田丸麻紀、美しさの理由「子どもの記憶にいい香りを」Hiroko.Kのビューティノート vol.2 | Numero TOKYO - Part 8
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田丸麻紀、美しさの理由「子どもの記憶にいい香りを」Hiroko.Kのビューティノート vol.2

beauty note by hiroko.k
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ボタニカルコスメブランド「Hiroko.K」をはじめ、ホテルやレストランの空間フレグランスのプロデューサーとして活躍するアーティスト、近藤 Hiroko がナビゲーターとなりマンスリーでお届けする連載。先月に引き続き、ゲストは公私ともにHirokoさんと交友がある女優・田丸麻紀。女性が美しくリラックスして過ごすためのティップ、後編をお届け。<田丸麻紀のモードな一面&自宅の香りをご紹介!
港町で生まれ育った感性
H「いつか一緒に旅したいねなんて話はしてるけど、まだ行けてはないわね」
M「モナコやニース、カンヌなど、好きな場所も似てますよね」
H「二人とも関西出身で、海に近いところで育ったっていうのもあるのかしら。海って言っても湘南ともまた違うのよね。海岸というより港町。モナコも近代的であるけど、ノスタルジックなところがあるのよね。東京は働く街。働くことにポジティブで、いい環境もあって、癒しの場もある。考えられている街よね。頭がアクティブになる。それと比べて関西は、私たちにとっては帰るところ、っていうのかしら」
M「気心的に落ち着くし、ほっとしたりもします。最近は国内を旅することも多くなりました。京都に行く度に今なお感動しています(笑)。子どもが産まれてそうはいかなくなりましたが、ちょっと前までは休みが取れたらひとりですぐに旅に出かけていましたね。旅すればするほど最近特に日本っていい国なんだって感じます。そしてまた、東京は便利な土地だなって」
H「実はいま“日本”を意識したクリエイションを改めて意識し始めているの。日本人の感性だから作ることができる香りを近日発表する予定!」
M「すごく気になります!」
H「またバランシングオイルのときみたいに、麻紀ちゃんらしい素直な意見を聞かせてね(笑)」
Photos : Akihito Igarashi Stylist:Mari Yohokoyama Hair & Make-up:Miyuki Watanabe  Beauty Director:Hisako Yamazaki Interview & Text:Shizuka Horikawa Edit:Yukiko Shinmura
田丸麻紀(たまる・まき)
1978年9月4日大阪府生まれ。1995年のデビュー以来、CMや多数のファッション誌の紙面を飾り、トップモデルとして活躍。2003年3月より女優としての活動を本格始動。2011年にはNHKの連続テレビ小説に『カーネーション』に出演。2015年ニューカレドニア観光親善大使に就任。 ブログはこちら! http://ameblo.jp/tamaru-maki/
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近藤 Hiroko(こんどう・ひろこ)
日本におけるオーガニックパフューマーの第一人者。Ecocert認証を取得するフレグランス&コスメティックブランド「Hiroko.K」を手がける。これまで、アロマテラピーアソシエイツを初めて日本に導入したほか、マンダリンオリエンタルホテルにて客室で提供する香りをプロデュースするなど、日本人の繊細な感性を活かし、和の心を「静と動」の香りで表現し、香水のあり方に革新をもたらし続けている。 情報はこちら! http://www.hiroko-k.com/
【田丸麻紀のモードな一面&自宅の香りをご紹介!】

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