フレグランスを纏う、そんな仕草が男女の格を上げる気がしている
そもそも、昔から大好きで小学校の頃からつけていた記憶が。
今のように奥の深い世界観を表現できるわけでなく、○○コロン的な可愛らしいネーミングだったり・・・。
髪から香る〝ヘアコロン”的なシャンプーも男性の気を惹くというキャッチィなコピーに友達たちとこぞって買いに行ったものでした。
この人はどんなライフスタイルを・・・と、想像をかきたてるのがフレグランス。
つまり、心の刺激香ね。
センシュアル、エレガント、ラグジュアリー、クレバー、ノーブル、モダン、ソフィスティケート・・・
どのフレーズも美しさを醸し出す。
先日、紹介していただいた「ル ガリオン」は心がざわつく好きなフレグランスブランドの1つになりました。
そもそも、どういったブランドかと言うと・・・
才能あふれる調香師〝ポール・ヴァシェール”が創業者であるプリンス ミュラから「ル ガリオン」を買い取りオーナーになったのが1935年。
多くの高級メゾンのためにフレグランスを生み出しました。
あのクリスチャン・ディオールもメゾンのために香水を開発したいと考えたとき、ポール・ヴァシェールを訪ね
素晴らしい名香「ミス・ディオール」が産声をあげたのです。
1960年~数々の素晴らしいフレグランスを手掛け世界94ヶ国で販売されていたのですが、1980年アメリカの企業に売却されたのですが経営が拙く、フランス、香水、エレガンス、品質といったイメージが失われていってしまったそうです。
30年の時を経て、不死鳥のように甦った「ル ガリオン」は希少性が高いラグジュアリーなクリエーションとして新オーナー〝ニコラ・シャボ”の手により現代の香りとして復刻を遂げることとなり、日本でも2017年いよいよ本格的に展開を始めます。
復刻、けっして昔のままでなく、それはそれは今嗅いでも思わず陶酔してしまう「ル ガリオン」。
近年、日本でもフレグランスへの意識が高まってきたと思う。
アロマエッセンシャルブレンドのオーガニック&ナチュラルの自然と寄り添う香りも素敵だけど、シーン別に
演出力のある香りと出会ってしまったら、ビビッときてしまう。ブランドのプロデュースするフレグランスはそいういう魔力があるものです。
さて、そろそろフレグランスのプレス プレヴューのお話に。
その会場に選ばれたのは大好きなHOTEL「パークハイアット 東京」。
しかも、5つあるスイートの上から2番目の〝トーキョースイート”!!という豪華なお部屋。
一泊約80万円だそう!(@_@;)
一緒に行ったNumero TOKYOビューティディレクターの山崎ちゃんと、2人で羨望の溜息しつつ各部屋を堪能しました。
ほわ~っとした落ち着く灯りのルクスが、各お部屋に着くまでときめきを煽るんですよね。
足裏に吸い付くような絨毯のキメの細かさ・・・さすがにスイートまでのアプローチは他のお部屋と別格。
まだ日が暮れる前だったので夜景ではないのですが、夕刻のアンニュイなひと時。
この「トーキョースイート」は・・・。
リビングとベッドルーム、大理石のバスルーム、ゆとりあるドレッシングルームなどで構成された広さ220㎡の贅沢な空間。デザイナー、ジョン モーフォードにより、越前谷嘉高の四季の絵画や多彩なコンテンポラリーアートなど、東京の感性をテーマにした個性的なインテリアで、とくにリビングにはエンターテイメントやカルチャー、アート、東京に関する約1000冊の蔵書を揃えたライブラリーをはじめ、グランドピアノや8名様用ダイニングテーブル、ソファセットを配置。また、どのお部屋からも大きな窓から東京の街並みを見渡せる眺望も大きな魅力。
(パークハイアット 東京 HPより)
その美しいラグジュアリーなお部屋に美しすぎる 「ル ガリオン」が各カテゴリー別にディスプレイされています。
革グローブがディスプレイされている、この「ル ガリオン」はUNISEXシリーズ。
■CUIR(キュイール)ポール・ヴァシェールの思想と才能を祝福したフレグランス
■222 1932年に誕生した秘蔵フォーミュラを現代に蘇らせたフレグランス
ライブラリーのあるリビングルームではオーナーのニコラ・シャボ氏、自らのプレゼンテーション。
熱い思いが伝わります。
このグランドピアノに赤の薔薇が飾ってるエリアはFEMININE
■SORTILEGE(ソルティレージュ) ポール・ヴァシェールによる最初のフレグランス。ル ガリオンのアイコンです。
■SNOB(スノッブ) 1936年に発売したソルティレージュのオマージュとして誕生。
そして、ここはなんと!大理石のバスタブ。
あぁぁ、たっぷりお湯をはって好きな香りと共にゆっくりしたい~~~一瞬の現実逃避
ついでにル ガリオンとは関係ないけど(笑)、奥にサウナルームも付いています。
