壇=仏壇、蜜=お供え物。
前回の情熱大陸で衝撃を受けたのは私だけ?
「蜜=お供え物」という意味があるということに驚きを隠せませんが・・・
今回のテーマは「蜜」
もちろん仏教的解釈ではなく、一般的な意味で。
「蜜」と言うと、どういったイメージが頭に浮かぶでしょうか?
蜂蜜、果実、ドロッ、キラキラ、甘い、黄金、プーさん・・・etc
そして、私が「いい蜜」に必要だと思うのは鮮度だと思うのです。
”Fresh”というよりも”Vivid”な感じ。
ー新鮮な蜂蜜の澄んだ黄金色。
ドロッとしているのにあの爽やかな感じ。
ー熟していてかつ鮮度の良い果実にしかない蜜。
果肉と皮に守られながら内に秘めたエネルギー。
Vividなモノに惹かれ、身につけたくなるこの季節ですが、
外側をVividにするだけでは、不自然に赤くて中身がスカッスカのリンゴと同じ。
内側からVividに、そして自分だけの「蜜」を持った人になりたい。
まずは果実からそのエネルギーをいただく。
先日研究室に先生が石垣島からのお土産で持って来てくださった
(上)ピーチパインと(下)スナックパイン。
ピーチパインはその名の通り、ピーチの風味のするパインです。
瑞々しい淡い黄色の上品な見た目からは想像できないほどしっかりとした爽やかな甘みと酸味。
スナックパインは皮の凹凸を一房として手で簡単にちぎって食べることのできるパインです。
ナイフを入れて蜜が溢れ出した瞬間
一斉に果実の周りに群がり、無心になって食べる姿は蜜を求めて集まるカブトムシのよう。
虫に群がられたらちょっと困りますが笑、人やモノを惹き付ける「蜜」。
甘くて純粋なようで、まとわりついて離してくれない僅かな中毒性のせい。
常に鮮度高く、感度高く、そんな中毒性のある人になりたい。
アクセサリーにもその想いを込めて。
果実から零れ落ちた蜜がそのまま固まって形を得たかのようなvintageのdead stock。
「いい蜜」を作るために、また明日もVividな自然や人やモノの蜜を探して飛び回る・・・
Good night : )
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