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ロダンという名の龍宮城

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先日、広島にある鞆の津ミュージアムに行って参りました。鞆の津ミュージアムも私も今年の1月に開催していた「TURN」の企画に参加させてもらってたのですが、今回の展示がなんと最後の企画展になるとのことで行ってきたのです。(展示は12月13日まで、必見です。)

今年3度めの広島訪問だったのですが、今回は前回まわれなかったところを探索してきました。

そして鞆の津ミュージアムの津口さんが尾道に凄く素敵なお店があると連れて行ってくれたのがこの「ロダン」です。

海洋生物のお店ときいてましたが、入り口からして凄いです。「SHELL」の看板に潜水用のメットがランプになっています。オシャレ!!

 

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とにかく凄かったです。マスターの海洋生物に対する愛、愛、愛!!

凄いコレクションでした。しかも、立派なものだけではなく、簡単に手に入る貝まで。そこが素敵です。

 

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連れて行ってくれた津口さん夫妻に感謝~~!!

 

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中はガラスケースに展示された様々なコレクションが!壁も天井も青で、まるで竜宮城みたいです。

 

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貝と蓄音機のお店、ということで、蓄音機コレクションも沢山ありましたがここでは割愛。

 

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大きなカニやらエビ、亀、エイ、もろもろの海洋生物が飾られてたのですが、特に貝が多かったです。

貝だったらもう、なんでもいい、というくらいの貝コレクションでした。シャンデリアも貝だし。。

 

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ここのマスターも船をもってらっしゃるようで、毎日のように海に出かけてたらしいです。1年のうちの364日、って、それ毎日じゃん!!

 

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圧巻です。そしてマスターの話も面白いです。会話というよりは説法に近いのですが、あれだけ凄かったらファンはついていきますね。

 

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思い出したのが、いわきにある喫茶ブルボンのこと。ここもマスターの自作の彫刻の大群が展示されてるお店で、素晴らしいところなのですが、ここもマスターが濃い。会話ではなく説法。そしてどこまで本当なのかすらわからないところも似ているw

 

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やっぱ何かに取り憑かれたように執着してずっと好きなことをやり続けてる人はどこか似ているのかもしれませんよね。

 

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メニュー表も貝。ミルク入れも貝。お菓子入れのお盆まで貝。

 

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 もちろんカウンターも貝づくし、店内を探索したのですが端から端まで貝だらけなので、情報量が多すぎて処理しきれませんでした。すべての貝をチェックしきれない。

 

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カウンター・テーブルにも貝が飾られてます。お酒入れやフルーツ盛りの盆までまた、貝。

 

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もちろんグラスも貝。2つの本物の貝を合わせて作られたものでお酒を飲ませてもらいました。もう、ポセイドン気分!

 

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 沢山の貝細工。ランプも貝。

 

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そしてこの蝶のような形の貝バッグが素敵すぎて。。2つの本物の貝を合わせて作られたもの。こんなの似合う人なかなかいない!

 

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そして膨大な貝切手コレクション。本当に貝ならなんでもいいんだなぁ~w愛の深さが心地よいです。

素敵なものを見せて頂きました。本当にありがとうございました!!

 

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皆様も尾道に行く際は是非。街自体が素敵なところです。画像は尾道の夕焼け。

360度、色んな島が見える中での夕焼けは初体験でした。

Profile

saeborg

サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

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