1ヶ月ぶりの二連休。
こんなオンタイムにブログ書けるなんて、私には珍しい^^
実家が千葉にある私ですが、なかなか帰れる状態でなく、でもたまには親孝行?を♡
父が張り切って「九十九里まで行こうぜ!」の一言で決まった一泊二日の小旅行。
写真のような海鮮焼きを夜7時に食べれる幸せを(笑)味わってきましたよ。
でも九十九里には、私が前からどうしても行きたいところがあり・・・
ちょうど良かった。
そこは、ここ。
もう御存知な方もたくさんいるかもしれませんが「SUGAHARA HANDMADE GLASSWARE」のFACTORY!!
美しいガラスの世界を提案してくれ、料理人達も熱狂的なファンがいる、あの「Sghr」。
行ってみたかったんですよね、ずっと・・・。
ちょうど時間もたっぷりあったので見学もしました。
ファクトリーの外で“ルツボ”の説明から始まり~
工場には10個のルツボがありガラスの溶けた液体が入っているわけですが、なんと、これ3ヶ月くらいで駄目になるそう。
階段を上がって2階が職人たちがいる熱気溢れるファクトリーです。
ただ写真はNGなので、案内してくれた方に色々質問してみました。
材料は“ソーダ灰”“珪砂(けいしゃ)”“石灰”を混ぜていて、常時30名くらいの職人たちがいるそうです。
ベネチアンガラスでも有名なベネチアでも20名くらいなので、どれだけ大規模なことか!
職人たちにはもちろん若い方、女性もいます。
リアルに作っている瞬間も見せていただきました。
テレビなどで見たこともあったのですが、寡黙に作っている後姿の本物の迫力には息をのんでしまいます。
美大の陶芸を専門にしていた方達が新入社員としていらっしゃるわけですが、1ヶ月に1回デザインのお披露目会
のようなものがあり、会長初め幹部の方、みんなで“次に生まれゆく”商品を決めるのだそうです。
良いデザインであれば新入社員でもチャンスがあり、店頭に作品が並ぶのです。
きっと、ものすごく嬉しいんだろうな…。
今日も蒸し暑かったのですが、これからもっと暑くなるだろう気温ですが、冷房はNG。
ガラスが急激に冷えては破損してしまうそうで、ゆっくり時間をかけて冷やさないと気泡が入りすぎたりしてしまいます。
炉から出したガラスを3人くらいのチームで形成していくのですが、なんと3分くらいのこと。すばやい!!!
あとはベルトコンベアーみたいな所があり、走って作品を持って行かないと冷めてしまうので、見学している私たちの方がドキドキ。
このコンベアーでゆっくりゆっくり冷ますのです。
「Sghr」はいつも青山店で購入して、1つ1つ決してお安くない高級ガラス商品ですが、実は1つの作品を創るのに
大量の破損品も出てしまうという現実もあって、こんなにも丁寧だったのか・・・と改めて感心、お値段も相当だと
思いました。
破損品はリサイクルに回り、また新たに違う瓶(ラムネとか)に生まれ変わるそうです。
見て良かった・・・モノの生まれるところを肉眼で感じたのは財産。
そしてカフェも併設。
九十九里に行ったらぜひ寄ってみてください。素敵すぎるガラスの世界に浸れます。
事前予約が必要ですが、ファクトリーで体験もできるみたい。次回は絶対やろう!と思っています。
おっと、オススメしたいお蕎麦屋さんも!
この「スガハラガラス」の敷地に入る目印にもなっている街道沿いにある「桜田」。
十割蕎麦の鴨せいろを食べたのですが美味しかった♪お店の方も親切です。蕎麦湯付ね♥
さてさて、私達御一行は次に地元の「HOKI MUSEUM」へ。
懐かしい実家の近くにこんなに素敵な美術館!!
外は嵐でしたがなんのその~
両親はさすがに地元なので何回か行ったみたいですが私は初めて。
造りもかなり斬新なのですが、EVの中にもマッキントッシュがあったり、バルセロナチェアがあったり~
今開催されているのは写実絵画。えー!と写真に見間違うほどの絵画たちがズラリ。
たまには両親とこんな休みもいいものですね。
さ、またお仕事がんばります!
では、またね★美香