こんばんは。
今晩はJames Turrellの”Twilight epiphany skyspace at rice university”をご紹介。
日の出/日の入り前後に、太陽の光と色の変化するLEDの光を融合させることで
地球の公転を視覚的に体感できるようにしたインスタレーションです。
自然vs人工という光や色の融合を感じることができるだけではなく、
「日の出/日の入り」の時間をわざわざ演出することで、
普段自覚する機会の少ないその時間や自然を再認識させてくれます。
そんな作品にこめられたメッセージと共に注目していただきたいのが建築。
きれいに整えられたピラミッド型の台座に据え置かれ、
細い柱で支えられたフラットな屋根は、まるで空中に突如出現した異次元空間への入り口のよう。
反対側へと続く道を軸に、シンメトリーに配置されていることによって、
空間の「美」と同時に、不気味な静けさのようなものが漂ってくるのもヤミツキになるポイントかもしれません。
崇高でちょっと怖くて・・・でも、足を踏み入れてみたい。そんな好奇心をくすぐられる作品です。
1Fと2Fから空を仰ぎ見ることができる
腰掛けるための椅子の材料は、この大学のあるテキサス産の御影石。
外へと抜ける通路は、アスリートがピッチに向かうような緊張感を思わせます。
大学生活というピッチに出て行く緊張感でしょうか?笑
そしてなんと、7/21~9/25まであのNYのGUGGENHEIMで展覧会が開催されるそうです!
そのシーズンNYに行かれる方は要checkです。
東京にも宇宙への入り口発見!!
東京の国際フォーラムにありますが、用途は・・・?
誰でもお世話になる男女別になってるアレです笑
さあ、今週のFriday nightは宇宙へワープ!!!
Good night.
cf:designboom