※この記事は、Numero TOKYO編集長・田中がハニカムにて連載していた記事を再掲載したものです
出雲大社「平成の大遷宮」で本殿内を拝観して参りました。
60年に一度しか巡ってこない機会だそうで、娘は2度目があるかもやだが、私はここしかない!と
暑さに負けそうになりながら、八雲の図を拝んで参りました。
3泊4日の間に、須佐神社にお参りに行き、八雲風穴で涼み、足立美術館に行き、米子の白兎海岸で海に入り、最後には世界遺産に登録された石見銀山ふもとの大森の街並みへ。充実した4日間でした。
ところで足立美術館の館内に広がる庭園は、アメリカの雑誌で「必ず見るべき日本庭園」5年連続1位に輝いているお庭だそうで、そんな雑誌があったことも驚きですが、足立美術館の美しさにも感嘆。ちなみに第2位は、桂離宮です。
でも、あまりにも美しく整い過ぎて、なんだか外国人が好きそうな空気感が漂っていたのは確かですが。庭園の他に130点にものぼる横山大観の作品と、北大路魯山人の作品が常設で飾られてあるのもポイントです。
景色を堪能したら、レストラン「大観」にてモンブラン&コーヒーで舌鼓。
ここのコーヒーは、久しぶりのヒット。スプーンは庭師が焼いた竹炭スプーンで、
コーヒーがまろやかになるとういう、いたれりつくせりな感じ。
窓の外では暑さに負けず、庭師さんたちがお掃除している姿が。
毎日毎日、お掃除されているからこそ、美観が保てるのですね。
私のように、たまに大掃除してる身としては、身につまされる思いです(汗)。
鯉が泳ぐ池の水が太陽に反射し、庇に知恵の輪のような光がうごめきます。幻想的ですよね。
最終日は車に揺られて3時間、石見銀山まで足を運びました。
が、実際の銀山観光は本気(3時間ぐらいかけて歩いたりするみたい・・・)じゃないと見れず、
なので、石見銀山町並み地区を探索。なかなか風情ある古い街並で、良かったです。
山陰地方。どうして山の陰として評されているのか、きっと意味があるのでしょうね。
それにしても、須佐神社のパワーは凄かった・・・。