発売中のNUMERO TOKYO 5月号では、「腸と妊娠力」というヘルス特集をしています。
女性には誰にも均等に「母になる寿命」があります。
その寿命が早く訪れる人も入れば、50歳近くでも出産できる方もいらっしゃる。
現代の日本は女性が働くのが当たり前となった反面、高齢出産や深刻な不妊問題を抱える国へと変化しています。
だからこそ、早い段階で、食事を含めた正しい知識を持つことの大切さが問われる時代に。
今回の特集では、ミス・ユニバースのファイナリストたちの美容を「食と健康」という視点でアドバイスされている
予防医療コンサルタントの細川モモさんに取材させていただきました。
モモさんの取材を開始して15分後には、すごい衝撃を受けました。
それは、日本人の妊娠に対する知識レベルが国際的に見ても低く、先進国の中では最低レベルという事実。
妊娠リテラシーはどんどん低くなっていく一方、日本人女性の出産の高齢化は右肩上がりに上昇している。
ちなみに日本では現在、結婚したカップルの7組に1組が不妊に悩むと言われています。
つまりは、本当に早い段階から、妊娠のこと、そして女性が歳を重ねるとどう体が変化していくのかを、
”知識”としてつけなければならない。妊娠リテラシーの低さが、不妊大国に繋がっている。
子どもは「ほしい」と思うときに産めると、思い込むのはとても危険。
実際に、20代であっても卵巣年齢が40代(つまりは5年ほどで、子どもを生む機能がほぼなくなってしまうということ)という若い女性が増えていると言われます。
この卵巣年齢の若さをはじめ、「産めるカラダ」は実は腸の働き、つまり食生活がとても大きく関係しているのです。
特集では、そもそもの腸の働きから、腸内細菌の話、食べ物によって引き起こされるアレルギー、
(「体によい」と信じて食べ続けていたものが原因で、フードアレルギーが発生されているなんていう場合も!)
発酵食品がベースとなっている和食の話、妊活男子が食べたほうがいい食べ物…など、
腸という視点から「産めるカラダ」になるための正しい知識を、細川さんから伝授いただいています。
女性として産まれたからには、女性として幸せな人生を歩みたいですよね。
出産だけでなく、若さを保って美しく生きれるということも女性の大きな幸せ。
今という「点」でなく、人生という「長い線」で、幸せに生きられるためのヒントがたくさん掲載されています。
ぜひ、熟読いただけると嬉しいです。