田丸麻紀、美しさの理由「今の生き方が心地いい」Hiroko.Kのビューティノート vol.1 | Numero TOKYO - Part 6
Beauty / Post

田丸麻紀、美しさの理由「今の生き方が心地いい」Hiroko.Kのビューティノート vol.1

オーガニック認定パフュームコスメブランド「Hiroko.K」の主宰。
皇族御臨席、各国在日大使館晩餐会で寄贈されるオーガニック香水を提供するなど活躍するフレグランスアーティスト、近藤Hirokoがナビゲーターとなり、マンスリーでお届けする美容連載。一回目となる今回は、女優・田丸麻紀をゲストに招き、女性が美しく歳を重ねていくためのとっておきのティップをご紹介します。前編は、二人の出会いと仕事のこと。<田丸麻紀の笑顔ショット&撮影当日の私服スナップ
40、50代になって今の自分を振り返ったときに…
H「同じ香りでも、家で焚くときと体につけるとき。体につけるにしても、洗い流すもの、肌の上にのせるもの、全身に噴きかけるものと、すべて中に入っているものの種類もパーセンテージも違うの。けど、それが脳に伝わったとき、すべてイメージが同じになるように調合する。そこで初めて香りは完成する。完成された香りが脳にイメージとして伝わるのよね。目に見えないものだから、脳に幻想をつくれるの。だから昔を思い出すのよ。脳の中で映像を見せたいの。その香りをかぐと、バラの花束が目の前にイメージできるようなね、それが私にとっても香りなの」
M「今から10年後20年後、40代、50代になって今の自分を振り返ったときに、あの頃は素敵な時代で、素敵な香りに包まれていたなあと思えるような、30代の香り選びをしたいなというふうに思いますね。未来の自分のためにもっていうのはあります」
H「香りとはいろんな関わり方があるから。実際、香りに助けられるということもあるのよ。香りの成分自体は本来浄化作用があるから。香りをかいだ瞬間、気持ちを切り替えることもできるのよ。心を沈めたいとき、逆に活力を持って集中したいとき、体を活発にしたいときなど、香りはその種類によって効果も様々。天然のオーガニックのもので、かつ正しく調和されている香りなら、本当に居心地のいい空間をつくることができるんです」
Photos : Akihito Igarashi Stylist:Mari Yohokoyama Hair & Make-up:Miyuki Watanabe 
Beauty Director:Hisako Yamazaki Interview & Text:Shizuka Horikawa Edit:Yukiko Shinmura
田丸麻紀(たまる・まき)
1978年9月4日大阪府生まれ。1995年のデビュー以来、CMや多数のファッション誌の紙面を飾り、トップモデルとして活躍。2003年3月より女優としての活動を本格始動。2011年にはNHKの連続テレビ小説に『カーネーション』に出演。2015年ニューカレドニア観光親善大使に就任。
ブログはこちら! http://ameblo.jp/tamaru-maki/
近藤 Hiroko(こんどう・ひろこ)
日本におけるオーガニックパフューマーの第一人者。Ecocert認証を取得するフレグランス&コスメティックブランド「Hiroko.K」を手がける。これまで、アロマテラピーアソシエイツを初めて日本に導入したほか、マンダリンオリエンタルホテルにて客室で提供する香りをプロデュースするなど、日本人の繊細な感性を活かし、和の心を「静と動」の香りで表現し、香水のあり方に革新をもたらし続けている。
情報はこちら! http://www.hiroko-k.com/
【田丸麻紀の笑顔ショット&撮影当日の私服スナップ】

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