今年の花粉症、特に眼のかゆみがヒドイとおっしゃる方が多く感じます。これからピークを
迎える花粉シーズンを前に、カラダに負担をかけないナチュラルケア、ハーブ湿布で優しい
自然療法をしていきましょう。
まず花粉症の眼の充血に効くハーブ、対処法はどんなものがあるのでしょうか?
【眼の充血に効くハーブ湿布の薬草】
ターメリック、ギンコー、ラズベリーリーフ、トゥルシー、ニーム、グリンティー、
フェネグリーク、アイブライト、カモミール、カレンデュラ、コーンフラワー
【ハーブ湿布】
ハーブ湿布ってなんですか?日本であまり聞きなれないハーブ湿布、実は昔から日本
では馴染みあるハーブ療法なんです。
例えば、おばあちゃんの知恵袋として虫に刺されたらどくだみをすりつぶし木綿布に
入れて患部にあてて治す。
このように日本にも薬草を使ったナチュラル対処法が多く残っています。
①コットンガーゼなど清潔なものを用意する。浸剤(ハーブティー)を作り十分に
その浸剤にコットンガーゼをひたす。
②水気が垂れないよう軽く絞ったらコットンガーゼを幹部に当てる。
※目安は5分から10分でスタートしてみてください。またパッチテストをしてから
スタートすることをオススメいたします。
カモミール(カミツレ)
アズレンを含有するカモミールは穏やかに、しかし確かに鎮静と抗菌抗炎症作用をもたらす
とされています。アーユルヴェーダでは眼の炎症治療に使用されていますが、一方でドイツ
では眼の周りでの使用を禁止しています。
※キク科のアレルギーをもつ方は使用を避けて下さい。
ターメリック(ウコン)
天然の抗生物質とも言われるターメリックに含まれるクルクミンは
外用としても抗炎症作用、抗菌作用があります。ターメリックはハチミツに混ぜたりし、ミル
クで成分を抽出して利用するなどします。ショウガ科にアレルギーのある方はご使用をお控え
下さい。
ギンコー(イチョウ)
多くの有効成分を含む中でもギンコライドと言われる成分は抗炎症作用があるだけでなく脳細
胞や毛細血管を広げ、健やかな神経の調和をもたらします。
ラズベリーリーフ
アントシアニンをタップル含む果実の葉ラズベリーリーフは結膜炎治療などとしても使用され
てきています。老化防止や美肌を始め女性の味方ハーブとして世界中で愛されています。バラ
科のアレルギーをお持ちの方は使用を控えて下さい。
トゥルシー(ホーリーバジル)
同じシソ科ではありますが西洋バジルとは異なりアーユルヴェーダで使用されているハーブで
す。抗酸化作用のほか神経組織強壮ハーブとして利用されています。
ホエイ(乳清)
ハーブではありませんが、栄養たっぷりでハーブと一緒にお使いいただくと効果的です。
ヨーグルトを濾した際に出る水分。実は栄養の宝庫!美肌づくりでも活躍します。たんぱく質
、ミネラルたっぷりのホエイは人体形成に必要な栄養素をバランスよく含んでいます。皮膚炎
発症の抑制などにも効果があるとされています。
※牛乳アレルギーの方は使用を控えてください。
その他にもグリンティー、フェネグリーク、アイブライト、セサミオイル点眼、母乳なんていう
もの!?これは医療従事者や専門家の指導のもと点眼して免疫力を高めるという治療法です。
敏感な季節のやさしいお手入れ、あなたにぴったりのハーブが見つかりますように!
NATURAL SPIRIT TAKINO