続きの今日は、rollandの本社とラボ(工場)を御紹介しますね。
SPAZIOから歩いて、ほんのすぐのところにrolland本社があります。
このrollandが展開している1つのブランドが「ORGANIC WAY」であって、昨年大リニューアルしアップデートした製品はエッセンシャルオイル、植物抽出エキスもふんだんにブレンドし、より美しい髪、そして頭皮を育てるのに妥協なしの
プロフェッショナル商品なのですが、ここで少しだけ商品ビジュアルを。
もしかしたら雑誌などで見かけたかもしれません。
褐色の瓶にアルミチューブ。
全てリサイクル、リユースを考えて作られています。
ユニセックスのブランドなので、当サロンAMATAでもサロンシャンプーとして使用しています。
他、頭皮用が特に素晴らしく、お悩みに対応した「リライフ」というシリーズもあり、その中でも人気なのが
たった週1回で育毛効果をあげる、植物幹細胞の入ったレメディも人気なんですよ。
これです。
↓
バイオダイナミックミントで爽やかにサッパリと使用でき、しつこいようですが(笑)週1回だけでいい画期的な育毛剤♡
サロンのシャンプーエリアはこんな感じです。
ちょうど、オーガニックでクセ毛の救世主!なんて珍しいと言われたのも束の間、今では空前の大ヒット商品となった
「シルク・アンド・グロー」、というシリーズ。詳細は過去ブログに。
よかったら一緒にご覧になっていただけたら嬉しいです。
さて、その次は大お得意のスタイリング剤。
Infine
発表会をAMATAでやったなんて・・・今考えると、嘘のようなドラマティックな1日だったなぁ。
夜、食事の時死んでましたもん私(爆笑)
使い勝手がいい「インフィーネ」シリーズは10種類。
髪の質感、一瞬にして変える、しかもオーガニック由来の成分を厳選して作っているので、頭皮にたっぷり付いたとしても大丈夫。その成分の秘密はこのブログ。
そして追加された新作オイルのブログも。
なんか、こうやってしみじみと昔のブログを読み返すと、我ながらよく書いたなー!と感心。
力が勝手に入っちゃうんですよね。
これからは、ライトなブログと織り交ぜながら、熱血ブログ(笑)続けていこうと思っています。
お付き合いありがとうございます。
そう!!!!Numero TOKYO編集長の杏子さんも気に入っていただいて嬉しかったなぁ。
杏子さんといえば、先日BSフジで放映した「新生GUCCIを紐解くミラノ~フィレンツェの旅」のドキュメンタリー1時間。
仕事だったのでオンタイムは残念ながら見れなかったのだけど・・・
杏子さん、、、素敵ってもんじゃない、眠っていた血が騒ぐという例えで合っているかもわからない、イタリアのブランドを携わっている私にとっては永久保存版。
スタッフも観たくって観たくってたまらなくヒートアップ気味(笑)サロンの教育用DVDで売って欲しいくらい。
色々な方に愛されているORGANIC WAYから今年早々の新作は[ハンドバーム」!
これ、一言・・・傑作です♥
何が傑作だというと、ハンドクリームはテクスチャーと使用感、そして効果だと思うんですね。
そのバランスが取れているのは、まず特筆なのと、あとは98.7%以上のナチュラル成分、0%の防腐剤、シリコーン、パラベン、鉱物油、合成香料、人口着色料、なども入っていません。
高度なテスト(DERMATOLOGICALLY TEST、NICKEL TEST)なども合格しているんです。
手は意外に顔、身体、などどこにでも触れてしまう箇所なので、実はそういうのも大事ですね。
商品説明だけで終わっちゃいそうーー(笑)
他にオーガニックカラー剤、オーガニックパーマ剤といったものまでもORGANIC WAYは作っています。
このお話までしてしまうと長くなってしまうので、また今度。
ここでタイトルの「本社とファクトリー」に戻りましょう♪
ここはローランド本社&ラボ。
入口の奥に扉があり、そこにクリーンで広いスペースのラボと別に倉庫(8000㎡)があります。
コスモプロフの後に予定していましたが、次の日、モデルの仕込みをした後の夕方にGO!
