どんな職業でもそうだけれど 先人に学ぶことは実りある作業のひとつ。
ヴィンテージの洋服であれ うつわづくりであれ
古い時代のものづくりには 技術こそいまより低いことがあっても
精神性の高さがあった。
先端技術がないからこその 人の手による緻密で丁寧な作業があった。
「うつわが好きなら骨董を見なくちゃダメだよ」っていわれるわけさ。
いや それは分かってるのよ。だけどキラビやかな装飾のうつわはよくわからないし
うっかり欲しくなっちゃったりしたら
現代ものとは金額が全然違うから大変じゃん と思っていたんだけども
お友達の紹介で 福岡の骨董店「杜鵑草(ほととぎす)」の
オーナー三嶋亜希子さんのセレクトに出合って 衝撃!
骨董だけど ぜんぜん古くさくない。
文様の意味は分からなくても いいものだというのが すぐに分かる。
江戸時代の人 超おしゃれ!
私が感動したモダンな骨董たち とくとご覧あれ。
三嶋さんは 季節の草木を盛りつけに取り入れる
「皆敷」に魅せられ いまに伝える人でもあります。