NYFWといったらこの大御所ブランドである、
TOMMY HILFIGERを観ないわけにはいかない。
会場はPark Avenue Armoryで行われ、2011年に初めてTOMMY HILFIGERのショーを観た時と同じ会場である。
そのときの記憶は未だにすごく鮮明でショーに圧倒されたのを覚えている。
セットのブランディングが行き届いており、コレクションの世界観がしっかりと作り込まれていた。
会場は雪山のコテージ風に設定されており、NYアップステートを連想させるかのようなセットだった。
NYは雪がつもっていたので、お気に入りの赤いGUCCIのレインモカシンを
TOMMY HILFIGERのイタリア製スーツに合わせてみた。
コレクションはハイキングガールがテーマのようで、
タータンチェック柄、ムートン素材に暖かそうなビーニーに合わせてのスタイリングだった。
他ブランドのショーでも、ビーニーガールがたくさん登場していたので引き続きビーニーブームが
来るでしょう。
しかし、欧米人の楕円形の頭の形と違って、日本人の頭の形は丸みがあるので
なんとしてもコンドーム被りにならないように避けたい。
インヒールブーツはプロポーションをきれいに魅せてくれるのでおすすめ。
フィナーレはお約束のトミー様がさわやかな笑顔と挨拶でショーが終わった。
ルック12,16,21,36,45,46をご覧頂こう。
NYの冬は凍てつくような寒さなのでタートルネックはマスト。
日本人は寒くなったらダウンコートを着がちになるのだが、
おしゃれ番長のニューヨーカーは違う。
いくら寒くても、遊び心のある切り返しムートンコートを合わせるのが主流になりそう。
ムートンコートが苦手な僕でもこのコレクションを観たあと、来年は挑戦してみたいと思えるようなコレクションだった。
フリンジつきのタータンチェックドレスは暖かいクロップ丈のウールセーターで合わせたら、冬でもまた違うおしゃれができるのかもしれない。
残念ながら今回もメンズコレクションラインはお休みだったなのだが、今後復活するように待つするとしよう。
個人的には次回のコレクションは、プレッピースタイルを是非カムバックしてもらいたい。
TOMMY HILFIGERのプレッピールックをいかにモードに進化させるのかを観てみたいものだ。
“The George”
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