おしゃれ業界人御用達!夏にぴったりな手土産 | Numero TOKYO
Life / Feature

おしゃれ業界人御用達!夏にぴったりな手土産

センスが問われる手土産は、味も見た目も抜群なものをチョイスしたい。そこで、贈り物上手なファッション関係者に聞き取り調査! もらって嬉しい、あげて喜ばれること間違いなしの、とっておきの逸品を教えてもらいました。そんな夏にふさわしい清涼感たっぷりなスイーツを紹介。

京橋千疋屋の「自家製くりぬきゼリーセット」


自家製くりぬきゼリーセット(6個入り) ¥5,832(税込)

フルーツがそのままゼリーに! 信頼の果物専門店が作るフレッシュなスイーツ

1881年に創業した老舗果物専門店「京橋千疋屋」。毎年120,000個も販売している「自家製くりぬきゼリーセット」は、絶対にハズさない手土産の王様。

見た目のインパクトはもちろんのこと、果汁たっぷりのゼリーは甘さと酸味のバランスがよく、夏にぴったりのさっぱりとした口当たり。食べるときには、ふたの部分に残った果実を絞って。口溶けのいいふるふるゼリーと、フルーツの爽やかな香りが口のなかいっぱいに広がる。

おすすめコメント
「丸ごとの果物を使っているので、個人的にもらうと非常に嬉しい!」
「見た目のインパクトもさることながら、フレッシュなフルーツ感が味わえる贅沢な一品」

京橋千疋屋 京橋本店
住所/東京都中央区京橋1-1-9
営業時間/平日 販売9:00~18:00 飲食10:00~18:00(L.O.17:30)
※月曜日はフルーツバイキング開催のためL.O.16:30
土日祝 販売・飲食11:00~18:00(L.O.17:30)
定休日/第2、第4日曜、年末年始
TEL/03-3281-0300
URL/www.senbikiya.co.jp

HIGASHIYAの「青竹水羊羹」「甘夏の道明寺羹」


青竹水羊羹(5本入り)¥3,564(10本入り)¥6,264(税込) ※在庫がなくなり次第販売終了


甘夏の道明寺羹(1本) ¥1,944(税込) ※在庫がなくなり次第販売終了

たたずまいに涼を感じる。夏を味わう和菓子

季節を感じる手土産といえば和菓子。パッケージからお菓子にいたるまで、デザインし尽くされたHIYASHIYAは、感度の高いファッション関係者も絶賛。夏の手土産にするなら、目からも涼しさを感じるような季節限定のものを。

「青竹水羊羹」は、本物の青竹を容器にしたなめらかな水羊羹。小豆の風味に、ほのかな青竹の香りが爽やかさを添える。水羊羹を包むパッケージは、ざっくりと編んだ竹かごで、こちらも手土産を受け取った人が涼を感じる演出だ。砂糖漬けした甘夏の皮を、道明寺粉とともに寒天で仕上げた「甘夏の道明寺羹」は、見た目も涼やか。ほろにがい甘夏と寒天のほどよい甘さ、道明寺粉のプチプチした食感が楽しい。

おすすめコメント
「HIGASHIYAのプレゼンテーションは本当に素晴らしいと思う。『青竹水羊羹』は竹籠入りで見た目も涼しげ」
「他にはない独自性、パッケージもシンプルでおしゃれ」

HIGASHIYA GINZA
住所/東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル2F
無休
営業時間/11:00~19:00(茶房L.O.18:00)
TEL/03-3538-3230(売店)、03-3538-3240(茶房)
URL/www.higashiya.com/

宗家 源 吉兆庵の「陸乃宝珠」


陸乃宝珠(単品)¥303(6個入)¥1,944(8個入)¥2,592(12個入)¥3,888(すべて税込)

大粒マスカットを丸ごと使ったみずみずしい果実菓子

その昔、「お菓子」とは「果子」と書き、果実や木の実を指していた。和菓子の名店「宗家 源 吉兆庵」が、その原点に立ち返り果実を丸ごと使った「果実菓子 自然シリーズ」。その「陸乃宝珠」は、大粒のマスカット オブ アレキサンドリアを丸ごと一粒使ったお菓子。マスカットの周りをやわらかな求肥で包み上品な甘さの砂糖をまぶしているため、口の中でジューシーな果汁が弾ける。マスカットの収穫量に限りがあるため、数量限定発売。販売期間は9月中旬までなのでお早めに。

