遅い夏休み、今月の頭に山口県に行ってきました。
親戚、同業の友人達もいて、そして法事があり、いつもより少し長く滞在しました。
その中で行きたかったホテル、山口県の長門、有名な「大谷山荘」に連結されているのが今回の宿「別邸 音信」OToZuRe、全18室のみのプライベート重視した落ち着いた旅館。
山の中にある雄大な敷地の中にあります。
萩まで車で30分くらいなので、萩焼など世界遺産を鑑賞したい方はとても便利な場所。
上手くプラン練ってくださいね。
今年は、山口に縁があり、社員旅行もそうでした。
その時も湯田温泉にある、素晴らしい旅館「古希庵」にスッタフ達と泊まり楽しんだのも、つい最近のように思い出されます。
ここ、「別邸 音信」は、羽田空港から山口宇部空港まで行き、タクシーで1時間少しも走る隠れ家的なエリア。
なので、今回山口ツアーをしたのでレンタカーを借りたので荷物が楽だったかな。
エントランスは大きな門が。
実は反対側の白木屋ホテルは星野リゾートに買収されたそう。なので2、3年位後はまた星野ワールドができるのでしょうね。そうなると当然、「音信」とはライバルになるわけですが、逆にそうなったほうが、お互いの持ち味が出て意識し合いサービスも向上するし、なんといってもここ長門の地域発展になると思います。
私の借りたプリウス。運転しやすかったですよ♪
ガソリン代の安さに驚愕でした。
まず、玄関に入ると驚きの“水盤”が!
大きな水盤に山の木々が映り込み、それはそれは美しい。。。
夜はライトアップされ幻想的です。
到着の時刻にはキチンとお迎えに出ていただいていて、荷物もサッと持っていただきながら、まずゆっくりと旅の疲れを癒してくれる、お抹茶に和菓子。
ここでは、靴を玄関で脱いで、そのまま上がるというスタイルの旅館なので、帰りまで靴を預かっていただきます。
畳と板の間が上手くレイアウトされていて、足の裏に懐かしの畳が心地よく・・・
ワイドパンツで行った私は、スリスリして転びそうになってしまいました(苦笑)
そして・・・このロビーがとっても美しく素敵。
到着したのが、4時半くらいだったので少しだけ陽が落ちてくる頃。
夜のライトアップがここも、またいいんです。あたたかな光がゲストを包み込みます。
庭を見ながら、ゆったりとしたひと時。
ここ「音信」は、どの箇所に行ってもラグジュアリーなゆったりとしたソファなどが置いているので、ぜひ館内のお散歩も
オススメします。特に連結されている本館の「大谷山荘」のロビーも後から紹介しますが、また格別。
音信から連絡通路があるので、こちらからは自由に行き来できますがセキュリティもしっかりしていて、大谷山荘の宿泊の方は音信には入れません。
大谷山荘を本館と呼んでいて、お土産ものも豊富に揃っています。
ただ、音信しかないものは音信の売店で購入してね。(お茶がおすすめです)
エレベーターの前にはこんなスペース。
こんな回廊が続きます。
びっくりするくらい燦々と陽が降り注ぐトップライトに気持ちいい天井高。(これは翌朝取りました)
お部屋に入ると、ここ「音信」は和とモダンが垣間見え、和紙アートなども。
こういうの、ほんとうに好きでじっくり見てしまいます。
お部屋は色々なタイプがあり、全室掛け流しの温泉付きで、メゾネットやソファも違ったり、コルビジェのLC4ハラコのスリングチェアも。
私のお部屋はマッサージチェア付(嬉)の角部屋だったので絶景をテラスでゆっくり楽しめるタイプでした。
残念ながら、紅葉までもう少し。(11/4現在)
お部屋はこんな感じです。
右奥がベッドルーム。
ここでも壁にかかっているアート作品の細工を見る私(笑)
これ、なんと和紙でとっても軽いの。今、キャレモジというアート書道を習っているのですが、この額装も以前したことがあり、壁にしっとりなじむのでお気に入りの額装の1つです。
洗面コーナーは、このボウルが2つ。トイレも2つ。
この奥にバスローブ、タオルなど充分に揃えてあり、ズボンプレッサーもありました。
棚もたくさんあるのでメイク用品の整理もやりやすいです。
メッシュで編んでいる小箱は、アクセサリーケースです。
出ました!掛け流しの温泉。湯気が立っているので熱いかな。。。と恐る恐る手を入れると・・・
ちょうどいい湯加減。
温泉宿の楽しみは、もちろん温泉。なのでいつもと真逆のスケジュールで朝早起きしてお風呂を楽しみます。
意外に大浴場に行かなく、お部屋風呂だけで終わらせてしまう方もいますが、ここ「音信」では是非~大浴場に行ってね。
なんといっても岩盤浴もあり、フィットネスジムまであります。
大浴場に続く回廊。
反対側が男湯になります。
お!また壁にオブジェ。
キレイなスクエアのガラスブロックを貼り付けただけなのにリズミカル。参考にしよ~っと♪
大浴場は洗い場4、ドレッサー4と、それだけでこの宿がかなり少人数に絞ってるのがわかります。
クレンジングミルク、化粧水はキャロルフランク。
職業柄、確認してしまうドライヤーはここはNOBBYでした。お部屋はちなみにpanasonic。
なぜ2社?
