地下鉄の港島線は金鍾駅で降り、意気揚々とB出口へ…
地上へ上がると、矢印が。
矢印の先にあるチケット売り場でバスの乗車券(うさんくさい)を10.6ドルで買って、
2階建てバスに乗り込む。
荒い運転、建物をすれすれで通り抜ける様子を、2階からハラハラ眺ていると
辿り着いた―――
Ocean Park…(BGMは壮大なカンジで)。
!!?
なんだこの生きものたちは!!???
いや…そう、こいつらが門番を務めるこここそが!!海洋公園こと、Ocean Parkです!!!!!!
おまえは何水かけられとんねん!!!!
1977年に開業し、17ヘクタール(ざっくり東京ドーム4個分くらい)いに及ぶ
広大な土地に繰り広げられる遊園地、水族館、パンダ園を含む
巨大エンターテイメントパークそれが!!!!
Ocean Parkです!!!!
さっそく1日チケット(280HK$)を購入し、門をくぐってみましょう!
まずは両側、おみやげ屋さんが軒を連ねます。
伝わんねー!!!
自分でもびっくりの写真チョイスです。
ごめんなさいね。はしゃぎすぎて。おみやげ店街を撮り忘れてしまいましたよ、わたしは。
代わりに撮ったものがデート中腹出しガイズだよ。
どうなってるんだ。このブログは。
おみやげ屋の前で呼び込みをする彼の笑顔に免じて許してください。
誰って…彼こそがオーシャンパークのメインキャラクター様ですぞ!!!
カワイイのか、カワイくないのか…奇天烈なのか、奇天烈じゃないのか…
オーシャンパークのキャラクターたちは、絶妙なバランスで保たれています!
その通りを越えて、わたしがまず足を運んだのは。
ザッツライト!水族館です!
不思議なカタチの建物のなかは、雰囲気がよく家族でもカップルでもたのしめる水族館です。
ですが…撮影には適しません。薄暗いうえに、魚たちが元気に泳ぎまくってるからです(あたりまえ)。
人も多いです。仕方がないので、心のシャッターを下ろしましょう。
ちなみに1つのアトラクションに1おみやげ屋というレベルでおみやげ屋があるので、
誘惑に弱い人・ちびっこと一緒の人は、ぜひ気を付けていただきたい。
次に行ったのは、水族館のおとなりにそびえる
ジャイアントパンダ園です!!!
正式名称は奇珍館、…奇珍館!!なんだかスゴいニュアンスです!!
早速入ってみましょう。
パンダ!!!!いや、休みの日のお父さん!!!???
このお客さんに見られていることを全く意に介さない、堂々たる姿!
まるでタンクトップにパンツ一丁で昼間からビール片手にテレビを見る休日のお父さんのよう。
あまりの我関せずのお姿に、感動です。
ちいさいことをウジウジ気にしている自分がバカらしくなります。
悩めるすべての現代人へ…。
彼を見習いましょう。
そしてゴールデンモンキーです。
なんか日本語では「ジャイアントパンダ園」と訳されてしまってるところあたりから、
この奇珍館におけるおさるさんたちの微妙な立場がうかがえます。
でもさっきのパンダ(父)よりはるかにこっちにサービスしてきてくれます。
近い!!!かわいい!
しかし…この表情は、サービスというか…
自分の檻に捕らわれる人生を悟りながら、諦めをもって見物してくる人間を高みから見下ろす
そんな表情でしょうか…(重い)
例によって、ここでもおみやげ屋さんがありますが、なにせこちらは動物界のアイドル・パンダがメインですから
先ほどより高い戦闘力を持っています。
どうかみんな財布と相談して、気を付けてくれ。
ちなみにわたしはこのパンダ園から出た時点で、3人の中国人から道を訊かれています。
なんなんだよ!どんだけわたしがオーシャンパークの達人に見えてるんだよ!君らは!!
もちろんオーシャンパークの達人ではないわたしは、
次にこのアトラクションに乗り込みます。
このときのわたしは、そのあと全く知らないところに出てしまうことなんて
知る由もないのであった。
つづく