アラサー二軍男子集団! 恋バナ収集ユニット「桃山商事」が密かなブーム?! | Numero TOKYO - Part 7
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アラサー二軍男子集団! 恋バナ収集ユニット「桃山商事」が密かなブーム?!

case4 「 結婚を前提に交際したのに、突然捨てられました」
case4 「 結婚を前提に交際したのに、突然捨てられました」
事務職 D子さん 35歳
事務職のD子さんは、元ラガーマンのエリートサラリーマンと婚活パーティで知り合い、結婚を前提に交際をスタート。意気投合し、デートでも楽しい時間を過ごしていた。しかし、ある日突然、その彼と連絡がつかなくなってしまったという。実はこれまでの恋愛も、最初から2番目の女だったり、捨てられるというカルマを背負うD子さん。今回も「本気だったのに、なんで捨てられたかがわかりません」と途方に暮れていた。変わりたいけど変われない。オシャレをすれば何かが変われるのかもしれないと思いつつも、一人で洋服を買いに行く気分にもなれなかった。
事務職 D子さん 35歳
事務職 D子さん 35歳
対処法:二軍男子が付き合う、買い物デート
いつも2番目になってしまう自分から脱却しようと、初めて参加した婚活パーティで出会い、結婚を前提にお付き合いをスタートした相手から、いきなり捨てられてしまったD子さん。自分のどこがいけなかったのかばかりを繰り返し考える負のスパイラルに入ってしまっていた。D子さん自身もわかっていない彼との話をぶり返すのは、もはや出るはずのない答えを探すようなもの。今の彼女には気分転換が必要だと考えた桃山商事。オシャレすることに若手意識があるという彼女を買い物デートに連れ出して、新しい服を試着してみたり、普段行かないショップに入ってみたりしたら気分転換になるかもしれない。このプラン、特に決まり事は作らず、買い物に付き合ったり、カフェでおしゃべりしたり、おなかが空いたら食事をしたりと、普通の恋人同士のデートのように1日を過ごすというもの。まずは、渋谷駅TSUTAYA前でD子さんと待ち合わせ。「どこ行く?」「あそこ入ってみますか!」などと相談しながら、彼女の洋服選びが始まる。お店では「D子さん、こういうの似合うね~」「ちょっとこれ着てみて! 俺こういう服を着てる女性に弱いかも」といつもの彼女では選ばないようなスタイリングにも挑戦してもらい、試着姿を見れば「いいじゃん! 似合うね!」「カワイイ!」と終止チヤホヤしまくる彼ら。すると、曇っていた彼女の表情に、だんだん笑顔が浮かび始めたという。竹内まりやの「元気を出して」よろしく、似合う服を探して着飾ることも、映画『プリティ・ウーマン』さながら、男性にプロデュースしてもらうということも、D子さんにとっては初めての冒険であり、自分を変えるいい機会に。彼らと一緒に過ごす中で、D子さんも少しだけ自分への自信を取り戻せたようだ。
対処法:二軍男子が付き合う、買い物デート
対処法:二軍男子が付き合う、買い物デート

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Illustration:Yuko Saeki Text:Tomoko Ogawa Edit:Yukiko Ito
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