沖縄カルチャーを大満喫するなら「OMO5沖縄那覇(おも) by 星野リゾート」へ! | Numero TOKYO
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沖縄カルチャーを大満喫するなら「OMO5沖縄那覇(おも) by 星野リゾート」へ!

星野リゾートが手がける都市ホテルブランド、OMO(おも)。これまでに大塚、京都(三条東寺)、小樽に宿泊してきましたが、今回は2021年5月にオープンした「OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート」へ。沖縄カルチャーをたっぷり体験してきました。

花ブロックをモチーフにしたデザインが館内に
花ブロックをモチーフにしたデザインが館内に

国際通りにも程近い抜群のロケーションにある「OMO5沖縄那覇」。コンセプトは「バザールって、ちむどんどん♬(=胸がどきどきわくわく)」。さまざまな文化が混ざり合い独自の発展をしてきた那覇の街全体をバザール(市場)と捉え、街の魅力を味わい尽くすプログラムを用意しています。

旅の情報収集はここで! リアルな情報が詰まった「ご近所マップ」

 

まずはホテルの施設からご案内。旅の計画を立てるのにはここ、OMOのパブリックスペース「OMOベース」で。街のことならなんでもお任せ!というスタッフによるおすすめスポットを記した「ご近所マップ」を参考に! 食からショッピングまで幅広く網羅されているので、うちなー気分で巡りたい!

2階には、宿泊者のみが利用できる「ゆんたくライブラリー」が。まったり寝転がれるソファーもあります。沖縄にまつわる本が約100冊置いてあったり、シーサーややむちんなど関連するアイテムを展示していたりと、沖縄カルチャーに触れることができます。

お腹が空いたら、朝食やスイーツ、ドリンクなどを提供する「OMOカフェ」へGO。沖縄のビールや泡盛セット、焼き菓子なども取り揃えてありました。

フレンチトースト(サラダ、スープ、ドリンク付き)¥1,250
フレンチトースト(サラダ、スープ、ドリンク付き)¥1,250

ピザトーストやクロックムッシュなど、5種類のメインプレートから選べる朝食。私はマンゴーをトッピングしたフレンチトーストをチョイスしました。とろける食感のマンゴーに、濃厚ソースがふんわりした生地に染み込んで、朝から幸せ。サラダとスープ、ドリンクもセットになっています。

トロピカルパフェ ¥500
トロピカルパフェ ¥500

あるときは、おやつにパフェをいただきました。島バナナとマンゴーのアイスにシュー生地をのせ、ローズマリーが香る爽やかな味。これがなんとうれしいワンコインなのです!! 宿泊者以外も利用できるので、立ち寄って休憩するのもおすすめ。

コンパクトだけれど機能的。快適な客室でくつろいで

やぐらルーム
やぐらルーム

お部屋は全部で3種類。畳の床なので、靴を脱いでホッと安らげる空間でもあります。やぐらルームは、中2階に二段ベッドのようになったやぐら寝台があり、定員4名なので仲間とわいわい修学旅行気分で過ごせそう。空間を活かしたスマートな収納や大きく取った窓など、快適に過ごせるような工夫があちこちに。

ダブルルーム
ダブルルーム

ツインルーム
ツインルーム

他にも、ダブルルームやツインルームを用意しています。

全室バス・トイレ別なのもポイント高し
全室バス・トイレ別なのもポイント高し

まだ見ぬ魅力を発見! OMOレンジャーと一緒に街歩きへ

さて、早速OMOの名物であるご近所ガイド OMOレンジャーとのアクティビティに出発です。いくつかのコースを用意しており、「裏国際通りさんぽ」、「スーパーマーケットレンジャー」、「那覇シーサーさんぽ」など楽しそうなツアーばかり。

私はすべて参加させていただきました(笑)。初日は、「裏国際通りさんぽ」へ! 国際通りは観光地としてよく行かれたことがある方も多いと思いますが、裏国際通りとはその裏手にあり、通りがいくつも迷路のように入り組んでいるディープな商店街のことを指しています。

むつみ橋商店街では、2階の水上店舗を案内してもらいました。戦後、市場が栄えたときに、ガーブ川という川の上にお店が作られた名残なのだそうです。こんなところ、知らないと来られません!

