北欧の“かわいい”に出会う旅! 4泊6日で行く夏のフィンランド | Numero TOKYO - Part 5
Culture / Lifestyle

北欧の“かわいい”に出会う旅! 4泊6日で行く夏のフィンランド

porvoo パステルカラーの小さな街ポルボーで過ごす、乙女の休日
porvoo パステルカラーの小さな街ポルボーで過ごす、乙女の休日

ポルボーの入り口にオープンした新スポット
ヘルシンキから車でおよそ50分。ポルボーの街の入り口にあるビストロ・シンは、国内でも話題の新しいレストラン。フィンランドならではのエコの精神がコンセプトで、地産地消に取り組む。ブランチはビュッフェ中心の日替わり(33€)。ディナーは3プレート(42€)と5プレート(56€)のコース。

Bistro Sinne
住所:Läntinen Aleksanterinkatu 1, Porvoo, Finland
Tel:+35810 3228 140
営業時間:11:00〜23:00(月-金)12:00〜24:00(土)
12:00〜17:00(日) ※季節によって変更
アクセス:ヘルシンキから車で約50分
HP:http://bistrosinne.fi/

古き良き北欧の街並が残る街、ポルボーへ
フィンランドには、歴史的な趣が残る中世都市が6つある。そのなかのひとつ、ヘルシンキから東に50km(カンピ駅からバスが運行)のところにある川沿いの街、ポルボー。18世紀に造られた住居地区で、800年もの長きにわたり、その景観が守られて来た希少な場所。古くは輸入品の倉庫として使われていた建物も、外観はそのままに現在は民家やカフェ、ショップとして使われており、街全体が観光地と化していて、気軽に散策できる。夏期のみしかオープンしていないお店も多いので、温かい季節に訪れて、のどかな1日を過ごして。

Porvoo
HP:www.visitporvoo.fi/

フィンランドとロシアを表現したレストランカフェ
ポルボーのカラフルにペイントされた木造の家屋は、そのインテリアひとつひとつも趣があり、メルヘンチックで可愛い。カフェヘルミの内装は2つの部屋に、それぞれ2つの“国”を表現したコーディネートがユニ―ク。部屋ごとに、18世紀のフィンランドとロシアが再現されており、色使いや家具、トルソーに飾られたファッションを対比して楽しむことができる。

Cafe Helmi
住所:Välikatu 7 06100 Porvoo
Tel:+358 19 581 437
営業時間:10:00〜18:00(月-金)11:00〜18:00(土)
11:00〜17:00(日) 
HP:www.cafehelmi.net/teejakahvihuone.html

とっても可愛い! レトロなトイショップ
小さなおもちゃ屋、リミッコ。入り口の王冠付きの椅子と、馬車をモチーフにした看板が目印。ショウウィンドーはムーミンの人形で飾られ、店内にも所狭しと北欧らしいおもちゃが並ぶ。レトロな人形や、木の車、ドールハウス、ミニチュア雑貨や、紙の着せ替え人形など、キッズ向けのアイテムがほとんどだが、インテリアとして飾っても可愛いものばかり。

Rimikko
住所:Mellangatan 8 06100 Borgå
Tel:+358 19 524 5711
営業時間:10:00〜17:00(月-金)10:00〜15:00(土)
定休日:日 
HP:www.riimikko.fi/

アートの歴史に触れられる美術館
街の中央にある広場に、オールド・タウン・ホールと呼ばれる大きな建物がある。ここはポルボーの歴史博物館。風景画や貴族の肖像がを中心とした芸術品、北欧デザインのアーカイブが展示されているほか、古き商家の暮らしを再現したインテリアなども紹介されている。入館料は6€。

Porvoo Museum, The Old Town Hall
住所:Raatihuoneenkatu 21 06100 Porvoo
Tel:+358 19 574 7500
開館時間:10:00〜16:00(水-土) 11:00〜16:00(日) ※冬季は12:00開館 定休日:月、火
HP:www.porvoonmuseo.fi/

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