丸の内に現る!新感覚な空間 | TOKO NISHINO
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丸の内に現る!新感覚な空間

Imt(Inter MediaTheque:インターメディアテク)の
オープニングに行ってきました!

というと「それはなんぞや?」という感じですが……
東京駅の目の前、丸ノ内で長らく工事していた、あの建物です。


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なんでも、日本郵政と、東京大学総合研究博物館がコラボしたミュージアム施設なのだとか。
(公共事業なので入館はもちろんタダ)
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これが入り口。
ここから先、館内の撮影は禁止とのこと。
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博物館、写真がなきゃ伝わらないのでは?と思いつつ、
入ってみて、その理由がわかりました。
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これは……写真ではお届けできない雰囲気なのです。
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今回はワンフロアまるごとブチ抜きの展示室を見てきたのですが、
端正でモダンな空間に並べられているのは、
どれもふだん博物館でしかお目にかかれないようなものばかり。

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美しい骨格標本、鳥の剥製、鉱物、
西洋風の巨大な木製棚に、数理模型、巨大な卵……
オブジェや、正体不明のものもたくさん。
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そういうものが、
昔の学者の部屋をそのまま持ってきてしまったような赤絨毯の上に展示されていたり、
幾何学的なガラスケースに縦横無尽に並べられている様子は、
現代アートのインスタレーション展示のようでもあります。

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Imtの、この空間自体が展示物なんですね。
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コンセプトは「アート&サイエンス」「Re Design」。
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今まで博物館でしか見ることができなかった、
古びた(ともすればゴミ扱いの)モノたちを、
こうした場に持ってきて(=再デザインして)あげることで
新たな魅力を引き出そう、という試みだそうです。
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たしかに、博物館で見る骨格標本って怖い印象でしたが、
こうやってオブジェとして見せられると、
ああ、動物の骨組みってすごく綺麗にできているんだなーと思ったりします。
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壁にワニの標本がへばりついていたり、
よく見るととんでもない場所に鳥がいたりするのも、なんだかお茶目。
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また、面白かったのは、「アカデミア」というスペース。
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赤い布張りの椅子と、ニス塗りの重厚な机が、階段教室のように並んでいて、
昔の西洋の大学を思わせます。
ここで色々な公演なども行われる予定だそうです。
ちょっと厳かな気分に浸れそうです。
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展示内容ももちろんですが、
なにより面白そうなのは、
「アート&サイエンス」というコンセプトのもとに、
今後さまざまな分野とコラボするらしい、とのこと。
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NAOKITAKIZAWAのコレクションが飾られていたほか、
今回のオープニングでも、
ピエール・エルメのマカロンとシャンパンが振舞われました。

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音楽、ファッション、パティスリーブランドなどと
ミュージアムが、コラボする…!?
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どんなことになるのか想像もつきませんが、
これからが楽しみです。
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気になる一般公開は明日2013年3月21日から。

東京駅南口地下コンコースから直接行けるアクセスの良さも◎。

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インビテーションセット。


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エルメのマカロン、ジャスミンフレーバーが美味しかった。春の味。

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(写真は公式サイトhttp://www.intermediatheque.jp/より一部転用)

 

TOKO

 

 

 

Profile

toko
LYON
college student

Université Catholique de Lyon在学中。フランスはリヨンに留学、国際交流とファッションを勉強中。マカロンに魅了され、もちろん現在進行形!フランスきっての美食の街リヨンで、パティスリーを攻めまくる。フランスモードにアンテナ全開です。好きなのは「色」。

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