続いては、マドレーヌ寺院の横、
フランスの重厚な歴史を感じる地区で、ひときわ眼につく華やかな一角。
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【FAUCHON フォション】
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もはやトレードカラーとも呼べるピンクと黒の組み合わせに、
今年ロンドンで開催されたオリンピックにちなんだユニオンジャック。
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今回はポップでキッチュなトリコロールカラーのさし色。
モッズな店構えの中には紳士のたしなむ紅茶が多種多様に並んでいます。
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店内に入ったとたんに香りだす香ばしくも甘い香りは、
旅中のリラックスにもなります。フルーティーな香りが幸せを呼んでくれます。
私もすっかりリフレッシュしてきました。
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日本の店員さんもいるので、紅茶のチョイスに迷った時は訪ねてみるのも◎。
あまりの種類の紅茶にどれを買えばいいのかわからない!決められない!
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悩んだ時は隣のカフェで悩んでみてはいかがでしょう。
メニューにはしっかりモードを取り入れています。
パティスリーとファッションのコラボから眼が離せません!
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ブランジェリーコーナーではパリジェンヌ気分を味わっちゃいましょう。
ビエノワズリー【viennoiseries 菓子パン】は毎朝大人気。
朝日の差し込む店内は大にぎわいです。
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とにかく魅力は豊富な種類と
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味!!
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見た目に負けるとも劣らないオードブルの美味しさに感動です。
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フランス語でオードブル【Hors-d’œuvre 前菜】
というと、スープの前にだされる、
「作品(コース料理)の外側」という意味なのですが
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この存在感を蚊帳の外にするのはあまりにも失礼!!
と思ってしまうほどです。
今回の弾丸ツアーでは間に合いませんでしたが、
時間がある方は是非、カフェご飯を味わってみてください。
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そして、
こだわりをもって選んだ紅茶にはやっぱりこだわりを持って作られたマカロンがぴったり。
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カラフルなパッケージに丁寧につめられたマカロンは眺めるだけで瞳に美味しい。
私の前のフランスマダムはショコラ味のマカロンを一箱に20個近くつめていました。
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そんなに美味しいの?ともちろん前にならえ。
ショコラティエのショコラにも劣らない苦みと甘みの巧みなバランス
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「ありがとう、マダム!やっぱり美味しかった。」
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見た目でひときわ目立っていたボーダー柄のふたつ。
アブリコ【abricot 杏】とフレーズ【fraise イチゴ】のシーズンのマカロンには
酸味のきいたジャムが。
ペクチンのもっちりとした食感と、さっぱりした後味が、
紅茶のフレーバーを引き立てます。
フランスに欠かせないショコラも豊富な品揃え。
FAUCHONは日本でもよく見かけるほど名前の知られたお店ですが、
展開の多いお店のメリットとして、
フランスの鬼門である日・月曜日も休まず開店、
また、ピエールエルメと同じくこちらも夜遅くまで開店。
洋の東西を問わず愛される名店にはそれ相応の優しさがあるのです。
今回はここまで!
やっぱりパティスリーへの愛は語り尽くせない!
最後に旅のお気に入りの一枚。
色がある世界を生きるって幸せ。