上海記~本屋編~ | Chikako Yonehara
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上海記~本屋編~

上海の本屋事情

上海にはデパートや駅前にちいさい本屋さんもぼちぼちありますが、

一番有名なのは人民広場にある上海書城(簡体字では上海书城)という本屋さん。

奥に見える”世紀出版集団 上海书城”の文字…なんか強そうですね!!

7階まである建物に、様々なジャンルの本がところせましと並び、

さながら本屋のデパートとなっております。

春節前だったので「新年書店」とはしゃいだ名前に変身してました。

なんやねん、新年書店て!

 

そんな上海の本屋さん…

こちらの本屋さんとは少し違う。

 

~ここが違うぞ本屋さん~

・基本的に本が安い。

基本的には表紙も紙もが薄く、安い仕上がりになっていて大抵20元(約300円)ほどで買えちゃう。

CD付きの語学本が19元で買えたりと、語学学習者にもやさしめです。うらやましい。

 

・こどもに本を読み聞かせる…それができるお母さんって、素敵ですよね。

こどもはその本を、大人になっても覚えてたりするもんです。

ほんとうに素敵…

それが本屋での出来事じゃなければ!!!

そう、お客さんたちは

まるでここはあなたのおうちかい?とおもうほど

リラックスしています。

床に座ってればまだいいほうです。

本の上に座ったり、床に寝そべったりすることも珍しくはありません。

 

・店員が本を投げる

お前らもかい!!

本を選別しているのかなにかわかりませんが、

カゴに向かって本を放り投げる店員さん。

結構その音響いてますからね?その階に降り立った瞬間からガッコンガッコン聞こえてましたからねっ!?

なんのために彼らは本を投げるのか…。一体なぜカゴを近づけないのか…

謎ばかりである。

 

・店員がおつりを投げる

たぶん本屋に限ったはなしではないでしょうが、

わたしが上海にいるときで一番景気のいいおつりの投げ方をされたのが

南京東路のデパートに入ってる上海書城のレジでのことでした。

チャリーン!!と投げられ、レジに広がった小銭を一枚一枚拾う・・・

わたしはなんででたかが1毛を必死に広い集めているんだろう・・・。

・・・なんだかとっても虚しい気持ちになりました。

 

時々何かが起きてる。

うん…何がどうなったらここまでになるのかちょっと理解ができない。

ダイブしたのかな・・・?

 

はい。そんな感じで、ちょっと日本の本屋とはイメージが違いますね。

新品だからといってピカピカの本が買えるとは思わないほうがいいです!

 

 

ちなみにわたしが買った本セレクション。

上海で大ブームの”巴拉拉小魔仙”の絵本。絵本というか。気が狂っている。

ほんわかうさぎ絵本。たぶん疲れてたんだと思います。

”柯南”・・・そう、コナンです!ただ、ここは言論統制の敷かれる中国…

大きいコマの殺人シーンはモザイクがかかってます。

小さいコマはかかってません。

基準は一体なんだ。

大爆笑必須の日本語の教本です。今日の新聞をもらえますか。はい、みもろください!

詳しくはこちらから!!

http://yon-usa.blogspot.jp/2013/02/blog-post_1325.html

http://yon-usa.blogspot.jp/2013/02/blog-post_22.html

http://yon-usa.blogspot.jp/2013/02/blog-post_24.html

 

これだけ買って、50元(約450円)・・・

クオリティが高すぎます。

 

 

おしまい。

 

ところで本日は明日から副都心線と乗り入れになるため今のかたちの東横線が最後の日です。

ともに別れを惜しみませんか。

http://yon-usa.blogspot.jp/2013/03/blog-post_13.html

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chikako yonehara

ライター兼謎のうさぎ職人。ゆるめの毒舌でいろんなものをふわっと斬り込む!旅をしたりちょっと女子力を上げたりしてます。

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