目玉焼きに花壇!? 食べられる芸術パフェ@ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
パティシエのかたとお話していると、しばしばヴァローナ(VALRHONA)というワードを耳にします。それは、世界中のプロが愛用することで知られるフランスのチョコレートブランドのこと。ホテル インターコンチネンタル 東京ベイでは、ヴァローナとタッグを組みイースターをテーマにしたさまざまなスイーツメニューを展開中。今回は、2021年5月31日(月)まで提供しているパフェ2種を紹介します。
まずは、本物そっくりな目玉焼きがのったこちら!!
その下に隠れたマンゴーとパッションフルーツのジューシーなソルベで、まさに気分は南国。目を閉じれば、打ち寄せる波の音とジリジリ照りつける太陽を感じるよう。さらに、バナナの角切りとチョコレートのクランブルという黄金コンビで食感を演出しながら、最後はヴァローナの「イタクジャ」というチョコレートのソースで〆。この「イタクジャ」、カカオ豆を発酵させる際にパッションフルーツを入れて一緒に発酵させて作られるそうで、パッションフルーツの香りを纏っているのだとか! チョコレートと南国フルーツの美しい融合のかたちをこのパフェに見ました! 德永シェフの酸味使いは本当にお見事です。
もう一つのパフェは、パティシエの飯岡奈々さん作。2018年「BUKOクリームチーズ コンテスト 2018」ショーケース部門において優勝、そして2020年9月には「第27回ルクサルド グラン プレミオ」で見事優勝を果たした、德永シェフもその実力を認めるパティシエさんです。
繊細な飾り付けがされた、大胆なデザインのパフェ。上には花壇をイメージしたチョコレート菓子がのっていて、色々な角度から眺めてしまいます。今まさに開いたかのようなお花のチュイルも愛らしい。
花壇の部分をクローズアップ。プラチョコでできた人参に、クッキーの看板(絶妙な横板の位置!)、土に埋まったウサギのお尻など、なんと手が込んでいることか…。イタズラ好きなウサギが花壇を荒らしているのでしょうか。
こちらのパフェは、ヴァローナの「キダヴォア」というバナナとモルトの香りをきかせたチョコレートをメインに使用。少し熟したような発酵感のある独特の味わいがあり、扱いが難しそうに感じますが、パティシエの飯岡さんによると、「ミルクチョコレートとして美味しい食べ方で構成しました」とのこと。土に見立てたチョコレートクランブルに「キダヴォア」のクリーム、そしてナッツのような香ばしいチョコレート「カライヴ」を使ったビスキュイモワローというしっとりした生地、サブレを重ねています。異なる食感やチョコレートの味わいが楽しめます。
グラスのほうには、「ジヴァララクテ」というミルクチョコレートとアールグレイのアイスクリームが入っています。このアイスクリームが、飽きのこない美味しさ! 飯岡さんにお聞きすると、レモンのクリームを使っているのだそう。甘すぎず、どこか爽やかな奥行きを感じるのはそのせいかもしれません。
卵型のチョコレートの中にも、酸味がきいたレモンのクリームが! ヘーゼルナッツのキャラメリゼが香ばしさと食感のアクセントになっています。
さらに下に進むと、チョコレートのクランブル、「キダヴォア」のクリーム、さらに「キダヴォア」のソースが底に入っています。バナナが熟したようなフルーティでコクのある「キダヴォア」はクセになりそう。チョコレートの多面的な魅力を伝えてくれる、技巧派パフェです。
どちらも見た目以上の、そして見た目を裏切る!? 本格的味わいに驚くこと間違いなし! 遊び心たっぷりのパフェで、最高に楽しい時間が過ごせるはずです。
イースター目玉焼きパフェ
価格/¥2,640(税込・サービス料別)
提供期間/〜2021年5月31日(月)
提供場所/ニューヨークラウンジ By インターコンチネンタル東京ベイ(1F)/ ハドソンラウンジ(1F)
提供時間/11:30〜21:30(L.O.21:00)※ハドソンラウンジは22:00(L.O.21:00)まで
ウサギとお花畑そしてたまごパフェ
価格/¥3,080(税込・サービス料別)
提供期間/〜2021年5月31日(月)
提供場所/ニューヨークラウンジ By インターコンチネンタル東京ベイ(1F)
提供時間/11:30〜21:30(L.O.21:00)
ニューヨークラウンジ By インターコンチネンタル東京ベイ
TEL/03-5404-7895(直通)
ハドソンラウンジ
TEL/03-5404-7894(直通)
※当面の間、短縮営業となりますので詳しくはホームページをご確認ください。
ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
住所/東京都港区海岸1丁目16番2号
URL/www.interconti-tokyo.com/