原宿THE SHAREからついに旅立ちました | Marina Oku
Marina Oku

原宿THE SHAREからついに旅立ちました

 

ついに私のシェアハウス生活が終焉を迎えました。

 

「俺が旅行行ってる間におくまりがいつの間にか引っ越してた」と半住人のフォトグラファーすーじーに仕事で会った際に言われましたが…笑

 

7月26日に引っ越し、27日の15時に退居。

 

(7月26日引っ越し時)

 

(7月27日退居時)

 

そして27日の夜に退居日が近い3人まとめてのお別れパーティ「卒業公演」が催されました。

 

(みんなの前でお別れのスピーチ中の私)

 

(お別れのスピーチ中のみこっちゃん)

 

(お別れのスピーチ中のさとみん)

 

 

この日は流しそうめんに流し餃子パーティ。

 

 

キッチンの蛇口から竹を設置して水を流すのです。去年もやったやり方。

 

 

 

 

(男前住人ふじもんを囲んで。ケーキありがとう!)

 

 

私のシェアハウス生活は想像よりも静かに、自然に、するっと滑るように終わりました。

 

都内の新居では一人暮らしを再開。

 

社会人になってから仕事の本拠地だったのが表参道で、私はずっと表参道を軸にぐるぐると住居を変えてきたのですが、今回の引っ越しでいよいよ表参道文化圏を離れました。

 

なので「私の表参道時代が終わったんだな」という感覚でいます。

 

(とは言えそんな言うほど遠くない地にいますが 笑)

 

「フリーランスという身で一人暮らしなんかしたら速攻ウツになる」と思っていたのに(そしてそれをコラムにまで書いていたのに→ http://chintai.mynavi.jp/contents/sumaioyakudachi/20140526/s294/ )、引っ越しの1か月前の6月末には「孤独が欲しい」と思うようになっていました。

 

でもそれはシェアハウス生活を否定する気持ちではまったくありません。

 

それに、私が得たのは「シェアハウス生活を通過した」一人暮らしだと思うので、それを経ていない都心の一人暮らしとは種類が違うものだとも思います。

 

シェアで出会った人たちとは、一緒に住んだからこその繋がりがあります。

 

それはそれは不思議な関係。

 

だから、まだ一人暮らしを再開して日は浅いですが(3週間ほど)、「周りに人がいなくなった…」という喪失感はあまり感じてません。

 

むしろ「彼ら彼女らがあそこに居てくれる。またいつでも会えるし、きっとこれからも会うに違いない。いつでも声を掛けられる人たちがいる」という安心感があるからこそ、今は一人の時間がより楽しい。

 

集団行動を疎ましく感じ、一対一の個人的な付き合いばかりを重視してきて「仲間」を持たずにきた、シェアハウス以前の私の人間関係からすると、これは初めての感覚かもしれません。

 

「『仲間』とか嘘だ!そんなものは幻想だ!信じないぞ!」とこれまで思ってきたのですが…そりゃ、集団のめんどくささっていうのは今でもあるなあと思いますが…「『仲間』って、あるとこはあるよね〜」とちょっと思想転向しました 笑

 

 

そして、このブログでずっとシェアハウス生活を綴ってきたので「ブログどうなるの?」とよく聞かれますが…そもそもこのブログにそんな縛りがあるのかどうかが未だによく分からないのですが…(笑、だってこれ体裁自体が私の個人ブログだし)

 

シェアを出たからこそ書けることがたくさんあるなあ、と離れてより思います。

 

やっぱり渦中のさなかより渦から離脱した地点からの方が物事はよく見える。

 

私が会社を辞めてからの方が組織というものがよく理解できたのとまったく同じ構造で。

 

 

というわけで、これからは、シェア生活を通過した者だからこそ見えることについて、プラス、過去のシェア生活アーカイブ(前にも言いましたがリア充すぎてブログが書けなかった)、プラス、現在進行形のシェアイベント、プラス、シェア生活関連あるなしに関わらずそのとき思ったこと、を勝手気ままに書いて行こうかな〜と思ったりしてます。

 

これからは、独身、都心で一人暮らしのフリーランス、という超・どこにも属さない身だからこそ言えることを存分に。

 

まだまだ続きますのでよろしくです!

 

Profile

marina oku

“家帰ってからも、リア充”な、原宿のシェアハウスTHE SHAREの住人。 ヘアビューティ業界誌の編集者。『フツーの人』を主役にするコラム&プロジェクト「個性美の解放」ブログを更新中。

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