香港記~お食事後編~ | Chikako Yonehara
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香港記~お食事後編~

前回に続きまして、おいしいレストランをご紹介!

今回はカオルーン駅より徒歩7分”Kowloon Tang”です。

 

”Kowloon Tang”は、

「上海灘(シャンハイタン)」という香港有名ブランドのオーナーがプロデュースした広東料理のレストランです。

どおりで店内がモッダーンです!!!

 

それでは…満を持して料理をご紹介させていきたいところなのですが

資料であるメニューの広東語がわからないので、

食べた感じと雰囲気で紐解いていきたいと思います。

説明ぶってるけど料理名と内容が違ったら指差してわらってほしい。

 

一品目『鴿蛋鮑魚燒賣』

アワビです。それもでかいです。

貝類全般ダメなわたしは、「アワビかぁ…」と思いましたしかし!!!

全然たべれました。

むしろ大好きでした。

ええ現金だと言われようともこの口に含めばじゅわっとアワビの出汁が飛び出るこのアワビをおいしいと言わずになんといえばいいの

 

『開胃四小碟』


『鄉下仔田魚蝦毛』(左下)

ちっちゃいぱりっとした食感の揚げた海老と揚げたピーナッツ、お野菜の和え物。
『雲耳海蜇頭』(右下)

きくらげ(きのこ)とくらげ(海の生き物)の似てるようで似てないふたりが

手を取り合って仲良く和えられている。たまらん酸味。
『潤腸醸鴿腿』(左上)

うまい鳥の足。
『潤澤上素鵝』(右上)

湯葉で出来た春巻き。ジューシー。
『橋頭梅菜脆皮扣拼蜜汁叉燒』

チャーシューとパリパリの皮の春巻き。
『川汁明蝦球』

もうプリプリとかいうレベルを遥かに通り越してブリッブリの海老。

この弾力…たっぷり運動をしてきた海老さんに違いないよ!
『二味芥蘭煲』

芥蘭はガイランと読み、香港や広東近辺ではポピュラーな食材。それの炒め物。

これがひとり一個です。ガイランに多く含まれるカロチン摂取し放題だよ!!!

ガイランは生物学的にはキャベツのなかまだけど、食べるとブロッコリーに似てるという

なんだか不思議なヤツ。

 

『黑松菌雞粒燴飯』

来ました。黒松菌。そうですトリュフ様です。

トリュフ様リゾットです。

口に入れた瞬間ブワァァァっと広がるトリュフの風味…!

鼻に抜けてく瞬間まで意識を逸らせません。

 

そしてやってくるシェフ…。

ああああなたが持ってきたのは…まさか…!

まさか…!

北京ダック様では!!!!?????

 

このへんになってくるとさすがに敬称が略せません。

ああ…まごう事なき北京ダック様!!!

シェフの華麗な手さばきで切り分けられた北京ダック…

右から皮、皮つきのお肉、お肉です。

皮は砂糖をつけて食べるんですが、口の中でふわっと溶けていなくなってしまう…。

残された香ばしさとかすかな甘みで、わたしたちは北京ダックを知るのです…。

皮つきのお肉とお肉は、豆板醤をつけて、お好みでキュウリやネギを挟み薄皮に包んで。

皮つき肉は脂肪が多く、香ばしくもジューシー。

お肉は、歯ごたえがあって噛めば噛むほどに甘い。

 

これはもう…自らに問いかけても答えなどでない。

「どれが一番いい?」なんて愚問はおよし。

それぞれがそれぞれの良さを持っているのだから…!

 

そして
白雪栗子山配香草雪葩

美しすぎるモンブランでフィニッシュです!!!!

 

すばらしい…

丁寧に作られた宝石箱のようなランチを、

Kowloon Tangで…。

 

ちなみに

ちょっと笑っちゃうくらいお腹いっぱいになります。

ランチを食べ始めてから上がり続けていたテンションは食べ終わっても下がることなく

満腹すぎて膨れたお腹をみんなで笑い合っていました。

それだけたのしい時間を過ごせる”Kowloon Tang”…。

 

外せない香港の美食です!!!!

 

 

 

おしまい

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chikako yonehara

ライター兼謎のうさぎ職人。ゆるめの毒舌でいろんなものをふわっと斬り込む!旅をしたりちょっと女子力を上げたりしてます。

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