Culture / Post
ここがポイント
海に囲まれた絶景を巡りつつアート鑑賞
空き家や廃線駅、銭湯が最新アートに変貌?
越後妻有(えちごつまり)など芸術祭の匠・北川フラムが監督
深澤孝史『神話の続き』(アーティストによる制作中の作品プラン&イメージより。)
塩田千春『時を運ぶ船』(アーティストによる制作中の作品プラン&イメージより。)
日本海に突き出す能登半島の先端=最涯で始まる国際芸術祭。海に囲まれ、風景の変化も豊かな里山/里海をアートのフロントランナーたちが訪問。その魅力とともに、人口減少を物語る現実にも向き合いながら作品を生み出す。地元の廃線終着駅から未来を探るトビアス・レーベルガーの作品など、訪れた者はそこで「かつて・いま・これから」を思うだろう。
芸術祭のメインヴィジュアルを撮影した写真家の石川直樹による奥能登の風景
『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ』を育てた北川フラムが総合ディレクターを務める。訪問者に料理を振る舞う地元の習慣「ヨバレ」体験企画など、ツーリズムを超えた出会いにも期待大。
ひびのこづえ『スズズカ』(アーティストによる制作中の作品プラン&イメージより。)
『奥能登国際芸術祭2017
最涯の芸術祭、美術の最先端』
会期/2017年9月3日(日)~10月22日(日)
会場/石川県珠洲市全域
全作品を鑑賞できるパスポート/一般前売¥2,000、当日¥2,500ほか
休館日/会場・プログラムによる
お問い合わせ/奥能登国際芸術祭実行委員会事務局
TEL/0768-82-7720
URL/oku-noto.jp
この夏注目のアートフェスガイド2017
日本全国、地域発のアートイベントが花盛り。「音楽フェスもいいけどアートもね!」的な楽しみはもう常識。夏休みから秋にかけて出かけたいおすすめのアートフェスを解説!
奥能登国際芸術祭2017 日本海沿いの絶景エリアで最新アートが時空を超える
奥能登国際芸術祭ロゴ
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