バスルームにディスプレイされていたのはCOLOGNESシリーズの5本。
■COLOGNE(コロン) ネロリが香るモダンなコロン。夏の午後、咲き乱れるオレンジの木の下でカクテルを 楽しみながら語り合うイメージだそう。
■COLOGNE NOCTURNE(コロン ノクターン)伝統的なコロンのアコードを踏襲して作られたエレガントで繊細な香り。
■WHIP(ホィップ)シトラスシプレノートで時代を超え多くの人に支持されている香り。
■VETYVER(ベチバー)力強く、ムスキーでフレッシュ。ドライで刺激的なフレグランス。
■EAU NOBLE(オーノーブル)ポール・ヴァシェールが最後に手がけたフレグランス。レザーシプレを際立たせてある
そして、次のルームにご案内♪
ベッドルームの窓際には書斎とソファ。
リラックスしながらビジネス・ミーティングしたくなるようなシュチェーション。
上質なネクタイ、グローブ、靴、ハットにバイオリン。趣味が深い素敵な紳士が目の前にいるかのよう・・・
MASCULINEのカテゴリーでは3つのシリーズが。
■SPECIAL FOR GENTLEMEN(スペシャル フォー ジェントルマン)ポール・ヴァシェールによる最初のメンズフレグランス。洗練されたエレガントな香り。
■SANG BLEU(サン ブルー)ポール・ヴァシェールの未完成のフォーミュラから時を超え男性らしく、エレガントで力強く、モダンな香りに生まれ変わったブレンド。
■AESTHETE(エスティート)自身もピアニストだったポール・ヴァシェールの影に隠れている芸術家達との影響が入り混じった唯美主義者(エスティート)であったポールに捧げるフレグランス。
男性から香るフレグランスってかなり得点高いと思う。もちろんその方にマッチしていたら、ですが・・・。
それだけで仕事がデキル切れ味の良いライフスタイルが浮かびます。
女性からプレゼントしてもいいですよね。感度の良い彼やパートナーに、え?このブランドどこの?と
言われたらしめたもの♡
ぜひ購入する際に、このブログをチラっと思い出してください(笑)
最後のカテゴリーは・・・素敵な夢は約束される、そんなSOLIFLORESシリーズ。
ベッドでブランケットに包まりながらいつまでも・・・微睡みたい。
■IRIS(イリス)デリケートでグリーンパウダリー フローラルがナチュラルでエレガンス。
■TUBEREUSE(チュベローズ)ゾクッとする女らしい魅惑的な香り。グラマラスなのにフェミニン。
■LA ROSE(ラ ローズ)すべての女性へのオマージュ。ポール・ヴァシェールが毎年70種類以上のローズの香りを試して作りだした魅惑的な愛のローズ。
以上15種類のラインナップ。
リビングに戻りますね。
これは、創設者プリンス ミュラから受け継がれた貴重なアーカイブボトル。
「222」の当時のフォーミュラも残されています。
この「222」は、あ!とドキドキ。私のヘアサロンAMATAが誕生したのは2002年2月22日、まさしく特別なフレグランスのようで嬉しくなりました。
もちろん購入予定。ル ガリオンのように時を超えて愛される、私の思い出としても大切にしたい一本になりました。
こんな貴重なものまで見せていただきました。
背景のまるで用意されたかのようなパークハイアット東京のこのスイートならではの蔵書がマッチして、さらにル ガリオンの歴史とコラボレーション。
この「SORTILEGE」(ソルティレージュ)は、調香師ポール・ヴァシェールによる最初のフレグランス。
ミステリアスなフローラル アルデビドのノートが濃厚なエレガントで魅惑的なミューズ、この写真のマリリン・モンローなどがアイコンとして誕生しています。
香りで女優をイメージさせる、というのもなんとも粋でその時代にトリップしたかのような気持ちになりますね。
ボトルのデザイン、カッテイングも洗練されてます。
創業時のアール・デコ時代からインスピレーションを得てるんですって。
どこか懐かしいのに古めかしくない、黒のキャップにガラスボトルの煌めきが美しいんです。
そして、このブランドの「LE GALION」
パリのシンボルでもあり、四角い船尾を持つ荘厳な船を意味しているそうで、広い海原と自由の象徴なんですって。
まるで新しい自分を見つけてくれる航海の旅のようです。
【ル ガリオン オーデパルファム】各種100ml 18,500円(本体価格)
2017年7月21日発売(阪急うめだ本店にて販売)
《お問い合わせ先》
インターモード川辺 フレグランス本部 0120-000-599
お土産でいただいたミニチュアボトルが可愛くって素敵で・・・。
222も大好きなLA ROSEも入ってました♡♡♡
このサイズ、実は欲しい~旅行に持っていきたい✈
商品化しないかなぁ。
では、またね★美香