こんなおしゃれな場所にゴキブリの話なんか書きたくないのですが、
どうも、最近ゴキブリが大量発生しているらしいのと、
ツイッターで書いたゴキブリの話をブログにも書いて欲しいと、ある人からリクエストがあったので、書きたいと思います。
お食事中の方や、苦手な人は読まないでくださいね。
私とゴキブリの戦いのイメージ図
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初めてゴキブリが私の家に出没した。
黒羽なので、外からの侵入。
虫に非常に弱い私は気が動転してママに電話。
ママ「早く殺しなさい。ゴキブリが卵産んでゴキブリだらけになるよ」
とだけ言い、ママは冷たく電話を切った。
結局私は家中の強い液を必死で探した。
ファブリーズ!!違う。
アルコール!!弱い。
食器洗い様の洗剤を見つけた。
何回かポンプを押したが、お洒落な入れ物に入れていたので全く力なく、洗剤は下に垂れるだけだった。
こういう時、自分の変な美意識に苛々する。
結局、一番使いたくなかったカビキラーを見つけた。
ゴキブリの卵を想像したらカビキラーを使う事は何でもなく感じた。
カビキラーをカビが生えてないのに、ゴキブリが逃げ込んだ所に吹き掛ける。
ゴキブリが凄い早さで壁をつたい、逃げようとした。
吹き掛け出したらゴキブリの気持ち悪さなんて忘れて、ただ殺す事に集中できた。
何度かゴキブリに、カビキラーが当たる。
ゴキブリは遂に壁から落ちてひっくり返った。
もう、ゴキブリは弱っていた。
でも、よくゴキブリがやる、嘘弱りかもしれないから、カビキラーを指が疲れるまで吹きかけた。
ゴキブリがピクピク痙攣し動かなくなった。
さすがの私も、これがゴキブリの演技でないことは解った。
気がつくと、家中にカビキラーが巻き散らかれ、お風呂場でもないので流すこともできず、大変な事になった。
部屋は臭いし、死んでるゴキブリは掴まなきゃいけないし、、、、。
カビキラーは取り扱いを間違うと人を殺す事もあるから、取り扱いに注意する様に周りから散々言われて、なるべく使わないようにしていたのに、、、、。
カビキラーの臭いとゴキブリの気持ち悪さに朦朧としながら、ああ、こういう時にいてくれる彼氏欲しい…と思った。
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という話です。
私、ゴキブリというか虫全般嫌いなのに、ゴキブリ運が特に悪いんです。
おしゃれな代官山を一人で歩いていたら、自分めがけて何か飛んで来たな〜何だろう?
って思ってぶつかった辺りを見たらゴキブリがブローチの様に止まっていたり、、、。
そういえばまだ地元に居た頃、もんじゃ焼き屋さんで男の子ともんじゃを食べてた時に起こった、
とっておきのゴキブリエピソードがあります。
これは忘れられない話です。
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私は市内に一件しかない、もんじゃ焼き屋さんで男の子と2人、もんじゃ焼きを食べていた。
すると、つつつつーーっと、鉄板の横のテーブルの淵を3ミリ程の小さな茶羽根のゴキブリが通り、
男の子の方のテーブルの下に入っていった。
私は声を上げそうになったが、お店の人に悪いから何とか我慢した。
男の子は慌ててテーブルの下を見た。
その瞬間、男の子は驚き、ガッと音を立て、後ろに椅子を引いてテーブルから離れた。
私「何?え!どうしたの?」
男の子「、、、、、、、見ない方がいいよ、、、、、、」
私「え!何で?」
思わず、私はテーブルの下を覗いた。
すると、テーブルの鉄板の下辺りに、茶色い山が逆さになった様なものがあった。
私は最初何か解らず、近づいて良く見てみた。
それはゴキブリがゴキブリにしがみついてできた山が逆さに付いているものだった。
何千匹のゴキブリの固まりを見たのは初めてだった。
私は思わず、
私「ひゃーーーーー!!!」
と声を上げ立ち上がった。
店は客で満席だったので、みんながこっちを見ていた。
私「すみませーーーん!!ちょっと虫が凄いです!!」
と、奥に居た、お店のおばさんを呼んだ。
おばさん、奥から出て来て私達のテーブルに近づき、何も言っていないのにテーブルの下を覗いた。
おばさん「ああ、これね」
何も無かった様におばさんは店の奥に戻って行った。
男の子「もう、出よ」
私「出よ出よ!」
と話して帰り支度をしている時に、おばさん、ほうきを持って登場。
私達に目もくれず、いきなりテーブルの下を叩いた。
するとゴキブリの固まりが、どっっさ、と音を立てて落ちた。
私達は無我夢中で、椅子の上に立った。
周りの客も気づいて
客「きゃーーーーーー!!!」
客「ゴキブリーーーー!!!」
と各々叫んで椅子の上に立った。
おばさんが無言で、固まって動かないままのゴキブリの固まりを、足でグシャグシャ踏みつぶした、、、、、。
もう、それは地獄絵図でしかなかった。
おばさんに踏みつぶされまいと逃げまどうゴキブリ。
さっきまで美味しくもんじゃを食べていたのに椅子の上に立って恐怖に怯える客達。
暫くゴキブリがいなくなるまで椅子の上に立っていた客達は、ゴキブリが居なくなったのを確認すると逃げる様に帰って行った。
お店のおばさんは一切謝らず、きちんとお金を取っていた。
私達もきっちりお金を取られた。
もう、もんじゃと茶羽根がごっちゃになって、まるで大量の茶羽根を食べたかの様な気持ち悪さだった。
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この話は強烈ですね。
きっと冬だったので鉄板の下が温かかったのでしょうね。
はあ、、、、、すみません。
とにかく
ゴキブリにはご注意を。
冒頭に書いたある人からのリクエストのある人とは、、、、
明和電機社長、土佐信道氏です。悪趣味ですね、、、、。
TORICO