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君は本物の舞子さんが歌う「舞子はレディ」を聞いた事があるか。ボクはキュン死しそうになったぞ。あーめちゃめちゃかわいかったわーヤバいわー。ナカヤマン。です。
16歳の女の子がたどたどしく歌う「舞子はレディ」は、一見レディという単語を見失っている様だがそうではない。たどたどしくとも舞子が「舞子はレディである」と歌う姿に意味がある。彼女達は既にプロである。一方で若く、未熟で、おぼこい。しかし少なくとも、成長過程であることに甘えてはいない。
全ての仕事でそうである様に、プロにまず重要なのはプロ然と振る舞う意思である。そこにはプライドがあり、それ故の日々の反省があり、自らの甘えを許さない厳しさがある。だからこそ、その未熟さを受け入れ、応援したくなるのだ。
さて、駒子ちゃんかわいかったわーというクダリに見せかけた社員へのメッセージはこれ位にして、今回は『ペリーが泊まった部屋』を御紹介したい。さすがにペリーは皆さんご存知だと思う。黒船、黒船とメディアが取り上げていたのも記憶に新しい。
去年、かみくらさんで食事をした時に「上のお座敷にペリーさんが泊まられたんですよ」と教えて頂いた。ツアーの途中で京都に寄り一泊して行ったらしい。確かにペリーは寿司が好きそうだったし、着物も番傘も好き。Kyoto Addictであったとしても納得できる。
ということで女将のあさみちゃんに連絡を取り『龍吟』さんは『ペリーの間(仮)』をお願いした。今やFacebookメッセンジャーで旅館が取れてしまうのだ。便利。
とても良い部屋だった。リモコンや注意書きの配置を変えると更に良いが、概ね良好。訪れるまでの環境も良い。石塀小路の入り口の小さな門をくぐる。石畳を歩く。文字通り狭い小路が続く。程よい距離に龍吟さんが現れる。京都然とした京都を楽しめる。
龍吟さんは、ぎおん畑中さんの別館スイートという位置づけらしい。元々は畑中さんの御自宅だった家屋を改装して一階・一室・七十三平米、二階・一室・百平米の贅沢な宿となった。件のペリーが宿泊した『ペリーの間(仮)』は二階である。
六名定員・2ベッドルーム・百平米。ダイニングとリビング、和室、縁側と、スペースは十分。同条件のスイートを海外のホテルで思い浮かべると、一泊七万という価格は良過ぎると言えるくらいコスパが良い。海外でコンシェルジュ事業を営む友人と「日本にはハイエンド向けの値付けをしたコンテンツが極端に少ない。本当のお金持ちは逆に、その良すぎるコスパに満足感を削いでいる」と話したことを思い出した。
皆さんお気づきとは思いますが、本文に出てくるペリーとはケイティ・ペリーの事っす。おっす。
龍吟(Ryugin)
住所 :京都市東山区下河原町463-12
TEL :075-748-1840
Web :kyoto-ryugin.com
by NKYMN
Photography NKYMN w/OLYMPUS OM-D E-M5