アラサー二軍男子集団! 恋バナ収集ユニット「桃山商事」が密かなブーム?! | Numero TOKYO - Part 5
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アラサー二軍男子集団! 恋バナ収集ユニット「桃山商事」が密かなブーム?!

case2 「 嫉妬深く支配欲の強い彼から解放されたい!」
case2 「 嫉妬深く支配欲の強い彼から解放されたい!」
制作会社勤務 B子さん 24歳
テレビの制作会社のADというハードな仕事ながら、宮﨑あおい似でモテるタイプのB子さん。彼女は失恋ではなく、年上の彼氏と別れることを考えていた。髪型を変えたら「俺好みのお前でいろ!」と怒る、職場の先輩(男)の話をしようものなら不機嫌になる、テレビのお笑い芸人に笑えば「レベルが低い。俺の方が面白いだろ」とブチ切れる、B子さんが「デートに行きたい」とお願いしても、いつも家でだらだら過ごすのみという。とにかく嫉妬深く、彼女を支配したがる彼氏に辟易していたが、別れへの最後の一歩を踏みきれずにいた。
制作会社勤務 B子さん 24歳
制作会社勤務 B子さん 24歳
対処法 : 二軍男子5人に囲まれながら、車で日光
お休みの日くらい、外に出てアクティブに活動したいという気持ちを無視し、デートという名目で始終彼女を家に閉じ込める彼氏に、いよいようんざりしていたB子さん。桃山商事が彼女に用意したプランは「じゃあ、一番行きたい所にみんなで行っちゃいますか!?」というもの。「日光に行きたい」と日頃から思っていたB子さんのため、桃山商事から特にアクティブな5名が集合し、ハイ・エースを借りて栃木県日光市へ向かった。桃山商事のメンバーは、移動時間だって無駄にしない。移動時間をフルに使って、B子さんの恋の悩みや彼氏の愚痴をじっくりリスニング。「面白がらせようというおごった感情ではなく、相手の話を聞くこと、コミュニケーションが一番大事」というのが、桃山商事の根底に流れるモットーなのだ。日光では、男5人に囲まれて、東照宮や裏見の滝を観光し、いたるところで記念撮影も欠かさない。お昼には、レジャーシートを広げ、生姜焼き、卵焼き、ウインナーが入ったおにぎり弁当が振る舞われた。この弁当、なんと、清田代表自らが早起きして、せっせと用意したお手製のお弁当である。途中、シカにまで遭遇し大はしゃぎだったB子さん。友達でもなく、彼氏でもない男友達に囲まれながら、彼には絶対してもらえないようなチヤホヤを受け、彼女のクサクサした心は次第に和らいでいく。「B子さんにとっての非日常を体験してもらいたかった」という彼らのもくろみは大成功し、別れ際にB子さんが見せた陰りのない表情が、彼女の決意を証明していたという。桃山商事との小旅行を経て元気になった彼女は、彼の懐の小ささを痛いほど実感し、晴れやかな気持ちでお別れすることができたそうだ。
対処法 : 二軍男子5人に囲まれながら、車で日光
対処法 : 二軍男子5人に囲まれながら、車で日光

▶ 「プロポーズしてくれない彼と、別れたのに同棲中」看護師 C子さん 29歳

Illustration:Yuko Saeki Text:Tomoko Ogawa Edit:Yukiko Ito
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