歴史的建築×現代アートによる“旅”がテーマの展覧会@東京都庭園美術館 | Numero TOKYO
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歴史的建築×現代アートによる“旅”がテーマの展覧会@東京都庭園美術館

東京・白金の東京都庭園美術館にて、「旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる」展が開催中。会期は、2022年9月23日(金・祝)〜11月27日(日)まで。

『朝香宮旧蔵絵葉書』 東京都庭園美術館蔵
『朝香宮旧蔵絵葉書』 東京都庭園美術館蔵

貴重な歴史的建造物として知られる東京都庭園美術館の本館。その建築の出発点となったという、1920年代における朝香宮夫妻のパリ旅行を手がかりに、アール・デコの装飾芸術や一世を風靡した当時の観光ポスターと、現代アーティストの作品を展示する本展。

宮永愛子 『suitcase -key-』 (2019年) 高松市美術館「宮永愛子:漕法」展示風景より。 photo:木奥恵三 ©️MIYANAGA Aiko, Courtesy of Mizuma Art Gallery
宮永愛子 『suitcase -key-』 (2019年) 高松市美術館「宮永愛子:漕法」展示風景より。 photo:木奥恵三 ©️MIYANAGA Aiko, Courtesy of Mizuma Art Gallery

出展作家には、ナフタリンを用いて時間とともに形が変容していく作品などで知られる宮永愛子、音楽家/サウンド・アーティストとして立体音響システムを駆使した先鋭的な作品を国内外で発表しているevalaをはじめ、相川勝、栗田宏一、さわひらき、福田尚代らが参加。

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さわひらき 『dwelling』 (2002年) ©️ Hiraki Sawa
さわひらき 『dwelling』 (2002年) ©️ Hiraki Sawa

ある個人コレクターの鉄道資料蒐集の旅に始まり、現代アーティストたちによる旧朝香宮邸をめぐる作品まで、建築空間を生かしたインスタレーションを紹介する。本館・新館の展示室を訪ね歩く体験自体が、新たな“旅”となる構成になっている。

歴史的建造物である同館に広がる、およそ100年前の旅の軌跡と現代アーティストたちによるインスタレーション。特別な空間を通して新たな“旅”に思いを馳せる体験へ、ぜひ足を運んでみたい。

※掲載情報は10月1日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

「旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる」
会期/2022年9月23日(金・祝)〜11月27日(日)
会場/東京都庭園美術館 本館+新館
住所/東京都港区白金台5-21-9
開館時間/10:00〜18:00
※オンラインによる事前予約制
※入館は閉館の30分前まで
休館日/毎月曜、10月11日(火)
※10月10日(月・祝)は開館
料金/一般 ¥1,400、大学生(専修・各種専門学校含む) ¥1,120、中高生・65歳以上 ¥700
※小学生以下および都内在住在学の中学生無料
※身体障がい者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料(要手帳)
URL/www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/220923-1127_JourneyAndImagination.html

Text : Akiko Kinoshita

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