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Lifestyle Trip

ラテンの国ブラジル、リオ・デ・ジャネイロの最新スポット案内

2014年のW杯サッカー、2016年のオリンピック開催地として一躍脚光を浴びたブラジルの都市リオ・デ・ジャネイロ。その後、一旦は景気後退したと伝えられながら、去年から回復の兆しも見られています。今、見るべきブラジル発のファッション、アート、グルメ、建築の最新スポットを紹介!

その昔はブラジルの首都でもあったリオ・デ・ジャネイロはまさにこの国の“絵葉書”のように、人々が思い描くブラジルのすべて、があるといっても過言ではないでしょう。

南半球なので日本とは季節が逆ではありますが、年間を通じて温暖な気候で、いつでもビーチライフが近くにあります。海の反対側にはチジュカの森など熱帯雨林もあり、トレッキングやヴォルダリング、ハンググライダーなどのレジャーも楽しめる実に自然豊かな地形になっているのが特徴です。

首都ブラジリアのほか、ニューヨークにある国連ビルなどの設計でも知られる世界的建築家オスカー・ニーマイヤーを排出したデザイン大国でもあり、建築はもちろん、ファッションでも見るべきブランドが多いといっていいでしょう。ファッションといえば、ジゼル・ブンチェンを筆頭にスーパーモデルの産出国ともいえる美女の国、でもありますね。

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常にヘルスコンシャスなライフスタイルを牽引するお国柄でもあり、世界でジュースクレンズがトレンドになるかなり前から、ビーチ沿いにはフレッシュジュースのスタンドが山ほどありましたし、日本ではハワイ発と勘違いしている人も多いアサイボウルのアサイもそもそもはブラジルのアマゾンが原産で、カリオカたちにはサーファーフードとして親しまれてきました。

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そして何よりの魅力はおおらかでフレンドリーなローカルのブラジル人気質、といっていいのではないでしょうか? 政治や社会的な問題はいつもありますが、年に1度のカーニバルともなれば、貧富の差を超えてビーチやストリートで踊りあかし、また祝杯を交わす。人間愛ともいえる暖かさがブラジルにはいつも溢れています。

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海岸線を見下ろす、最新デザイン・ホテル

Emiliano Rio(エミリアーノ・リオ)

コパカバーナ海岸沿いにオープンした最新デザインホテル。ブラジル人建築家のアーサー・カラスがアメリカ人建築家チャド・オッペンハイムとコラボレーションしたデザインは、リオの街並みにインスパイアされたというグラフィカルな白の外壁が目をひきます。


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海岸を一望できる屋上のデッキテラスはホテルゲストだけのプライベート空間ですが、1階のレストラン&バーは一般にも開放されています。セルジオ・ロドリゲスなどブラジルを代表する家具デザイナーの名作チェアもたくさん置かれています。

Emiliano Rio
住所/Av. Atlântica, 3804 – Copacabana, Rio de Janeiro – RJ, 22070-001, Brazil
TEL/+55 21 3503-6600
URL/emiliano.com.br/

注目のブラジルデザイナーをピックアップ!

Dona Coisa(ドナ・コイザ)

今、ブラジルのクリエーターたちに人気のジャルジン・ボタニコ地区。カラフルなグラフィティの壁なども多いこの地区で、最新のブラジルデザイナーの服を探すなら必ずおとずれたいのがこのセレクトショップです。


オープン以来“ブラジルのコレット”(コレットは閉店してしまいましたが……)として親しまれてきた審美眼の光る品揃え。カリオカガールに人気のビキニから、カラフルなジュエリー、バッグなどが盛りだくさん。2階には地元の作家による陶芸作品なども扱うカフェも併設。

Dona Coisa
R. Lopes Quintas, 153 – Jardim Botânico, Rio de Janeiro – RJ, 22460-020, Brazil
Phone: +55 21 2249-2336
http://donacoisa.com.br

現代美術家が手がけるアートなレストラン

Casa Camolese(カーサ・カモレーゼ)

現代美術家としては世界的に有名なヴィック・ムニーズ。スパゲッティやチョコレートなど食べ物を使って描いたポートレート作品でも知られる彼が最近オープンさせた今、一番話題のレストラン。

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©︎Rodrigo Azevedo & Tomas Rangel

2階はビールの醸造ルームもあり、オリジナルの生ビールが飲めるほか、ブラジル産のフルーツなどをふんだんに使ったカクテルメニューも充実。フードは地元の農家と提携した季節の素材を使った地中海風のレシピを中心に。ダイニングルームにはムニーズによるアートも展示されているので、お見逃しなく!

Casa Camolese
住所/R.Jardim Botânico, 983 – Jardim Botânico, Rio de Janeiro – RJ, 22470-051, Brazil
TEL/+55 21 3514 8200
URL/www.casacamolese.com.br

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インスピレーションの宝庫、ハンドクラフトの美術館

Crab(クラブ)

ブラジル各地の伝統に根ざしたハンドクラフトの作品を展示する最新のミュージアム。リサイクルした布をひも状にしてかぎ針編みで作ったタペストリーやマット、カラフルなフローラルプリントを使ったインテリアグッズなどはお土産にして持って帰りたいものばかり!

見どころは毎年2〜3月に開催されるカーニバルの衣装で、その土地のストーリーに根ざしたデザインはまさにハンドクラフトの宝庫といったゴージャスさ。ブラジリアンクチュールともいえるクリエーティビティが感じられます。

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Crab
住所/Praca Tiradentes 71, Rio de Janeiro, State of Rio de Janeiro 20060-070, Brazil 
TEL/+55 21 3380 1850
URL/www.crab.sebrae.com.br

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クラシックな空間でブラジル伝統料理を堪能できる人気店

Rio Scenarium(リオ・セナリウム)

ブラジル伝統料理や音楽を楽しみたいならぜひここへ。アンティークやヴィンテージ家具の店が立ち並ぶダウンタウンのランドマーク的な存在で、ブラジリアンレトロな装飾の店内はランチからディナーまでいつも人がぎっしり!

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夜はサンバやボサノバのライブなども開催されているので、ディナー後のドリンクタイムに立ち寄ってみるのも良いかも。ダウンタウン界隈は少し治安が悪いので、街歩きはシンプルな格好をおすすめします。

Rio Scenarium
住所/Rua do Lavradio, 20 – Centro, CEP 20230-070 – Rio de Janeiro – RJ
TEL/+55-21-3147-9000/9001
URL/www.rioscenarium.art.br

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ハンガリーとブラジルの伝統をモダンにミックスしたアクセサリー

Lokal Wear(ローカル・ウェア)

ストロー素材とメタルを組み合わせたイアリングやネックレスなど、ブラジル伝統の技法をモダンにデザインしたアクセサリーのブランド。


デザイナー、ブルーナ・パットコーはリオ出身でハンガリー人の夫との結婚を機にブタペストで発祥。ハンガリー伝統のレース柄を樹脂素材でかたどったイアリングがシグニチャーだ。 現在はブラジルのNGOと提携し、地元の低所得者層の女性たちを働き手として雇用し、生産を行っている。

Lokal Wear
住所/Rua Aníbal de Mendonça 108C, Ipanema, Rio de Janeiro, RJ, Brazil
TEL/+55 (21) 99918-6566
URL/www.lokalwear.com

Photos&Text:Akiko Ichikawa Edit:Masumi Sasaki

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