突然ですが、3月6日〜14日までNYに行ってました!
今回はアートな旅。
というのも、私の前職の同僚フォトグラファー原 枝美パイセンの写真が見られるギャラリーイベント「NEW CITY ART FAIR」に行くのと、現在NY在住の、私の大学時代の友達でありアーティストのなっちゃんこと高氏奈津樹(たかうじ・なつき)さんに会いに行くため。
8年くらい前からなぜかお互いに携帯で連絡が取れなくなり……面白すぎる彼女のことがずっと心にあった私は彼女の消息を探していたのですが、昨年末にまたふと思い出して検索し、やっとFacebookで見つけたのです。
そして、8年越しについに再会!
3月6日NY初日、原 枝美パイセンがジョインしているギャラリーのオープニングパーティにて。
5、6年前に一念発起してNYに飛び、アート活動を始めた彼女。
なっちゃんとは大学時代に通っていた洋裁教室で出会ったのがきっかけで仲良くなり、同い年・同じ大学だったというのもあって、当時は未来がよく分からなくて不安な気持ちを持て余しながら「ねえねえ、将来、どうする…?」といった話をよくしてました。
当時彼女が「ヨーロッパのファッションの学校に留学したい」と言っていたのを私は覚えていたので、今NYでアーティストになっているということが分かったときは、「あー、なっちゃんらしい道を行ったんだな!」と感慨深くなりました。
こちらが彼女のHP。↓
今回は、NYのマンハッタンのアパートメント宿に原パイセンと3泊、なっちゃんが紹介してくれた彼女の友人宅に間借りで2泊、なっちゃんちに2泊させてもらい、なっちゃんの周りの日本人アーティストの人たちと交流してきました。
左から、なっちゃん、こたつさん、健一さん。
なっちゃん、とおるさん、健一さん、こたつさん。
とおるさんがルームシェアしている、間借りさせてもらったおうちでNY最後の夜に飲み会。
このアーティスト同士の関係がまた、シェアハウスでの感覚と似てた!
やっぱ仲間なのですね。
なっちゃんが活動の拠点としているアートの学校にも滞在中3回ほどお邪魔。
ウェルディングルーム、つまり「溶接」の部屋。
なっちゃんは溶接の技術でもって作品づくりをしているんです。
ピカカカカ……(溶接中)
ピカカカカ……(溶接中)
なっちゃん、明和電機みたいやね〜。
ちょうど、彼女の作品が展示されていたのでご紹介。
「Monomu」というタイトルは、「Mono」が「1」という意味だったり、フランス語だと「私」という意味だったり……するそう。
作品はこちら。
針金みたいな金属に糸や布を巻き付けた、硬質そうで、どことなく女性らしく柔らかい立体作品。
「やっぱり洋裁とかやってたから、糸を使ったりする作業が出てくるんだよね」となっちゃん。
なるほど、私も洋裁やってたので、糸とか布を繕う行為に親近感あるその気持ちは何となく分かる。
作品と一緒に。
今度は選ばれてNYの公園で巨大立体作品を展示できることになり、5月まで制作で大わらわのよう。
彼女は、きっとNYから逆輸入される日が来るだろうな、と思わされるような才能とパワーを感じさせる人です。
滞在中も忙しいのにほぼ毎日、たくさん私にかまってくれました。
美味しすぎて顔が歪むオニオンスープを一緒に食べた。
なっちゃんちにて、猫のタキシと。
タキシの名前の由来は、胸にちゃんとネクタイを締めているタキシード柄ゆえ。
彼女がNYで順調にどんどん活躍していっている様子を目の当たりにして、年月が経っての再会に意味があるような気がしました。
彼女も私も、自分らしい道を歩んできたな、と。
年月が経ったからこそ確認できた気がします。
私にとっては、離れていても近い人。
同志のように感じている、ワールドシェアメイト、です。