個展「Pigpen」レポート@六本木ヒルズA/Dギャラリー | Saeborg
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個展「Pigpen」レポート@六本木ヒルズA/Dギャラリー

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遅いレポートになりましたが、サエボーグ個展「pigpen」に来てくださった方々、着ぐるみボランティア参加して下さった方々、展示のサポートをしてくださった沢山の方々にまずはお礼申し上げます。

毎回展示前の時期はハードなのですが、今回は過去最高にハードでした。

ソフビや映像など、今までやったことないことをやったため、しかも時間のない中だったので、大変すぎて始まる前は早く個展終わってほしい(始まってもないのに)、とまで思ったくらいです。

けど終わった今、なんとか走り抜けた、と感無量です。

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この展示は1年前にA/DギャラリーのOさんに六本木アートナイトに合わせてやって欲しい、とお誘いをうけ、1年間この展示に向けて動いてました。アートナイトはヒルズが一番混む時期で、沢山の人に見てもらえるベストタイミング。

大舞台なので超はりきりました。A/Dギャラリーのスタッフさんはヒルズだからお高くとまってそう(超偏見)と昔は勝手に思ってましたが、全員本当に優しくて、しかも頼りになる方々ばかりで、本当に心強かったです。

特に私をフィーチャーして下さったOさんは何から何までやってくださり、展示終わった後、次の人の展示もあるので、もう私だけのOさんじゃないんだ!と思ったら母親をとられたような寂しい気持ちでいっぱいに。。(母親といっても、私と年はそこまで変わらないはずですが超頼りがいがあって格好いい方なのでつい。)

でもソフビがショップに飾られ、引き続きうちの豚の面倒を見て下さってて、嬉しい♡

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今回は初めてのことに挑戦したおかげで色んな事がおこりました。今まで作品を売ったことがなかったため、どんな形で展開してくか悩んでたのですが、今回ビリケン謹製のハイクオリティーソフビのサエポークを作って売ったおかげで、色んな事がわかりました。やっぱり、買ってもらうのって本当にうれしいんですよね。それはエールと同じなので、ものすごい励みになりました。

そしてなんといってもMOMAがお買い上げしてくれた事!MarkLeckeyの特設展示でサエポークが展示中ですが、こんなことになるとは夢にも思いませんでした。自分自身の展示ではないけれど、第一歩としては嬉しいことです。

ニューヨーク近代美術館MoMA P.S.1にビリケン謹製サエポーク・ソフビが展示開始

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そして生まれて初めて絵コンテを書き、ストーリーが今まで以上にはっきりとある映像作品を作りました。撮って下さった日比野武男さんに感謝です。彼はライティングの魔術師で、映像も、ここに載せてる展示写真も、会場のライティングもして下さり、何から何までお世話になりました。彼と引き合わせて下さった岡本太郎記念館にも感謝です!

個展会場で流れてたPigpen映像をフルでネットにアップすることはしないため、ネタバレしない程度に写真をまとめました。どうぞご覧下さい 

書きためたブログをまとめ終わったらまずは部屋の大掃除をし、すぐに新作にとりかかります。新作は長年あたためていた案です。ちなみに家畜シリーズではありません。次回作の発表に関しては、時期がきたら詳細発表いたしますので、今後とも応援よろしくお願いします!!!

愛をこめて♡さえぼーぐ

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special thanks

音楽:Carl Stone

映像・写真:日比野武男

DM写真:都築響一、ルキア、ZIGEN

ステートメント:津口 在五(鞆の津ミュージアム)

cast: ゆずこ、popo、きみお、みーな、小川えり、隈本裕美、露木タエ、PICOPICO、大谷ひろみ、大下マキ、OMI化郞、  本橋プリン歩、雛りな、ChiChi

special thanks: ビリケン商会、大田産業株式会社、有限会社クラウン・ビー、Kurage、山内祥太、ひろせなおき、花房太一、チームナルコ、渡辺篤、ツユキ、春咲小紅、三宅律子、マーガレット、Edward Kamiya、ゴッホ今泉 、Department-H (以上敬称略)

 

ビリケン商会謹製サエポーク – Togetterまとめ

ビリケン商会  billiken-shokai.co.jp

A/D GALLERY  roppongihills.com/events/2016/10… pic.twitter.com/1p4sVAzWrP

六本木アートナイト roppongiartnight.com/2016/programs/…

「サエボーグ嬢奮闘記その14」

Profile

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サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

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