よく氾濫を起こしていたいう当時のガーブ川の写真と現在の用水路。街の歴史や成り立ちがわかると、一歩踏み込んだ理解ができますね。

松原屋製菓さんでは沖縄の伝統的なお菓子がずらり。

商店街のかなり奥まで歩き、ゴール付近の太平通り商店街まで来ました。昭和の面影が残るレトロな商店街で、ローカルの方たちで賑わっています。国際通りだけでなく、裏通りまで足を伸ばすことをおすすめします!

裏国際通りさんぽ
期間/通年(日曜をのぞく)
料金/無料
時間/16:00〜17:00
定員/6名(最小催行人数1名)
対象/宿泊者
予約/公式サイトより前日22時まで受付

続いて参加した「スーパーマーケットレンジャー」では、地元スーパーの「フレッシュプラザ ユニオン前島店」を案内してもらいました。沖縄食材は見ているだけでも楽しいですよね!

沖縄そばひとつとってみても、麺も出汁も種類が豊富で驚きました。そんなときは、好みの味を調べられるチャートまで用意していただき、OMOレンジャーおすすめの品を購入! なんでも知っているので頼りになります。

こちらが私の購入品です。沖縄家庭の台所事情を垣間見られた気分になりました。ここでお土産を調達するのもありですね!

スーパーマーケットレンジャー
時間/8:45〜10:00
予約/前日22:00まで
料金/¥1,000(オリジナルエコバッグ付き)

最後は、「那覇シーサーさんぽ」へ。ホテルを出発して、壺屋やちむん通りを目指します。街中の至るところで出合えるシーサーですが、その種類もさまざまで見ているだけでも楽しくなります。ルーツや素材、ポーズのお話など豆知識に耳を傾けていると、より一層愛着が湧きますね。

壺屋やちむん通りでは、焼き物でできた隠れシーサーも! 可愛すぎる〜。ぜひ道中でお気に入りシーサーを見つけてみてください。

終着地は、シーサー作家の宮城光男さんのアトリエへ! 所狭しといろいろなシーサーが並んだパワースポットのような場所。魔除けではなく、魔を浄化するためのシーサーとおっしゃっていたのが印象的でした。行くだけで元気をもらえるはずです!

那覇シーサーさんぽ
時間/10:30〜12:00(現地解散)
予約/前日17:00まで
料金/無料

ツアーの他に、ホテル内で首里城講座も。火災から復興を進める首里城の今と昔のストーリや、近くでおすすめのグルメスポットなど、情報量満載! オリジナルの首里城周辺マップも完成させて、お話を聞いたら絶対に首里城を訪れたくなります。

で〜じ!首里城講座
場所/2階 ゆんたくライブラリー
時間/17:30〜18:00
予約/不要
料金/無料

季節ごとにイベントも行っているOMO5沖縄那覇では、11月30日まで「沖縄そバリエーション」を開催中。10月17日が沖縄そばの日であることにちなんで、自分好みの一杯を作ったり、沖縄そばと相性の良いオリジナルティーの提供や、OMOレンジャーによる解説など、盛りだくさんのイベントです。すごく楽しそうで羨ましい!

沖縄そバリエーション
期間/〜2022年11月30日
料金/沖縄そばカップ3杯 ¥1,000
オリジナルティー1杯 ¥700
時間/16:00〜23:00
対象/宿泊・日帰りともに利用可

1泊でかなり大満喫できました! 奥深い沖縄の魅力に触れて、もっと沖縄が好きになったような気がします。2回目、3回目もきっとOMO5沖縄那覇にお世話になります!

OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート
住所/沖縄県那覇市松山1丁目3-16
TEL/0570-073-099(OMO予約センター)
URL/hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5okinawanaha/

 


 

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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