間があいてしまいましたが、オランダ旅行記の続きをUPしていきたいと思います。(Day01、Day02もcheck!)
3日目もAmsterdam散歩。List upしたところがこの日訪れた場所なのですが、
droog®はオランダデザインを語る上で欠かせないショップなので、今回はこちらだけ。
droog designは、90年代初頭から様々なデザイナーや企業とのコラボレーションによって、
新しいデザインの文脈や概念を世の中に示すことで、デザインの価値を高めてきた革新的なブランドです。
店舗でありながら、’hotel’という名を冠したこの’Hôtel Droog’では、各部屋を意識して作られたゾーニングから、
展示・中庭・カフェ・Pop Up Shop…と様々な空間が展開されるシークエンスを通して、
オランダの「コンセプチュアル・デザイン」の神髄を味わうことができることができるでしょう。
もちろん商品一つとってもユニークで面白いのですが、ただ商品として飾っている・置かれているという印象ではなくて、
シークエンスを意識して「構成」されていて、ちゃんと「使うもの」に見えるのがいい。
鮮やかな配色で大胆にペイントされた壁もとても潔く、何よりとても楽しい。
ショップのコーナーを抜けると、「ガーデン」のエリアに抜ける扉が現れてきます。
オランダは、通りに面して一面建物のファサードが連なり、建物の奥、
建物と建物の間に中庭があるのが一般的なようでしたが、ここも例に漏れず。
アートと植物が共存する庭。
ワイヤーアートで模された自然は、人工的でありながら、自然とうまく調和がとれている。
葉っぱについた小さな水滴が輝く雨上がりの晴れた庭は、庭が一番美しい表情を見せてくれる瞬間だといつも思う。
「コートヤード」と名付けられた部屋。
食事やデザインがより一層映えるクリーンなムード漂うティールーム。
この日のメニューは(確かLunchだったはず・・・)こんな感じ。
・カリフラワーのスープ
・サーモンのオープンサンド
・アボカドサラダ、カッテージチーズとオレンジソースを添えて
・パン
・フレッシュオレンジジュース
・ティー(上の写真のトレーに入った10数種の茶葉から選ぶスタイル。)
ギャラリーでは、ARUP(国際的建築エンジニアリング・コンサルティング会社)のインスタレーションも。
どうやらこのシェル状の木の間で音が反響することで、特別な音空間を体験できるという展示だったよう。
“Not so much less is more, as less and more.”
「レス・イズ・モアというより、レス・アンド・モア」
droog®の共同設立者であり、キュレーター・作家でもある Renny Ramakersの言葉。
(言葉が先行する流行の)「ミニマリスト」に対して私が言いたかったことはこれだ。
まだ私たちは「レス・イズ・モア」と言うには若すぎる。
それに、「レス・アンド・モア」両方の世界を知った方がもっと楽しいはず!!
Have a good day!