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『今を生き抜くための70年代オカルト』@前田亮一

いつもお世話になっているケロッピー前田さんがオカルト本を出版いたしました!私も早速買います~!!

雑誌で結構拝読してたのですが、一冊にまとまってくれて嬉しいのでご紹介を。

前田亮一(ケロッピー前田)著『今を生き抜くための70年代オカルト』(光文社新書)刊行のお知らせ

(以下、上記ブログより転用)

このたび、ケロッピー前田こと前田亮一のオカルト検証本『今を生き抜くための70年代オカルト』が光文社新書から刊行となります。(2016年1月19日発売)

私、ケロッピー前田は、長年、世界のアンダーグラウンドシーンをレポートしてきましたが、実はもともとオカルト少年であった過去もあります。

昨今のオカルトブームの再燃、2014年夏のユリ・ゲラー取材などをきっかけに、ここ数年、各種の雑誌に執筆してきたオカルト記事を一冊にまとめることができました。

ぜひとも、この機会に、オカルティックな旅にもお付き合いいただければ嬉しいです。

ケロッピー前田(前田亮一)

70

(刊行情報)

前田亮一 著『今を生き抜くための70年代オカルト』

光文社新書 2016年1月19日発売

本体価格820円(定価886円)

大槻ケンヂ氏推薦!

「僕らの体験したオカルト」とは何だったのか?

それを再考することは、もはや大人のたしなみ。

好奇心の火が必ず胸にまた灯る。

帯画:シライシユウコ

UFO、UMA、超能力、心霊写真、ピラミッド・パワー、ムー大陸などの70年代オカルトは、どこから来て、どこに向かったのか?

本書は、筆者が子供時代に体験した昭和オカルトブームの検証から始まり、その発祥をたどり、日本で“オカルト”と呼ばれているものの実態に迫ろうというものである。そこからみえてくるのは、社会現象としてのオカルトブームに映し出される戦後日本や僕らの姿なのだ。

ネット時代の今、個人はオカルトの自由とでもいえる状況を謳歌している。混迷する21世紀を生き抜くためにも、きみもオカルト好きをカミングアウトしようではないか!

(著者プロフィール)

前田亮一(まえだりょういち)

1965年東京生まれ、千葉大工学部卒後、白夜書房(コアマガジン)を経てフリーランスに。ケロッピー前田のペンネームで世界のアンダーグラウンドカルチャーを現場レポート、若者向けカルチャー誌『ブブカ』『バースト』『タトゥー・バースト』(ともに白夜書房/コアマガジン)などで活躍し、海外の身体改造の最前線を日本に紹介してきた。近年は、ハッカー、現代アート、陰謀論などのジャンルにおいても海外情報収集能力を駆使した執筆を展開している。

[目次]

プロローグ 僕らの血肉となったオカルトの源泉

社会現象としてのオカルトブーム/あらためて、オカルトとは何だろう?/ソーシャルメディア時代のオカルト/オカルトブームが教えてくれること

第一章 宇宙開発時代の空飛ぶ円盤

日本オカルトブームの原体験/50年代のアメリカUFOブーム/コンタクティたちとUFO教/現代の神話としてのUFO/デニケンの古代宇宙人飛来説/米軍UFO調査資料から生まれた映画『未知との遭遇』/UFO陰謀論としてのロズウェル事件/ネット時代のUFO神話/ナチスとUFO

第二章 ユリ・ゲラーと米ソ超能力戦争

旧ソ連の超能力研究/クラギーナの念力実験フィルム/CIAによる超能力の実用化/激化する米ソ超能力戦争/ゲラー・ショックとは何か/ゲラーの密着取材/テレビでテレパシーを送る/矢追純一との出会い/その後のユリ・ゲラー/超能力映画『スキャナーズ』のリアリティ

第三章 四次元とピラミッド・パワー

大人も魅了したピラミッドの不思議な力/チェコで特許取得したピラミッド・パワー/いまも続くピラミッド・パワーの人気/魔の三角海域バミューダ・トライアングル/時空を超えた!?フィラデルフィア実験/四次元ですべての怪奇現象を解明できる/科学者たちも探求した四次元の謎

第四章 ネッシー捜索隊から深海巨大生物へ

世界は謎の生物たちであふれている!/生きた化石シーラカンスの衝撃/ネッシー捜索隊、現わる/イエティの体毛が発見された/逃げろツチノコ/ダイオウイカは海の怪物クラーケン/ダイオウイカを追え!/深海生物が宇宙生物に近い理由/メガロドンは生きていた!?

第五章 心霊写真と日本の心霊研究の復興

恐怖の心霊写真集/心霊写真の歴史/コナン・ドイルの妖精写真/蘇った日本の心霊研究と妖怪/つのだじろう『うしろの百太郎』/コリン・ウィルソン『オカルト』/科学的心霊研究としてのスピリチュアリズム/丹波哲郎『大霊界』/オカルト映画『エクソシスト』/ロックとサタニズム

第六章 日本沈没と失われた大陸伝説

『日本沈没』とオカルトブーム/小松左京がSF作品に込めた日本人論/ポスト3・11の『日本沈没』再評価/日本列島はムー大陸だった!?/プラトンに始まるアトランティス伝説/霊的進化の拠り所としての謎の大陸/大陸ブームの切り札「地球空洞説」/謎の大陸伝説は終わらない

第七章 ノストラダムスの大予言と人類滅亡

『ノストラダムスの大予言』の衝撃/世界の予言ブームと三大予言者/ノストラダムスとは何者か/世界のノストラダムスブーム/大予言第2弾と『ファティマ・第三の秘密』/日本の大予言ブームとオウム事件/911と21世紀のノストラダムスブーム/マヤの2012年人類滅亡説

エピローグ2020年ネオトーキョー

『AKIRA』の予言/オカルトとフェティシズム/21世紀のオカルト/魔術師の朝

参考文献

[出版記念イベント]

2月8日(月)19:30~ @高円寺パンディットhttp://pundit.jp/

前田亮一著『今を生き抜くための70年代オカルト』を解剖する!?

[出演]前田“ケロッピー”亮一[ゲスト]豪華ゲスト交渉中[MC]福田光睦(モダンフリークス)

Profile

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サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

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