おすすめコメント
「フレッシュなマスカットと柔らかい求肥の組み合わせが絶妙。グリーンの涼しげな見た目も、夏のおもたせにぴったりです」
「初夏の爽やかさが伝わる一品です」

宗家 源 吉兆庵
銀座本店
住所/東京都中央区銀座7-8-9
営業時間/平日10:00~21:00 土日祝10:00~19:00
無休
TEL/03-5537-5457
URL/www.kitchoan.co.jp

ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェの「マンゴープリン」


マンゴープリン ¥670(税込)

フレッシュ、ソース、プリンの3タイプでマンゴーを堪能!

「ザ・ペニンシュラ東京」の「マンゴープリン」は、エグゼクティブ ペストリーシェフのパスカル・シャルデラ氏が手がける、東京のオリジナルレシピ。

香りと風味がしっかりしたアルフォンソマンゴーを使った濃厚なプリンに、その時期に一番おいしいマンゴーをカットしてトッピング。さらにその上からトロッとしたマンゴーソースをかけた、マンゴー好きにはたまらない一品。スプーンを入れると、なめらかなプリンの中からココナツソースが出現! マンゴーとココナツの香りに、うっとりしてしまうこと間違いなし。午前中で売り切れてしまうこともあるので、購入はお早めに。

おすすめコメント
「とても濃厚でおいしく、手土産にすると喜ばれる」

ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ
住所/東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京 地下1F
TEL/03-6270-2717
営業時間/11:00~18:00
URL/www.peninsula.com/ja/tokyo/hotel-fine-dining/the-peninsula-boutique-cafe

御菓子所 ちもとの「八雲もち」


八雲もち(8個 竹籠入)¥1,870(税込)

柔らかな食感に香ばしいカシューナッツがアクセント

昭和40年創業、都立大学の老舗和菓子店「ちもと」の名物として知られる「八雲もち」。竹皮の包みを開けると、ほんのり甘い香りが漂う。やさしい甘みの黒砂糖の求肥は、口にした途端とろけるようなふわふわの食感。砕いたカシューナッツが入っており、歯ごたえも楽しい。長年愛されてきた老舗の味は、老若男女問わず喜ばれるはず。

おすすめコメント
「口当たりが重くないので夏場のギフトにおすすめ」

御菓子所 ちもと
住所/東京都目黒区八雲1-4-6
営業時間/10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日/木
※8月29日~9月1日まで休み
TEL/03-3718-4643
URL/chimoto-yagumomochi.com/

笹木商店の「覚王山豆乳ジェラート」


豆乳ジェラート(濃厚豆乳/ゆず豆乳/黒ゴマ豆乳)各¥410(税込)

豆乳80%! 豆腐のようなきめ細やかなローカロリーデザート

名古屋市千種区の覚王山地区で豆腐づくりを営む笹木商店。豆腐を知り尽くしたプロが作るのは、覚王山の伏流水と愛知県産大豆「ふくゆたか」の豆乳を使った、絹ごし豆腐のような豆乳ジェラート。大豆の豊かな風味を感じられる。なめらかな口どけとさっぱりした後味は、素材を厳選した覚王山豆乳ジェラートならでは。ローカロリーなので、ヘルシー志向の方への手土産にも。

おすすめコメント
「豆腐の味を凝縮した濃厚な豆乳を約80%使用しているとのことで、豆乳の甘みや豆腐の風味を楽しめます」

笹木商店
住所/愛知県名古屋市千種区御棚町1-21
TEL/052-751-8701
URL/www.kakuouzan-tofu.com/

綾farmの「生ドライフルーツ」


生ドライフルーツ(5種類)¥5,000(税込)
写真はメロン(赤肉)、レモン、不知火(みかん)、いちご、マンゴー。※フルーツは季節によって異なる

フルーツの旨味がじゅわっと広がる新感覚の美味しさ

日本初の国産ドライフルーツ専門店による「生ドライフルーツ」。加熱せずに低温で乾燥させる独自の製法により、生の果物でもドライフルーツでも味わうことのできない、フルーツの旨味をぎゅっと濃縮。柔らかくジューシィな食感で、みずみずしい果汁が口にいっぱいに広がる。お酒好きにもおすすめ。

