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Fashion Post

NYの新名所「Gucci」のクリエイティブ発信地「Gucci Wooster」誕生!

Courtesy of Pablo Enriquez and Gucci
Courtesy of Pablo Enriquez and Gucci

5月6日、NYソーホー、ウースターストリート63番地に、「グッチ(GUCCI)」の新スペース「Gucci Wooster(グッチ ウースター)」がオープン。新作やコラボコレクションだけでなく、メゾンのクリエイティブでボヘミアン的なスピリットを新たな方法で体験できる。その気になる全貌とオープニングイベントの様子、駆けつけたセレブリティを一挙紹介!

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新拠点「Gucci Wooster」は、グッチの折衷主義的な、そしてクリエイティブでボヘミアン的なスピリットを新たな方法で体験することができる最新のスペースとして、2018年初めにフィレンツェの1337年に建てられた宮殿内にオープンし、フィレンツェならではの体験を提供する「グッチ ガーデン(Gucci Garden)」に続く、次なる発信地。アーティスティックな歴史と繋がる、クリエイティビティとイノベーションのハブ的な存在を目指しているという。

そもそも、NYのソーホーは、1970年代から80年代にかけて、音楽、映画、文学、ファッション、アートを自由に表現できる場として、かつて、ジャン=ミシェル・バスキア、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリング、ブロンディ…といった、さまざまなクリエイターたちが集う、まさにマンハッタンのカルチャーシーンの中心であり、クリエイティブの聖地だった。

Courtesy of Pablo Enriquez and Gucci
Courtesy of Pablo Enriquez and Gucci

900㎡を超える空間には、過去と現在を融合する、グッチらしさを反映したインテリアが広がり、ヴィンテージ感を残しながらも独自のビデオテクノロジーを導入。インタラクティブなLEDウォールに加えて、ショップ内に初めて、専用グラスをかけずに、3D映像を視聴できるスクリーンを採用した映写室を併設。シーズンごとのクリエイティブ・プロジェクトがお披露目される。


Instagram/@adam.csoka.keller

オープニング時は、ロンドンのアートマガジンで、国際アートフェアを主催する『Frieze』とのコラボにより制作された、ウー・ツァン(Wu Tsang)監督によるオリジナル長編映画とアダム・ツォカ・ケラー(Adam Csoka Keller)監督による短編を上映。これらは1988-1989年に世界中を席巻したエレクトロとレイヴカルチャーのムーブメント「The Second Summer of Love」30周年を記念して制作されたドキュメンタリーシリーズの一部。

また、店舗では、「グッチ」のウィメンズとメンズのウェア、ジュエリー、アクセサリー、グッチ デコール コレクションから限定アイテムが多数展開されるほか、新しいDIYプログラムの導入や、グッチとダッパー・ダンによるコレクションの第2フェーズを世界のどこよりも早く発表するなど、新しい試みが盛りだくさん。

そのこけら落としとして行われたオープニングイベントでは、そんな80年代のNYエネルギーやバイブスを今に置き換えたかのように、グッチゆかりのクリエイターをはじめ、アート、音楽、映画など各界のアーティストたちが駆けつけた。

さらに、ケータリングも、RubirosaThe OdeonNom Wah Tea ParlorIndochineといった、ソーホーやダウンタウンの人気レストランが手がけるなど随所にこだわりが。

Courtesy of BFA for Gucci
Courtesy of BFA for Gucci

Courtesy of BFA for Gucci

会場では、ブルックリンを拠点に活動するパンクバンド、サーフボート(Surfbort)のスペシャルパフォーマンス、ビョークのアルバムも手がけるアルカ(Arca)によるDJに加え、注目すべきは、70年代のモンドなポップグループ「Milk ‘N’ Cookies」の元ボーカルであり、90年代ポップハウスの代表的人物ジャスティン・ストラウス(Justin Strauss)をブッキング!
それもそのはず、空間全体のサウンドを、NYの80sクラブカルチャーを牽引し、マドンナの初期作品のプロデューサーを務めた、ジョン・“ジェリービーン”・ベニテスが担当。80年代にクラブ「Fun House」のレジテントDJを務めたように、音楽のプレイリストのキュレーションを手がけるという。

他にも、カルチャーを発信するというスピリットを同じくするアイコンたちと、時を超えたコラボレーションを展開していく。

そして、80年代カルチャーを色濃く感じさせる目玉企画のもうひとつ。アンディ・ウォーホルが創刊した伝説的雑誌『Interview』とタッグを組んで、かつてマドンナが表紙を飾った、マニア必携の、1985年12月の音楽特集号を数量限定で復刻。(イベント当日にゲストに配布されたという、羨ましい!)

Gucci_Interview_Mag_Cover
Gucci_Interview_Mag_Cover

Gucci_Interview_Mag_Madonna 1
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ソーホーのコミュニティを活性化するために、この特別号では、ソーホー地区の住人たちをフィーチャーした記事や、「Indochine」「The Odeon」「Raoulʼs」のレストラン、「SoHo Memory Project」「Housing Works」などの活動、アートの施設「New York Academy of Art」「The Drawing Center」「Judd Foundation」といったNYのダウンタウンを象徴するさまざまなスポットの広告を掲載。

また、80〜90年代はじめに、NYでカルト的な人気を誇った、ハーレム拠点のテイラー「ダッパー・ダン(Dapper Dan)」と「グッチ」のコラボコレクションも紹介!「Gucci Wooster」では、彼のアーカイブをヒントに、グッチのラグジュアリーな素材を用いて、得意のリメイクを施したという新作が世界先行で発表されるのだとか。

昔も今もクリエイティブに湧く街のパワーと、グッチのスピリットと融合した「Gucci Wooster」を、NYの行くべき新名所にプラスしたい。

Courtesy of Pablo Enriquez and Gucci
Courtesy of Pablo Enriquez and Gucci

Courtesy of Pablo Enriquez and Gucci

Gucci Wooster
住所/63 Wooster St,New York,NY10012,US
TEL/+1 212 71 08 980
URL/www.gucci.com
#GucciWooster

Text:Masumi Sasaki Photos:Courtesy of BFA for Gucci(guests)

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