スペイン記~マドリード編2~ | Chikako Yonehara
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スペイン記~マドリード編2~

前回紹介した「ソル広場」から、歩いて10分ほどにある「マヨール広場」。

そしてそのマヨール広場から3分ほど歩いたところに『ボティン』というレストランがあります。

ボティンはギネスにも登録されている世界最古、1725年から営業しているレストラン。

ヘミングウェイも愛していたそうで、その愛は代表作「日はまた昇る」に登場させるほど。

歴史あるこのレストランは、お客さんが途切れることなく訪れる超人気店です。

ちなみにあまりに私服感丸出しだけどこのふたりも店員さんだよ。

 

お店の内装もさることながら、ウェイターさんも味のある男性ばかり。

わたしたちのテーブルについていたおっちゃんは適当なのになんだか憎めない素敵なおじちゃんでした。

 

はじめに持ってきてくれたのは赤ワインのなかにたっぷりの果物が入ったサングリア。

スペインの夕食に欠かせないフレーバード・ワインです。

器もオリジナルでかわいかったんですがちょっと目の前のことに必死すぎてね。何で木の絵の部分をメインに撮ったのか…。

さらにこの微妙なサングリアのグラスに入れ具合は一体何故なのか…。

ちなみにサングリアの語源はスペイン語で“サングレ(血)”ちょっとこわいな!

気軽にサングリアって呼びたくなくなったよ!!

 

こちらも絶対に欠かせない、お食事のお供パンです。

どこに行っても出てくるパンお前が好きだよ。

だけど興奮してて撮るの忘れてカゴが写ってる写真しかなかった。ごめんね。

スペインのパンはどこで食べてもおいしい!

 

ニンニクのスープ。

卵のまろやかさ、なかに入ったスープを吸ったパン。

想像以上にやさしい味でおいしかった。

 

アヒージョ(エビのガーリックオイル煮)。

アヒージョ研究会会員としてこれは言わしてもらいたい日本スペインでアヒージョ食べてきたけど

ここのアヒージョが一番うまい。だが一番高い。

えびさん10匹くらいでざっくり1500円くらいするアホみたいに高いアヒージョですが(日本のアヒージョ相場はちょっと大きさ的にはちょっと小さいけど500円~700円)、

今改めて値段確認したら高すぎてちょっと笑えてきましたが、

アヒージョ好きは食べて決して損はない奇跡のアヒージョです!!!!

 

そして…この店の名物、子豚の丸焼きのお出ましだ!

ふたりで頼んだのですが、一人ずつ切り分けてもらってこのサイズ。

なんてボリューミー!

皮はパリパリと香ばしく、お肉は噛みしめるたびに甘い。

薪で焼いているそうで、とても芳ばしい香りがします。

付け合せのポテトもホクホクでおいしい。

 

斜め向かいに座ってたTOYOTAで働くアメリカ人とスペイン人のおじちゃんたちとおはなししたり、

フレンドリーでわきあいあいなスペシャルな時間を

世界最古のレストランで過ごしたひと時でした。

 

 

 

つづく

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chikako yonehara

ライター兼謎のうさぎ職人。ゆるめの毒舌でいろんなものをふわっと斬り込む!旅をしたりちょっと女子力を上げたりしてます。

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