上海記~棲み家編~ | Chikako Yonehara
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上海記~棲み家編~

わたしは1月末から2週間ばかりですが、上海で中国語のおべんきょうをしていました!!

その間、家族と泊まったホテル、学校そばのビジネスホテル、父の友人のおんなのこの家と

2度のお引越しをしました。

 

まずはじめに家族と泊まったホテルはHOTEL PRAVO(上海寶御酒店)というキレイなホテルです。

きれいなロビーです。はい、ロビーです。部屋の様子は荷物が映り込みすぎて晒せる代物じゃあございませんでした。

朝ごはんのブッフェも食べすぎて死にそうになるくらいおいしいです。

置いてあるのとは別に、その場でオムレツや麺料理を作ってくれるところがあり

たくさんブッフェから取ってから無鉄砲に牛肉麺を頼んだら

こんな本気の麺が出てきて涙が出るかと思いました。

「もうお腹はちきれる」と「おいしいもっと食べたい」の大戦争です。なんて悩ましいの。

はい。泊まりたくなってきましたね。HOTEL PRAVO、URLはこちらです!(ステマ)

 

家族とおさらばしひとりで泊まったビジネスホテルは、一見きれいでしたが部屋に入ろうと廊下を歩いていると

部屋のドアの前にひとが。

不思議におもいながら部屋に入ったら

ん?名刺が落ちてるよ。拾い上げてみると…

・・・・・・。

なるほどオッサンはカモなわけね!

まぁまぁ、おもしろいじゃないの、と思っていたらその日の夜。

・・・・・・。

プーンて・・・。

冬だぜ、おまえ。上海でもここでしか見たことないぜコバエのこと。

3日ほどしかいませんでしたが、一泊190元(約2850円)もとってこれは。おまえ。

後日学校の先生(上海人)に「コバエがいるからあのホテルやだ」といったら

「ワタシもあのホテル汚いダカラ嫌です~!」と一蹴してました。

 

そして。そんなビジネスホテルを逃げ出したわたしを迎えてくれたのが父の友人のやさしいお姉さん(上海人)です。

同居人がいなくなって、部屋が空いてるから来てもいいよと言ってくれました。

ドキドキの上海マンションデビュー、ドキドキのホームステイデビューです。

タクシーに乗って到着。

守衛さんもいるし、いい感じ!

上海のマンションは同じようなマンションが何個も立ち並び、それぞれ「1楼」「2楼」と名前が付けられています。

そしてそのあとの「○○○号」が何号室かということ。

お姉さんの家は、「2楼5☆☆号」でした。

スーツケースをずるずるしながら2楼の前に…

 

あれ…?

 

これ、エスカレーターとかはない感じ…なのかな?

もらった住所を思い返してみよう。「5☆☆号」…。

これね。絶対ね。

 

5階だよね…。

 

へたれ代表として言わせていただくと、

このときの絶望感、半端なかったです。

 

しかし立ち向かわないわけにはいかない!!

一段一段、スーツケースを押しあがりながらのぼりました。

 

いい運動になるね、上海のマンション!(ポジティブ)

 

マンション生活はじめの夜。

「階段暗くて怖かった~!走ってのぼってきたよ」と言ったら、

笑いながら「横にスイッチあるから、つけながらのぼるんだよ!」と教えてくれました。

 

なるほどスイッチね!

どのフロアも同じつくりになっていて、ワンフロアに2つの部屋があり、

右側の部屋のドアの隣に大切なスイッチがあります。

翌日の夜から安心の日々がと思ったものの、おして1分くらいで消える仕組みだということに気付く。

どうやら消えないうちにササーッとのぼる必要があるらしい。

ササーッとのぼっていくわたし…っておい…3階電池切れてんじゃねぇか…!

真っ暗な階段はこわいので3階はダッシュです。

5階について、ドアを開けようとするが建てつけが悪くなかなか開かない。

焦ってると、ふと消える電気。

こわいから、ダッシュでつける。

夜の階段は戦いでした。

 

犬連れたおばちゃんに話しかけられて少しも聞き取れなくて

「聞き取れないです」って言って言い直してくれたのも全く聞き取れずテンパったわたしは

「ごめんなさい!聞き取れない!ごめんなさい!ごめんなさい!!」と走って逃げたこともありました。

いまだにおばちゃんに申し訳ない。おばちゃんの早口にわたしの耳ついていけナカッタヨ。

必死に謝りすぎておばちゃんのちょっと引いたあの顔が忘れられません。

夕方の階段も戦いでした。

 

あとマンション自体には関係ないけど

お姉さんの飼ってるわんちゃんがシャワー室をトイレに使ってることもペット歴0日のわたしにとっては

戦いでした。

 

お姉さんは頑張ってわたしと会話してくれました。時に紙とペンを使いながら。

しかし、夜遅くまで起きてると「寝なさい!もう遅いから!寝なさい!」といって電気を消してくれました。

 

 

そんなわたしが巡る上海のおはなしをこれから更新していこうとおもいます!

 

 

おしまい

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chikako yonehara

ライター兼謎のうさぎ職人。ゆるめの毒舌でいろんなものをふわっと斬り込む!旅をしたりちょっと女子力を上げたりしてます。

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