フィンランドへもミュージアムへもひとっとび。大型本があれば!
ご多分にもれずゴールデンウィークの旅行を泣く泣くキャンセルした私。Netflixで「世界の摩訶不思議な家」や「OUR PLANET」 を観たりしては気を紛らわせていたのですが、このところ我が家で人気急上昇中なのが、こちら。
『マップス 新・世界図絵 愛蔵版』です。ポーランドの絵本作家が手がけ、300万部以上売れているベストセラーになった大判地図絵本『マップス』の新装版(20カ国追加&最新情報に更新したもの)で、動植物、名建築、食べ物、著名人、文化などあらゆる特色をイラストで解説していてとても面白いです。世界62か国それぞれ見開きでどどんと紹介していて、“大きな紙に描かれた地図を見る”という行為が見知らぬ場所へ旅に出かけるときの高揚感とどこか近いものがあるのかもしれません。行った気にまではならないけれど、妄想トリップにはもってこいです。
また現在、徳間書店のサイトで同シリーズの『マップスらくがきワークブック』のぬりえ、めいろなどをダウンロードできます。
ちなみにこの本、どれだけ大きいかというと……
このぐらい!
文庫本と比べてみました。蛇足ですが、右の『フィンランド語は猫の言葉』も大変面白いです。まずタイトルがいいですよね〜。
翻訳家の稲垣美晴さんがフィンランドに留学していた頃の語学習得にまつわる苦労話をまとめたエッセイで、約40年前に出版された当時は未知なる北欧の国フィンランドを知るための本としても紹介されたようですが、私は“違い”を知り受容していくプロセスに興味をそそられ、また留学経験者としてはあるあるの嵐でもありました。