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KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2018

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2018 フェスティバルブックに寄稿しました。参加アーティストであるジョン・グムヒョン Geumhyung Jeongの作品に関連するエッセイとなります(『Rehab Training』リハビリをテーマに、リハビリ道具や等身大人形を用いた作品)

拙稿ですが、お読み下さると嬉しいです。

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2018は2018年10月6日(土)-28日(日)に開催されます。皆様、是非。

詳細プログラムはこちらからご覧下さい→ kyoto-ex.jp

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今年のフェスティバルブックを本日より配布開始!
テイクフリーで全国の劇場、関西圏のホテルやゲストハウスにお届けします。各会場やKYOTO EXPERIMENT事務局でもご用意しています。

公演情報やフェスティバルの情報だけでなく、各プログラムページには寄稿文を掲載しています。
今年はいつもと趣きを変え、アーティスト、批評家、ミュージシャン、エッセイスト、と様々なジャンルの方にテキストを寄せていただきました。フェスティバルブックを通して各プログラムの概要や背景をシェアすることで、よりフェスティバルをお楽しみいただけるはず。
ぜひお手にとってご覧ください!

 

 

著者と寄稿文タイトル:

1. ジョン・グムヒョン Geumhyung Jeong
サエボーグ(アーティスト)
『人間でないもののためのポルノ』

2. ジゼル・ヴィエンヌ/DACM Gisèle Vienne / DACM
奥田愛基(市民活動家。元「SEALDs」創設メンバー)
『飾り物じゃない出会いを求めている』

3. ロベルタ・リマ Roberta Lima
ロベルタ・リマと招德酒造・杜氏、大塚真帆の対談 

4. 山城知佳子 Chikako Yamashiro
仲村颯悟(映画監督)
『22歳が見続ける沖縄』

5. ウースターグループ The Wooster Group
内野儀(演劇研究者 / 学習院女子大学教授)
『パフォーミング・ガレージとその時代―ウースターグループの起源について』

6. 田中奈緒子 Naoko Tanaka
吉岡洋(美学者 / 京都大学こころの未来研究センター特定教授)
『揺動するプラトニックな世界』

7. セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョー Cecilia Bengolea & François Chaignaud
RANKIN TAXI(レゲエミュージシャン)
『島国根性とDub』

8. マレーネ・モンテイロ・フレイタス Marlene Monteiro Freitas
シモーヌ深雪(シャンソン歌手 / ドラァグクイーン)
『淫蕩は舞台装置となり得るか!?』

9. She She Pop
小林美香(写真研究者 / 東京国立近代美術館客員研究員)
『混淆する身体像とジェンダー』

10. 市原佐都子/Q Satoko Ichihara / Q
少年アヤちゃん(エッセイスト)
『ぼくたちの嘘・東京』

11. 手塚夏子 Natsuko Tezuka
武藤大祐(ダンス批評家 / 群馬県立女子大学文学部准教授(舞踊学・美学)/ 振付家)
『芸能は漂流する』

12. ロラ・アリアス Lola Arias
中村江里(日本学術振興会特別研究員PD〈慶應義塾大学〉)
『戦争のトラウマと治療としての演劇』

 

 

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ジョン・グムヒョンGeumhyung Jeong

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Photo by Tae Hwan Kim

1980 年生まれ。振付家、パフォーマー。湖西大学で演技、韓国芸術総合学校でダンスとパフォーマンス、韓国フィルム・アート・アカデミーでアニメーションを学ぶ。作品では、身体が周辺環境を変える力や、官能性、欲望によって変容する能力といった身体の可能性を探求し、身体とそれを取り巻くものとの関係を模索する作品を製作している。また、演劇のテクニカルな面に着目し、ダンスとパペットを組み合わせた作品プロジェクトを展開している。テート・モダン(イギリス)、Liveworks Festival(オーストラリア)、アトリエ エルメス(韓国)、New Museum Triennial(アメリカ)、チューリヒ・シアター・スペクタクル、インパルス タンツ(オーストリア)などで作品を発表し、国際的に活動している。日本では2011 年にフェスティバル/トーキョーとアイホール(兵庫)で『油圧ヴァイブレーター』を上演。

www.vimeo.com/geumhyung

名称 KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2018
開催期間 2018年10月6日(土)-28日(日)
会場 ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、 京都府立府民ホール “ アルティ”、元離宮二条城、ほか
「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」は今年で9 回目を迎えます。今回は、公式プログラムとして女性アーティストおよび女性性をアイデンティティの核とするアーティスト/カンパニーにフォーカスを当てた全 12 組の作品を紹介します。また、日仏交流160 周年及び京都・パリ友情盟約締結60 周年を記念し、複数のフランス人アーティストの作品を上演いたします。 作品だけでなく、アーティストそれぞれの創作の背景を観客とともに共有することで、現代における男性中心主義、家父長制、そして社会に織り込まれたパターナリズムについて再考する機会を設けます。「女」と「男」という従来の分類に当てはめ、分断や対立を煽るような議論を超え、人間の根源的な生/性についてより本質的な議論を促し、本フェスティバルが芸術を媒介〈メディア〉として市民が集う「場」となることを目指します。KYOTO EXPERIMENT の新たな試みに、どうぞご期待ください。 京都国際舞台芸術祭実行委員会

 

 

参加アーティスト
  • ジョン・グムヒョンGeumhyung Jeong

  • ジゼル・ヴィエンヌ/DACMGisèle Vienne / DACM

  • ロベルタ・リマRoberta Lima

  • 山城知佳子Chikako Yamashiro

  • ウースターグループThe Wooster Group

  • 田中奈緒子Naoko Tanaka

  • セシリア・ベンゴレア&フランソワ・シェニョーCecilia Bengolea & François Chaignaud

  • マレーネ・モンテイロ・フレイタスMarlene Monteiro Freitas

  • She She Pop

  • 市原佐都子/QSatoko Ichihara / Q

  • 手塚夏子Natsuko Tezuka

  • ロラ・アリアスLola Arias

*公式プログラムのほか、レジデンスプログラムやフェスティバルと同時期に行う様々なイベントを紹介する、フリンジ「オープンエントリー作品」(10月1日-10月28日) などの関連プログラムを開催

詳細プログラムはこちらからご覧下さい→ kyoto-ex.jp

主催 京都国際舞台芸術祭実行委員会[京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター]

Profile

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サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

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