この期間中(SPAZIOのイベント)は、世界の方々がいらっしゃるのでフリーダムに開放してくれているんですよ。
中に入ると・・・入口にルカの自転車が♪
きれいにしてるー!!OWAYマークも♡
工場はこんな感じで整頓され、清潔を保っています。
色々な材料が並んでいる棚。
ずっと付いて説明してくれているのは、物流&工場責任者のジュゼッペ。
rollandのラボでは、ヘアケア以外でスキンケア、ボディケアも作っています。
今年の新製品は「NATRUE」の認証も取得。
(※NATRUE・・・自然・オーガニック化粧品に対する厳格な基準の維持を目的として2007年に設立されたベルギーにあ る国際的な非営利団体です。あらゆる基準、製造におけるプロセスは一般に公開され、公正な第三者認証機関によって審査が行われるのも特徴の一つともいえます)
先日紹介したrollandの農場[ORTOFFICINA]で成長した植物の活性成分、エッセンシャルオイルをふんだんに使用したのが
「ORGANIC WAY」というブランドの位置づけになっています。
ジュゼッペも熱くたくさんの事を教えてくれました。
こういう考えだからこうした、どういうことが難しかったか、これは何のためにあるのか・・・などラボに関することを
要所要所、機械の前で丁寧に身振り手振りでわかりやすく・・・。
広いラボは、エリアで役どころが違います。みんなで社会科見学みたいですね。
全てコンピューター管理していて、どんな時でもマシーンを止めることはできないそう。
トリートメントの釜はピカピカに磨かれていました。
そのコンピューターで配合成分比率が決まるまでは・・・というと。
彼女が品質管理責任者のラウラ。
この部屋はラボの一角にあり、様々な原料、様々な考えからなる試作を繰り返したり、品質の実験をしたりしています。
1つの企画~製造終了までの、おおよその期間はだいたい6ヶ月。
時間のかかるものは8ヶ月を要するのもあります。
ただし、サンプル製品で不可となるものの目処は、だいたい3ヶ月で判断しているそうです。
厳しい温度、湿度、攪拌、など様々な条件でテストを繰り返していて、ラウラはいつも気が張っていると言っていました。
最終段階では書類審査もあり、ラベル・パッケージの原材料までも審査の対象となります。
先ほどの工場責任者のジュゼッペ曰く・・・
「近年の日本の市場を考えながら、イタリアのこのローランド社もグレードアップしたよ。いわば日本のおかげでより丁寧な製品作りになってきたかな。」と謙遜しながらお話してくれました。
6年前の当初を思い出します。。。
どうしても海外の製品は香りが強すぎる、という印象が強くORGANIC WAYも例外ではありませんでした。
日本にブランドを迎える前にたくさんの要望をローランドの方々と会議をしました。
朝9時から夜7時まで、お昼以外は休みなし。ぶっ続け8時間の延々と終わりのない会議は、相当辛い思い出と、マーケティングのアレッサンドラは今でも言います(苦笑)
でも日本人の真摯なモノへの考え方に大変共鳴し、心打たれた、という瞬間であったとも。
6年前です。なんだか2人とも若い!!
今回残念なことは、アレッサンドラと近すぎて(笑)一緒にいたのが多かったせいか、2人で撮った写真がないの(泣)
なので昔の私たちに登場してもらいましょ。ボケてるけど、確実に若い。。。はぁーっ。
La vedi il prossimo anno. No, verrà al Giappone questo anno? L’aspetto! Voglio incontrarmi!
通訳のITARUさんが、よく言います。
イタリアでさえ、あまり1つの会社に長く働くことは少ないのに、ローランド社は稀なんだよ、中心人物が辞めないからね。よっぽど愛社精神と、やりがいがあるんですよ、きっと。
そういう会社から生まれるものは、もちろん戦略もあります。でも、世界中のみなさんに「愛されたい」という根底に流れている「気」は自然すぎて、もはや1つ1つの商品に溶け込んでいるのかもしれません。
毎日、気を張っていないといけない大切なセクション。
物流&工場長のジュゼッペ・・・長い時間、どうもありがとう♡
左、rolland japan代表の佐藤氏、ジュゼッペ、私。
そして、工場を後にする時、2人に御願いしました。
2人並んで写真をいいですか・・・?
えーーーーーっ!そんなこと言われたことない、なんて感じでしたが、カメラを向けたら
いきなり腕組に素晴らしい笑顔♡
ジュゼッペ&ラウラ 品質の要である二人です。
これからも、たくさんの商品に愛をたっぷり注いでくださいね。
Per favore completamente versi l’amore in molti prodotti d’ora in poi.
次はいよいよボーロニャの美味しすぎるヘルシーなフード。(一応最終回)
楽しみにしていてください。
では、またね★美香