【旅館・里山十帖04】旬を味わう贅沢すぎるごはんと美肌の湯 | Chikako Yonehara
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【旅館・里山十帖04】旬を味わう贅沢すぎるごはんと美肌の湯

温泉のあまりの気持ち良さから意識を取り戻すと、夜ご飯の時間。
「里山十帖」内にあるレストラン「早苗饗 −SANABURI−」へと向かった。
古式ゆかしいながらもモダンな空間。
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座るだけで、ちょっと異世界に迷い込んだ気持ちになる。
日本最大の米どころ新潟に来たということで、さっそく日本酒飲み比べセットを嗜む。
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「高千代」「魚沼で候」「鶴齢」。
日本酒初心者ながらも、飲み比べてみるとそれぞれの違いが分かる。
自分の好みを探りながら、お料理を待つ。
野菜いろいろの前菜「秋の天然色」
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天然きのこ蓮根餡「山の恵み」
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佐渡ののどぐろと十日町梵天なす「どちらがお好み?」
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定番の焼き鮎をそばに絡めたまさかのお料理「旅館といえば」
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越後もち豚の杉スモーク「森を守ろう」
(まっすぐにしか根を生やさない杉が増え続けると土砂崩れの原因になるし他の木が生えないため杉を使うことが森を守ることにつながるという自然保護まで担う超絶うまい豚)
遊び心ある名前の、丁寧に作られたお料理たち。

無農薬&有機栽培の旬野菜を中心としたメニューで
健康オタクなわたしも大満足。

「実はメインディッシュ」と名付けられたテーブルの横に設置されたお釜でいい香りを振りまきながらじっくり炊かれたお米も
おいしさのあまり一粒残らず食べ尽くして唖然とされる。

新潟の旬をぺろりと平らげた。素材の味が生きてるってこれだね!???

ごはんを食べたら、今度は温泉へ
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ぬめるような触感のお湯は、皮膚病にも効果があるとされる「美肌の湯」。
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夜は真っ暗になり、月と星だけが照らしてくれる。
微かに虫の声がするだけの静かな時間。
何にも邪魔をされない…。部屋の露天風呂も気持ちいいけど、この広々した温泉も気持ちいい。
怒涛の気持ちいい。
あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~…。何も考えず浸る。
出たらツルツルの肌。
幸せ、そして幸せ。

お風呂から出て喉が渇いたところを癒してくれるのが二箇所あるラウンジだ。
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19時からは日本酒や焼酎、ウィスキーにハーブティーが置かれる。
クラッカーやクッキーもつまむことが出来、
これまたおいしいものばかりなので食いしん坊は要注意。
食後にも関わらず「温泉入ったしいいかな?」と自分を甘やかしつつついつい口に放り込んでしまう。
ラウンジ/ギャラリー 「hito – bito」では、作品展示や講習会などの学び場としても利用される。
わたしはイベントがないときに行ったため、
ラウンジとしてとろけそうになるくらい心と体を休めたのだった。
部屋とはまた違う空気感が、心地よくわたしを包んでくれる。

気が済んだら、ふかふかのベッドで寝よう。
また明日、しあわせなことが待っているから。

【里山十帖created by 自遊人】http://www.satoyama-jujo.com/
新潟県南魚沼市大沢1209-6 Tel. 025-783-6777
※季節や時期によってプログラムや食事が異なります。詳しくは里山十帖HPでご確認ください。

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chikako yonehara

ライター兼謎のうさぎ職人。ゆるめの毒舌でいろんなものをふわっと斬り込む!旅をしたりちょっと女子力を上げたりしてます。

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