おすすめコメント
「ホームパーティの手土産として持参したら、ワインに合う!と大好評。デザートのつもりでしたが、おつまみとしても大人気でした」

綾farm
住所/東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 地下2F
営業時間/10:30~20:30
TEL/03-6263-9739
URL/aya-farm.com/

きのとやの「北海道いちごプリン」


北海道いちごプリン ¥367(税込)

つぶつぶいちごジャムが絶品のなめらかプリン

「焼きたてチーズタルト」で有名な札幌の人気店「きのとや」。ここでぜひチェックしたいのが、ルックスもキュートな「北海道いちごプリン」。北海道美瑛産の牛乳と北海道産の完熟いちごをたっぷり使い、いちごの味と香りたっぷりのプリンは、クリーム一歩手前というくらいの極上のなめらかさ。果肉感のある自家製いちごジャムもポイント。北海道に行けなくても、オンラインショップでも入手可能。

おすすめコメント
「とびきりのおいしさと見た目の可愛らしさとで、たびたび手土産にしてしまうプリン。なめらかな舌触りといちごのつぶつぶがクセになります」

きのとや
白石本店・KINOTOYA Café

住所/札幌市白石区東札幌3条5-1-20
営業時間/9:00~21:00
定休日/1月1日
TEL/0120-24-6161
URL/www.kinotoya.com/

養老軒の「ふるーつ大福」


丸ごと巨峰の大福 ¥216(税込)※店頭販売期間10月まで(なくなり次第終了)


南国ベリー大福 ¥292(税込)※店頭販売期間8月16日~9月16日(オンラインショップは要確認)

果物がゴロリと入った新感覚の和菓子

岐阜の名店「養老軒」で人気の「ふるーつ大福」はいちご、バナナ、栗、つぶ餡をクリームとお餅で包んだ洋菓子のような和菓子。販売期間は11月から5月だが、そのほかの時期も旬のフルーツを使った期間限定の「おりじなる大福」が楽しめる。

10月まで限定の「丸ごと巨峰の大福」はていねいに皮をむいた大粒の種なし巨峰ととぶどう餡、クリーム。8月16日〜9月15日までの期間限定「南国ベリー大福」は完熟パイナップル、ブルーベリー、ラズベリー、ゴールドキウイ、ベリー餡。食べる場所によって、いろいろなフルーツが現れて楽しい。まわりを包む大福の生地は、国産の餅粉100%を使っているから、マシュマロのようにふわふわ。オンラインショップでも入手可能なので、女性の多いオフィスの手土産に。

おすすめコメント
「季節によって、旬なフルーツを楽しめます。フルーツ餡とクリームのハーモニーも抜群」

おりじなる大福 御菓子処 養老軒
養老軒 本店
住所/岐阜県加茂郡川辺町下川辺273-1
営業時間/9:00~19:00(日~18:00)
定休日/水
TEL/0574-53-6291
URL/www.yoroken.com/

FLOTOの「ジェラート」


ジェラート 持ち帰り用カップ ¥450(税込)

地元に息づいた、こだわりのジェラートと焼き菓子

2017年3月、参宮橋にオープンした「フロート(FLOTO)」は、旬のフルーツを使用したジェラートをはじめ、ペストリーやケーキ、焼き菓子まで揃うショップ。

月替わりのパフェが人気の代々木上原「パティスリー ビヤンネートル」のオーナーパティシエを務める馬場麻衣子さんが、その姉妹店としてオープンした。


ジェラート(シングル)¥480(ダブル)¥540(トリプル)¥640(すべて税込)

「すべて自分で手作りしたいんです」と語る馬場さん。そのこだわりは至るところに。例えば、砂糖はまろやかな甘みを与えてれるという、ミネラル分を多く含む種子島産の甘しゃ分蜜糖を使用。シュークリームは注文を受けてからクリームを詰めるなど、すべては美味しさのため妥協はなし。