黒豆茶がサービスで置いてあり、火照りを沈めるリラックスエリアも。
朝6時~入浴できます。一番のり♡というか、7時まで誰も来ませんでした。この右奥に岩盤浴エリアがあります。
もちろん、露天風呂も堪能です。
紅葉がハラリ、ハラリと落ちてきて、まだ空気がそれほど冷たくない時期だったので、とってもリラックスできました。
ここ「音信」にはグランデスパがあるのですが、そこは時間がなく今回は見送りね。
食事の前にはバーでフリードリンクを。
落ちていく闇と庭園のライトアップが心地よいまどろみを与えてくれます。
明日、どこから行こうか~なんて旅の計画も弾みますね。
空腹で3杯もスパークリング頂いたので目がクルクル。その後の記憶が断片的なのは残念ー!私。
※呑み過ぎ注意(≧∇≦)
食事は色々なバリエーションがあり、懐石、フレンチ、鉄板焼き・・。
朝食は絶対和食がよかったので、夜は~~~大好きな鉄板焼きかな♡と、
「鉄板焼きレストラン 萩」を予約していました。
鮑のバター焼き、お肉もサーロイン&ヒレの両方堪能。
さらに赤ワイン追加。ここから最後ガーリックライス食べたの、正直覚えていません(笑)
シェフと会話弾んでいたのも、おぼろげです。
このレストランは本館の「大谷山荘」にあり、またここのロビーがすごいのなんの。
窓からはライトアップされた滝が。
このザーッとした音と爽やかな空気が、まるで浄化されていくようなスッキリとした気持ちよさ。
これは翌朝撮ったのですが、時間さえ許せれば「音信」を楽しみながら、この「大谷山荘」でお茶も素敵です。
少しホテルオークラのようなモダンさも感じとれ、周りの張った水盤が上からみても、とっても美しいの。
バタバタとまったく騒がしくない館内は、大人の大切な時間を刻むのにストレスがありません。
奥にはライブラリーも。
パソコンなどもできるデスクも完備。
お天気に恵まれ、木漏れ日を感じながら朝食。
朝からお風呂にも入り、お腹も空いていい感じのタイミング。
朝食は、2Fにある日本料理「雲遊」。
おしぼりまでOToZuRe。まず好きなジュースを1杯。私はトマトジュースを。
ここの半個室の造りはかなり好み。普通、半個室ってサービスしやすいようそのまま出入り口がストレートになっているので、違う席の方々が通ると目が合ったりするものですが、開口部の先には配膳スペース。そして、曲がったところに個室があるので、オープンなのに他人を感じない。
「雲遊」は、配膳がここ最近のホテル、旅館の中では、かなりランク上です。
目で楽しむ、素晴らしい色彩は和食ならでは。
盛りつけも、家でこうやってみようか、なんてとっても参考になります。
ほんの1個の湯豆腐が、たくさん食べきれない旅館の朝食のイメージから、和む量というのでしょうか、いい感じです。
お魚、鰆の粕漬けも美味しかったし、餡かけ茶碗蒸しも美味。
毎日、バタバタしすぎて朝食もままならない感じなのですが、これこそ旅の醍醐味。
帰りにお茶室「一峰庵」(Ippo-an)をゆっくり見せていただきました。
エントランスホールから少し離れに向かいます。
日本の「道」を感じますね。
旅館は「昼の顔」「夜の顔」を両方違うというとってもドラマティックな場所。
早めにチェックインして、どうぞゆっくり味わってください。
日本の旅館の中でも、一生に1回は絶対泊まりたい、といわれる「別邸 音信」(OToZuRe)。
喧騒から離れ、ゆっくり時の流れだけを感じたい、そんな時におすすめの大人の旅館です。
山口県 湯本温泉
大谷山荘 別邸 音信
〒759-4103
山口県長門市湯本温泉 TEL.0837-25-3377
■タクシーご利用の方は、音信にお電話し確認してくださいね。手配をしてくれるそうです。
詳細はお尋ねになってください。HPを参考に。
(例)タクシー中型車のみ(定員 4名)通常 約16,000円→12,500円になります。
では、またね★美香