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天才過ぎて最前線!“テクノロジー男子” 生態図鑑

Rhizomatiks
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ハイレベルなテクノロジーを用いながら、広くお茶の間にもウケる数々の仕事を成し遂げてきた天才的クリエイティブ集団、それが「ライゾマティクス」。東京・目黒を拠点に活動する彼らの活動は、YouTubeなどを通じて世界中で話題になることもしばしば。Perfumeが6人になる演出のサポートをしたり、顔に電気を流して表情を動かしたり、スニーカーを楽器にしてしまったり、LEDで電飾したデコトラを作ったり…。やんちゃな天才男子たちが、まるで“部活”のように集い、スゴイ作品を創り続ける現場にて、創設者のひとり、真鍋大度さんに話を聞いた。
 

──現在、どれくらいのスタッフがいますか?

20人くらいで、平均年齡は30歳前後。ウェブサイトのデザインをはじめ、クリエイティブディレクションからソフトウェアの開発、さらにアート作品やインスタレーションまで、あらゆる領域をこなす精鋭ぞろいです。


──ライゾマティクスといえば、アーティストとして国際的な受賞歴を誇る真鍋さんと石橋さん、国際的な広告賞の常連でクリエイティブディレクターの齋藤精一さんが有名ですが、他のメンバーについても教えてください。

僕と同じくクリエイティブ系プログラマーの堀、比嘉、小島、鴨居、堀井、デバイス担当の柳澤、サーバエンジニアの中浜、アートディレクションとデザインを行う木村、構造設計を担当する坂本、映像作家の本間、プロデューサーの千葉、プロジェクトマネージャーの有国、島、平田ら、各方面のスペシャリストがそろっています。上下関係はあまりなく、みんな仲がいいですよ。


──広告でもアートでも、技術とクリエイティビティの融合を高いレベルで実現しているのはスゴイですね。

僕らの仕事は、ざっくり言うとライブ演出系、インスタレーション系、ウェブ系に分けられます。ライブ演出系は、例えば最近手がけた『氷結サマーナイト』。Perfumeのライブでは彼女たちの指先をトラッキングして映像を生成する仕組みや、虚像の姿と競演して6人で踊るパフォーマンスのディレクションとソフト開発を担当しました。また、ウェブ系では、Perfumeのグローバルサイトにて、彼女たちのモーションキャプチャデータと楽曲データを配布して、世界中の人たちに二次創作を解放する企画と開発をやりました。Facebookのアカウントで自分だけの美術館を生成するウェブコンテンツ『The Museum of Me』もそうですね。スニーカーを楽器にしてアーティストユニットのHIFANAが演奏する『Nike Music Shoe』ではソフト、サウンド、ハードを担当しています。インスタレーション系は、例えば渋谷に今年オープンした商業施設のヒカリエに設置されているサイネージのインフォメーションデザインなどです。昨年僕らが制作したアート作品の『Particles』は、日本で公開されたのを皮切りに、世界中から声がかかり、現在、オーストリア、フランス、ドイツ、韓国などで展示されています。

 
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Portraits : Maki Taguchi (MIG) Interview & Text : Akiko Saito(A4A) Edit : Keita Fukasawa
 
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