ジェラートは、各地から素材を厳選した季節のフルーツが人気で、全部で10種類以上取り揃える。愛媛のプラムやキウイ、長野のあんずなど、どれも素材そのものの味が存分に引き立った、目が覚めるほどフレッシュな味わい。

持ち帰り用のカップのパッケージは、イラストレーターのみずうみが手掛けた華やかなデザイン。地方発送にも対応してくれる。

店内にはクッキーやマドレーヌなど、焼き菓子も充実。シンプルな素材のビスケットや、スパイスが利いた大人のチーズクッキーなど、さまざまなお菓子をラインナップ。ボックスに詰め合わせて贈ることも可能。

お菓子だけでなく、クロワッサンやマフィン、クロックムッシュなども店頭に。さらに、美味しいコーヒーもいただけるので、朝食からおやつまでさまざまなニーズに応えてくれる。ご近所から愛されるのも納得の、デイリーに訪れたい街のお菓子屋さんだ。

FLOTO
住所/東京都渋谷区代々木4丁目12−6
営業時間/9:00~19:00
定休日/水、木
TEL/03-6300-9099
Instagram/@floto_gelato

和のかし 巡の「アイスキャンディー」


アイスキャンディー(小豆)¥410(税込) ※抹茶も用意

美味しくて身体にやさしい、新しい和菓子

代々木上原駅近く、井の頭通りから一本入って進むと見えてくる「和のかし 巡」。元々ビューティブランドのPRとして活躍していた黒岩典子さんが、2016年4月にオープンした和菓子店だ。

ただし、他の和菓子店と異なる特徴のひとつは、白砂糖を使わず、血糖値が上昇しにくい有機アガベシロップを使用していること。さらに、卵や乳製品、小麦粉やそば粉、添加物なども一切使用していない。「今は血糖値を安定させることが、すべての健康に繋がっているような気がします。でもやっぱり、甘いものは食べたい。そこで、なるべく身体に負荷がかからず、食べても後悔しないストレスフリーなお菓子が一番良いのではと思います」と、黒岩さん。


店内では、こだわりの食材も販売。お店で使っているオリジナルのアガベシロップも購入できる。

そんな彼女の思いが詰まった代表作が、大福「福巡り」。無農薬のもち玄米に黒大豆、抗酸化作用のある黒キヌアを使用し、備長炭を生地に練りこんだもので、もちろん甘みはアガベシロップのみ。和菓子の常識を覆す、マクロビの知恵が詰まった逸品だ。


「福巡り」(なめらか餡、つぶ餡)各¥378(税込)

夏季は、店内でいただけるかき氷のほか、テイクアウトできるアイスキャンディーも人気。自然栽培の小豆をゆでこぼしせずに炊いたつぶ餡は、栄養をたっぷり含みながら、豆そのものの味をダイレクトに味わえる。アガベシロップから作られる水溶性繊維質である有機イヌリンを配合し、さくっとした食感を生むほか、整腸作用も期待できるそう。

他にも、つるりといただける夏ならではの寒天も。血糖値を下げる効果のある桑の葉茶の寒天に、アガベシロップで煮たキウイ、つぶ餡と、レモン餡やオレンジ餡などその時々で変わる白餡を添えた、見た目にも爽やかな一品。


巡特製 お楽しみ寒天 ¥583(税込)

「甘くなければお菓子ではありません。理論的なことよりも、一度召し上がっていただいて、美味しいと実感していただき、そして身体にも良いことを知っていただけたら」と語る黒岩さん。甘いもの好きなあの人をあっと驚かせる、まったく新しい和菓子体験をプレゼントしてみては。

和のかし 巡
住所/東京都渋谷区上原3-2-1
営業時間/10:30~18:00
定休日/月
TEL/03-5738-8050
URL/www.wa-meguri.com/

 

 

 

Photos:Yuji Namba Text:Miho Matsuda Edit&Text:Yukiko Shinto

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2025 N°183

2024.11.28 発売

Future Vision

25年未来予報

オンライン書店で購入する