみに東京・池袋に日本1号店も。

egg

住所/109 N 3rd St.Brooklyn, NY11249
TEL/718-302-5151
営業時間/7:00〜17:00(火曜〜15:00、土・日曜8:00〜17:00)
URL/www.eggrestaurant.com

ケンタッキーのおばあちゃんの味、BBQレストラン
「Mable’s Smoke House」


Pulled Pork Sandwich $12.95

ケンタッキー州オクラホマ出身の夫婦がブルックリンに移り住み、ホームパーティでもてなしていたというスモーク料理が近所で評判を呼び、2010年にレストランをオープン。5時間以上スモークした柔らかでジューシーなチキン、ビーフ、ポークといった香り豊かなお肉を、ケンタッキー州のおばあちゃん秘伝のバーベキューソースで味付け。シンプルだけど、どこか懐かしい家庭の味を求めて、地元っ子も通う。

Mable’s Smoke House

住所/44 Berry St. Brooklyn, NY11249
TEL/718-218-6655
営業時間/12:00〜(土・日曜11:00〜)
URL/www.mablessmokehouse.com/

ロンドン発レコードレーベルのショップ
「Rough Trade NYC」

過去にはザ・スミス、リバティーンズなどを輩出したUKロックを語る上では外せないレーベル「ラフトレード」のショップがブルックリンにも。膨大なアナログレコード、リバイバル中のカセットテープ、CDの他、写真集、ミュージシャンのツアーTシャツ、レーベルオリジナルグッズなども扱う。

店内にはカフェコーナーもあるので、音楽好きなら延々と物色してしまい、ついつい長居しそうな予感。さらに、ライブハウスも併設されているので、ホームページでライブスケジュールを要チェック!

Rough Trade NYC

住所/64 N 9th St, Brooklyn, NY11249
TEL/718-388-4111
営業時間/11:00〜23:00(日曜〜21:00)
URL/www.roughtradenyc.com/

他にはないユニークなフレーバーが話題のアイスクリーム
「Odd Fellows」

赤と白を基調にしたインテリアもポップで可愛いアイスクリームショップ「オッド・フェローズ(Odd Fellows)」。毎日、ショップ内のキッチンで作っているという新鮮なアイスクリームは、日々研究を重ねられた結果、クラシックなものから実験的な個性派フレーバーまで、地元の素材を生かした無添加。2013年のオープン以来、これまでに登場したフレーバーは300種にものぼるという。その中から、常時15種類がここブルックリンのショップには並ぶ。

「エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル」「サフラン・パッションフルーツ」「味噌チェリー」「グレープフルーツ・ハラペーニョ・ソルベ」など、他では味わえないようなラインナップがウリ。1日に少なくとも一つは、新しいフレーバーを追加しているというからすごい。マンハッタンにも、イーストヴィレッジとノリータにお店があり、さらにブルックリン内にも、ブシュウィック、ダンボにもオープン予定だとか。

Odd Fellows

住所/175 Kent Ave. Brooklyn, NY11249
TEL/347-599-0556
URL/www.oddfellowsnyc.com/

ブルックリン土産の定番!オーガニックにこだわった
「Mast Brothers Chocolate」

ブルックリンで、Rick & Michael Mast兄弟が立ち上げたチョコレートメーカー、その名も「マスト・ブラザーズ・チョコレート(Mast Brothers Chocolate)」。彼らのアパートからスタートし、今もブルックリンにあるショップ兼工場で作られる、ビーントゥバーは人気を集め、今やブルックリンだけでなく、気の利いたNY土産としても重宝されている。

タンザニア、ペルー、マダガスカル産のフェアトレードのカカオ豆から、ミルク、砂糖など全ての材料を徹底的にオーガニックにこだわっている。シグニチャーでもあるチョコレートバー($8〜)は、フレーバーによって異なるラッピングペーパーのグラフィックデザインもシンプルかつスタイリッシュ。

Mast Brothers Chocolate

住所/111 North 3rd St.Brooklyn,NY11211
TEL/718-388-2625
営業時間/11:00〜19:00
URL/mastbrothers.com

part1.一度は体験したい大人のNY観光

NY旅の拠点にしたいホテル「Parker New York」

ニューヨーク市観光局
URL/www.nycgo.com

Profile

佐々木真純(Masumi Sasaki)フィーチャー・ディレクター/ウェブ・コンテンツディレクター。大学在学中から編集プロダクションにて雑誌などに携わる。『流行通信』編集部に在籍した後、創刊メンバーとして『Numero TOKYO』に参加。ファッション、アート、音楽、映画、サブカルなど幅広いコンテンツを手がける何でも屋。操上和美が撮影する「男の利き手」や「東信のフラワーアート」の担当編集。ここ数年の趣味は山登りで、得意芸の“カラオケ”は編集部名物。自宅エクササイズ器具に目がない(なんならコレクター)。

Edit&Text:Masumi Sasaki Special Thanks:NYC & Company, United Airlines

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