旅日記☆よっかめ | Chikako Yonehara
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旅日記☆よっかめ

4にちめ

 

安定の9時半起き。もう、早起きはあきらめたへたれず。

地下鉄に向かって念願の場所へ・・・!

博多の地下鉄案内はほんとうにかわいいとおもう。

 

旅に出る前、両親から言われていました。

「博多へ行ったら”あの場所”に寄るんだよ」

「”あの場所”にいけば、きっといいことがあるからね」

そう、それは勇者に宝の在り処を教えてくれるかのごとく・・・

わたしたちは、言われた通りその場へ向かいました。

両親との、約束を果たすために・・・

 

その場所は

博多・赤坂にある料亭”稚加栄”です!!

なんてこった。生きた魚たちがいるじゃないか。

これはわたしたちのようなへたれた庶民が言っていいところなんだろうか・・・と考えていたら

・・・oh!

素晴らしい料理はさることながらうさぎのせいで主役級のおさしみが見えないことにもびっくりだよわたしは

おいしい天ぷら、お刺身、煮物、蟹汁、お豆腐、茶わん蒸し、ごはん、おつけものをいただくんですが

かたわらには明太子チューブが・・・!

父親は旅に出る前語りました・・・

そのチューブがいかに素晴らしいかを。

わたしはそのとき、身を持って体感したのでありました・・・

 

おーいしかった!

 

赤坂から天神まで歩いて、HKTの子を見かけてドルオタのわたしは興奮して、八百屋さんで売ってた桃ジュース飲んで、

天神から電車に乗り博多まで。

博多からまたJRに乗りついでいざっ電車の旅!

 

電車に乗り辿り着いたのは、佐賀駅。

そう。吉野ヶ里遺跡を飛ばして佐賀に辿りいてしまったわたしたち。

どうしよう。何をするんだ。

悩んだ挙句悪人(見てない)のロケ地で、ヒーローとヒロインが出会ったとされる場所で

同じような構図で写真を撮り(見てないのに)、

SEIYUで2000円の激安水着を買いました。

それから駅前で堂々とタバコを吸う高校生を興味深く眺め、そこらかしこに書いてある「熱烈歓迎!」の中国語に

佐賀県の熱烈な中国へのアピールをみました。

九州で一際ちぃさな”佐賀県”という存在が、とても気になりました。

 

2時間に一本しか来ないJR長崎本線に乗って、端っこ長崎へ!

長崎へ着いた頃には、もう真っ暗になってしまいました。

鹿児島から電車7本乗り継いで長崎まで来たというカップルと写真を撮りあって、

目的地向かうため、急いでちんちん電車に飛び乗る!

この”ちんちん電車のある風景”っていうのが、またいいよね。

とてつもないトラベル感。あと信号無視できない危機感。

やっぱりね、もともとだめだけど、「油断してっとまじで死ぬからね?俺轢くからね?」みたいな容赦のなさに

信号わたるの、ちょっとはらはらします。

 

そして急いで向かった先は

眼鏡橋!風情がある。風情があるよね。

川べりで花火をしているこどもたちを見て、なんだかあたたかい気持ちになりました。

ほんとうは、原爆は眼鏡橋のあたりに落とされる予定だったらしい。

長崎の中で、人が集まって政治の中心地であった眼鏡橋周辺。

でも上空から見て地上が見えることが落とす条件だった原爆において、曇っていた眼鏡橋あたりではなく、

浦上のあたりになったんだと、橋のそばに書いてありました。

眼鏡橋のあたりに落とされていたら、被害者は浦上の比ではなかったと。

でも、そんな人数のはなしではなくて、広島長崎と見てきて

なぜ2回落としたのか。落とさせてしまったのか。

ということを考えました。

1回だったらゆるされるとかいうわけではもちろんないけど、ゴキブリにゴキジェット何回も何回も吹きかけるみたいに

ぱたりと動かなくなるまで、念をおした。

そんな非人間さ。どうしてそれ以外の手段をえらべなかったんだろう。

 

いままで誰かが歩んできた道の、あたたかい部分。くらい部分。

そういうものを、ひとつひとつ考えながらたくさんの誰かが作ったり守ったりしてきたものを、

覗き見させてもらっている。そんな気持ちで旅をしながら、長崎の夜を歩いていました。

おい。おまえ。わたしは真面目な話をしているんだ。(怒)

今夜も最安値のホテルへ向かい、荷物を置いて

長崎のよるごはん!

はい!定番!

皿うどん!

ホテルに近くて遅くまでやってる”熱烈厨房”でいただきました。

遅くまでやってる。超大事。

 

今日もおなかいっぱいで、おやすみなさい。

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chikako yonehara

ライター兼謎のうさぎ職人。ゆるめの毒舌でいろんなものをふわっと斬り込む!旅をしたりちょっと女子力を上げたりしてます。

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