決死の思いでゴンビンに辿りついたわたしたち。
笑顔になったお父さんともお別れの時間です。
ゴンドラから出ると、まずはおみやげ屋がお出迎え。
オーシャンパークに引き続き…おみやげ屋大好きだな！！！
この商魂、フィンランドに少し見習ってほしいです。
足して２で割ってほしいです。
こんな山奥に、雰囲気のある街並みが広がっていました。
カフェやレストラン、おみやげ屋が軒を連ねます。
なんとスタバまで。
なんか願いを叶えてくれそうな木もあります。
ゴンドラからも見えたおおきな大仏さまが遠くにみえる。
不思議な空気に守られた街です。
動物を模した武具をつけた守護神たちが並ぶ一本道を通り、
身に着けてるモノかわいいのに顔が怖すぎるわ！！！！
いよいよ大仏さまのお足もとに。
またそこから270段の階段を登らないと彼のそばにはいけません。
いよいよ大仏さまが間近に―――
まだか。
さすが270段一筋縄ではいきません。
あたりを見下ろすともはやこんな高さです。
左端のほうに目を凝らすとゴンドラが見えます
こんなところに！！！こんな仙人しかいなそうなところにゴンドラ！！！もう誰にだかわからないけどアホかと言ってやりたいよ！！！！
少し休憩したら、またのぼる…。
止まらない息切れ、笑う膝。
それでものぼってのぼって…！
やあ。
ついたーーーーーーーー！！！！！
おじゃまします大仏さまーーーーーー！！！！！！！
見上げると首が痛くなっちゃう、そうさ彼は23メートル。
女子もメロメロさ。
そうさ彼の名は天壇（てんだん）大仏。
30香港ドルで大仏さまのおからだのなかに入れてもらえます。
このチケット、小食付きということで「なにが食べれるの？」と訊いたら、
「そこでアイス食べてもいいし、降りたとこにお寺があるからそこの精進料理でもいい」とザックリした回答。
売店のどこでも買えるアイスと精進料理って…！アイス雑すぎるよ！！！
大仏さまの中は、撮影禁止でした。
書物や絵画などの宝物が飾られていたり、
亡くなったひとの写真が並べられていたりしました。
香港のひとたちの心のよりどころとして
生けるものも死せるものも、この大きなからだで包み込んでしまう
そんな寛大さを大仏さまから感じたんだな…。
それではさらなる場所へ、地上へ舞い戻りますか。
大仏さま、じゃあね！
おしまい
