アニエスb青山店のパーティーでふと思う・・・ | Munehisa Sakurada
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アニエスb青山店のパーティーでふと思う・・・

オーバー30の世代にとって、アニエスbは特別思い入れのあるブランドではなかろうか?
僕が中学生の頃、アニエスの大ブームがありbをビーと読んで、恥ずかしい思いをした経験があります。
それより、アグネスビーと間違えてもいて、アグネスチャンを発作的に思い浮かべるかわいい中学生でしたよ。
このフランス系ブランドのローマ字読み間違えは他にもAPC(アーペーセー)などがあるが、
フランス文化に全く触れてこなかった日本中学生ならば、読み間違え上等です。となぜか喧嘩を売る…笑。

渋谷系ど真ん中だった僕は、当時ベレー帽に、アニエスのボーダーを自信満々に着ておりました。
それと同時にゲンズブールを筆頭としたフランスの文化と触れ合うこととなったのですが、
あれから何十年たち、アニエスのボーダーTの襟ぐりはとても丈夫にできていて、身体のサイズが
変わってしまい(トホホ)着られなくなったが、そのまま青い時を残したまま。
アニエス自体も、流行にとらわれることなく定番として今でも変わらないスタイルを貫いている。

スナップボタンのカーディガンを当時とっても欲しかったが買えなかったことを
今回久しぶりにそのカーディガンを手に取り思い出しました。中学生には、高かったのかも知れないね。
そして現在、大人になったわたくしはリベンジを果たしたいと猛烈に思いはじめました。
三つ子の魂、百まで…という感じでしょうか?
その為には、もう少し身体を絞ってスナップボタンが弾き飛ばないようにしなくては…と勝手に
決意をしはじめる36の春です。

新しくリニューアルした青山店は、アートを愛するアニエスならではのセレクトされたアート作品が
沢山展示していて、さながらアニエスギャラリーの様。

洋服を手に取りながら、そこにある哲学をアートと共に読み解いていく。
そんな楽しさが体験できるショップでしたよ~

写真はyukoさん

Profile

munehisa sakurada
TOKYO
fine artist

1993年にモデルとしてデビュー後、俳優、歌手、タレントとして活躍。現在は、美術家として国内外の展覧会に写真を媒体とした作品を発表している。2011年にART&MUSICBAR「星男」を新宿二丁目にオープン。

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