さららさん。 | Ako Tanaka
Ako Tanaka

さららさん。

※この記事は、Numero TOKYO編集長・田中がハニカムにて連載していた記事を再掲載したものです

 

私、生まれは大阪なんですけど、ある時期に実家が宝塚に引っ越しをし、
それからは帰省先は兵庫県宝塚市。
宝塚遊園地はなくなっちゃいましたけど、宝塚市立手塚治虫記念館があったり、
宝塚温泉湯元の温泉街もあり、ゆったり流れる武庫川もあり、
帰るとほっと落ち着く場所ではあるのです。

もちろん宝塚歌劇は有名で、大劇場の周りは、
ファンの方々が列をつくって何かを待っています。
(何を待っているのか、すみません、定かではありませんが・・・)

私にとって実家がある場所、として完全オフモードなのですが、
困ったことに私の顔の造作が、ちょっと宝塚の男役風?に見えるからなのか、
後輩(というか若めの劇団員)らしき人から会釈されたり、
またちょっと目上の劇団員らしき人から、「あれ? 挨拶ないのかな?」という
強いまなざしで見つめられたりして、結構ドキマギしちゃうのです。

前置きが長くなりました。
もしかしたら宝塚の街中ですれ違ったことがあるかもしれないですね、月船さららさん。

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さららさんは、宝塚の男役スターという劇団員の誰もが憧れる座から、女優へと転身されました。
2年越しの篠山紀信さんからのラブコールで、このたび初の写真集『Free』が刊行されます。
Numero TOKYO7月28日発売号の29ページ目にも載っています。

『Free』ですが、かなりディープな内容になっており、
いろんな意味でいろんなものを脱ぎ捨て、
心身ともに裸になった渾身のフォトセッションが展開されます。
驚き&垂涎ものの写真集です。

さららさん。
お会いした瞬間から友達になれそうな、スケールの広さを感じさせる女性でした。
会うなり「Numero TOKYO毎号買ってみてますよ~。なので今回取材していただいて嬉しかったです!」
と言ってくださいました(涙)。注目の女性です!

Profile

ako tanaka
TOKYO
editor in chief

編集長。ミラノで雑誌や広告などに携わった後、帰国後はフリーランスのスタイリストとして活動。スタイリストやファッションエディターとして活躍後、2005年11月『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)も好評発売中。
ako tanaka│blog│numero.jp Numero TOKYO エディターズブログ

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